兄弟姉妹全員が大法の素晴らしさを知り 修煉する
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文/黒竜江省の大法弟子

 【明慧日本2018年1月11日】私は今年で54歳になり、家族5人兄弟姉妹の内の3番目です。上には兄と姉がいて、下には弟と妹がいます。

 大法が命を救ってくださり、姉と妹が修煉を始める

 1998年、私は尿毒症にかかってしまい、病院に行っても全癒する術はないと言われました。その時、弟から『轉法輪』の本をもらい、この本を2回読んだだけで、まだ煉功もしていないのに、なんと体中の腫れが消えました。ある日の早朝、偶然道端で法輪大法の煉功点を見つけ、皆と一緒に煉功しました。1カ月後、病が完全に治り、これをきっかけに大法修煉を始めました。

 その頃の中国では、尿毒症は不治の病とされていました。法輪功を修煉して、病が治ったこの奇跡を目撃した姉と妹も、相次いで修煉を始めました。5人兄弟姉妹の内、残るは兄だけがまだでした。

 『轉法輪』を勉強して、良い人になること、そして、良い人よりもさらに善良な人間になるということを知った私は、家族だけでなく、仕事場でも与えられたいかなる仕事も成し遂げるために、積極的に一から学びました。3年間の間、基礎から学び、一から始め、ついに社長秘書の座を手に入れました。ボーナスとして本社からマンションが与えられ、また、真面目に仕事をしてきたことで給料も上がりました。しかし、新しく来た副社長がそのマンションに目を付け、そのマンションを副社長に譲りました。

 本社だけでなく、支社まで私が法輪功を修煉していることを知り、皆、支持してくれていました。

 1999年、江沢民を首謀者とする集団が法輪功への迫害を始めてから、北京を訪問して真実を告げることを恐れた地元の警察署は私の身分証を差し押さえました。そのため、出張の度に会社の方から警察署に出向いて手続きをしなければならず、警官が会社まで来ました。ある日、近頃の私の状況を把握しようと警官が社長を訪ねてやって来ました。社長は、「君たち警察官は真面目に犯罪者を捕まえないで、善良な市民の生活をかき乱して、一体何のつもりだ! うちの会社の全従業員が法輪功を修煉して、みんな彼女みたいな素晴らしい人間になってくれたら、こちらとしては大喜びだ!」と警官たちを追い返しました。

 病に苦しむ兄は修煉を恐れる

 2016年の秋のある日の朝、私は賃貸先の部屋で警官に連行されました。原因はなんとある同修と電話で連絡を取っていたからです。彼女の電話が盗聴され、それがきっかけで私は連行されただけでなく、家まで差し押さえられてしまいました。31日間拘禁された後、釈放されて家に戻りましたが、パソコン、携帯電話、身分証、現金、通帳、ハードディスク、仕事で使う顧客名簿、そして、大法の書籍まで何もかも警官に押収されてしまいました。取り返そうと何度も警察署に行きましたが、無駄でした。そのためにお金も仕事もなくなり、生活も困難になり仕方なく田舎に戻りました。

 実家に戻り兄を尋ねると、お姉さんは半身不随ですでに2年間も寝たきりで、ベッドから降りられないことを知りました。ヘルニアにより手足が変形してしまい、胸が熱いと言っては、真冬でも常に氷を嘗めており、尿も真っ赤でとても刺激臭の強いものでした。

 兄夫婦の唯一の娘とその娘婿は2人の子供を残して都会で商売をしており、長男は中学校に通っていて、長女はまだ4歳で2人とも兄が世話をしていました。

 兄はとても老けていて心臓病を患っているため、いつも薬を飲んでいました。お腹も妊婦のように大きく腫れており、ご飯を少し食べただけでパンパンに腫れ上がってしまいます。夜も眠れず、深夜になるとタバコを吸ったりテレビを見たりして時間をつぶし、朝まで寝ない日々がよくありました。そして、ストレス発散のためにお酒を飲み、酔うと大声で人を罵りはじめ、時には窓を開けて叫ぶこともあるので、近所に大きな迷惑をかけていました。朝、孫たちを見送った後は、夜眠れなかったことが原因で午後までずっと寝ていることもしばしばありました。

 兄のこのような情況を見て、私は何日もの間兄の家に泊まり、家事をしたり、兄夫婦に自分の修煉体験を話したり、江沢民の罪状を伝えたりなど、2人に修煉するようにと勧めました。しかし、兄は私が拘禁されて、仕事まで失ったことを聞くと、ますます怖がるようになりました。

 毎朝、朝食を食べている時間を利用して、私は兄夫婦に「明慧ネット」に載っている修煉体験文章を読み上げたり、同修たちの実話を話したり、現在の中国の政権の現状を教えたり、悪い事ばかりしてきた政治家の報いを伝えたり、「天安門広場での焼身自殺事件」の真実を教えたりして、兄夫婦の心配を一つずつ消していきました。

 半身不随の姉さんが自力で起き上がる

 弟は兄の家に衛星アンテナを取り付け、兄は家で新唐人テレビ局が放送している「九評共産党」や「臓器狩り」の調査についての番組を見て、共産党の悪質さを知りました。

 その間、姉と妹も相次いで姉さんの様子を見に来てくれ、ご馳走を作り、姉さんはとても感動しました。「以前のあなたはお金持ちで、気品も高くて、私たちの事など気にしたことなどなかったのに、今はこんなにも優しく家事も手伝ってくれて、おまけに風呂やトイレまで連れて行ってくれて、本当に感謝しているわ。実の妹でさえこんなに親切にしてくれなかったのに。あなたを見て、大法の素晴らしさを感じたわ。主人が修煉するかどうかは知らないけど、私は修煉するわ!」と姉さんは妹に伝えました。

 姉さんはベッドに座ることしかできないため、第一功法と第二功法を教え、それから、師父の説法ビデオを見せました。その他にも大法に関する音声テープを流し、これを聞いていた姉さんの状態が少しずつ良くなっていきました。自分で体を動かせるようになった姉さんに残りの三つの功法を教え、それから、功法のDVDを見せました。

 そして2週間後、再び兄の家を訪ねた時、姉さんのすでに変形してしまった体のほとんどが元に戻り、兄は「前は顔を洗うのですら大変だったのに、今はもう後頭部まで触れる! この大法は本当に不思議だ! 俺だって、怖くなかったらきっと修煉していたさ。でも、もし捕まったら、一家全員終わりだ。お前が捕まった時、俺がどれほど心配していたか分かるか? お袋の墓の前で泣いた。法輪大法が素晴らしいのは分かっているさ。でも俺は怖いんだ。怖いから修煉できないんだ。共産党は最低だ。どんな悪いこともできるからな」と本心を教えてくれました。

 兄も大法を修煉する

 昨年の大晦日、私たち4人兄弟姉妹は兄と姉さんを尋ねました。姉さんはすでに松葉杖を使って歩けるようになり、皆で一緒に新年を迎えて兄はとても喜びました。その晩、兄は普段の2倍ほどたくさんのお酒を飲みましたが、まるで少しも飲んでいないように、悪酔いせず、頭が非常にはっきりしていました。

 お正月から5日ほど経ったある日、兄は私たち兄弟を家に招いでごちそうを作ってくれました。私たち兄弟は皆兄に修煉することを勧め、兄は嬉しさに駆られて「法輪大法がこれほど素晴らしいから、俺も修煉する!」とついに言ってくれました。

 それから2日ほど経ち、再び兄の家に行き、修煉するかどうかを兄に尋ねました。すると、兄は「そうだな、兄弟全員で煉功しよう。エネルギー場も強いからな!」と言ったのです。

 兄の誘いを受けて、姉と妹が来ました。姉は兄夫婦に煉功の動作を詳しく教えた後、皆で煉功することになりました。最初、兄は第二功法の両手を頭上にあげる動作の時、どうしても耐えられずに二度も逃げ出そうとしましたが、二度とも妹に引き留められて、「兄さんの煉功に付き合うために、わざわざ来たのよ。これくらいの辛抱もできないでどうするの。もう少し頑張って苦を嘗めれば、業力も消えるわ。良い事よ!」と妹が厳しく言いました。

 何とか五つの功法を終えた後、「多少は疲れるけど、最後まで耐えた後は、本当に体が軽く感じるな!」と兄は喜びました。姉と妹は兄の家に10日間ほど滞在し、朝は煉功し、午前中に学法し、お昼休憩を取った後、夜まで師父の説法ビデオを見ました。夜になると新唐人の番組を見るという予定の詰まった毎日を過ごしました。

 兄がようやく大法修煉を始め、私たちの同修になったのです。兄は毎朝煉功を続けており、兄なりに精進しています。また、私と兄夫婦で兄の家で学法拠点を立ち上げ、毎週兄の家で2日間ほど滞在して、皆で学法をすることになりました。

 兄が修煉してから間もなく、ずっと患わっていた様々な病が治り、今では、人を罵ることもなく、毎日朗らかです。また、兄は自分が修煉して病が治ったことを友人に伝え、師父の書籍と説法ビデオも友人に貸し、その友人もなんと修煉を始めたそうです。

 先週、兄の家に行きました。「『轉法輪』を勉強して、修煉者は殺生してはならないことを知り、今では生きた魚を買わないことにしているよ。それと、心性を修煉しなければならないから、先日、女房に怒られた時、反射的に言い返そうとしたけど、すぐに自分の誤りに気づいて謝ったよ。それから、女房の弟が家に来た時、女房の実家が俺たちをあまり良く思っていないことを話していた。以前の俺なら、怒って罵っていたが、今は修煉しているから、『真・善・忍』に基づいて良い人になるために、俺は我慢したさ。後で、女房に『大法があなたを変えたわ』と褒められたよ。それとな、今、学法を通して一人一人が法を得ることのむずかしさを知った。様々な方面による妨害があるからな。俺も、初めて煉功した時、二度も諦めようと思ったさ。妹があれほど厳しく言ってくれなければ、お前たちが付き合ってくれなければ、俺はきっと修煉していなかっただろう」と、これまでの自分の気持ちを教えてくれました。

 今では、私たち5人兄弟姉妹全員が大法を修煉しています。佛法が私たちの心身を潤し、家族全員が健康で悩みもなく、幸せに生活しています。これらすべては、師父と大法からの恩恵によるものです。師父に感謝いたします! 大法に感謝します! 私たち兄弟姉妹はこれから先も師父の教えをしっかりと守り、「三つのこと」をしっかり行い、誓約を忘れずに衆生を救っていきます!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/10/21/351437.html)
 
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