【明慧日本2018年2月13日】遼寧省瀋陽市の法輪功学習者・張清華さん(60)は、1998年に法輪功の修煉を始め、それによって脳腫瘍が治り、心身ともに健康になり、幸せと希望に満ちた人生の扉を開いた。
しかし、中国共産党による法輪功への迫害が張さんの幸せな人生を破壊した。1999年7.20以来、張さんは法輪功の修煉を堅持していたため、3回不当に連行され、2回、計8年の実刑判決を宣告された。
張清華さん |
法輪功を修煉して脳腫瘍が治る
30代の時、張さんは頭痛がますます深刻になり、片方の手足がよく痙攣(けいれん)し、歩行時には足の動きが安定せず普通に歩けなかった。病院に行くと脳腫瘍と診断された。医師は「治療が難しい。手術を受けたら手術台から降りられない可能性がある(死を意味する)」と家族に告げた。張さん一家は絶望に陥った。
ある日、張さんは親戚から法輪功を紹介してもらった。張さんは真面目に煉功をし、学法して、間もなく健康になり、病気が消え、性格も明るくなり、人を助けることが好きになった。同マンションの電気が故障したら、張さんは職人に依頼して修理した。隣人の水道の蛇口が壊れたら、張さんは自分の家の予備の蛇口をあげた。張さんは生活に困った友人をよく助けていたが、自分は簡素な生活を送っていた。
法輪功を堅持して5年の実刑判決を下される
2000年、張さんは北京へ陳情に行った時に連行されて2年の労働教養を強いられた。2008年8月10日、張さんは待ち伏せていた瀋陽国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官により連行された。あるホテルで、張さんは男性警官5人、女性警官1人により椅子に縛ばられ、何らかの書類にサインを強要された。そこで、張さんは負傷して4、5カ月にわたって左肩が動かず、肩に卵大の腫れ物ができた。続いて、張さんは留置場に移送された。
留置場で、張さんは囚人用の赤いチョッキの着用を拒否し、「法輪大法は素晴らしい」と叫んだため、警官3人に酷く殴打され、首を踏みにじられ、両手を背中に回されて手錠を掛けられた。
同年10月29日、張さんは3年6カ月の実刑判決を宣告された。2009年1月13日、張さんは遼寧省女子刑務所に移送された。そこで、張さんは姜玉華という受刑者に何度も殴られて意識不明になった。警官により「生体投げ」という拷問を受けた。それは、数人が張さんを持ち上げて、突然投げるという刑罰である。この刑罰によって、張さんは脳神経を破損し、大腿神経が深刻に負傷して、長い間、意識が朦朧とした状態にあった。
江沢民告訴に参与して、再び3年の実刑判決を
2015年6月18日、張さんは中国最高検察庁に江沢民告訴の書類を郵送したため、2016年11月14日、派出所の警官により連行され、多くの個人財産を押収された。翌日、張さんは留置場に拘禁された。
2017年9月29日、張さんは瀋河区裁判所に懲役3年の実刑判決と罰金2万元を宣告された。この裁判を不服として上訴したが、瀋陽中級裁判所に原裁判維持すると裁定された。今年1月9日、張さんは再度、遼寧刑務所に入れられた。