もと脳腫瘍患者の受けた恩義に感謝する物語  
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2018年2月2日】私は数学の教師です。36歳のある日、普段通り学生らに授業していましたが、突然、演壇にばったり倒れて意識を失い、病院で検査を受けると脳腫瘍でした。頭に腫瘍ができること自体危険ですが、私の場合の脳腫瘍はさらに非常に厳しいものでした。発症すると激烈な頭痛がはじまり、時には床に倒れて痙攣(けいれん)を起こし、口から白い泡を吹き出し、意識を失い、精神、意識ともに障碍を受けました。

 一度故郷で滞在中に発症しました。夜中でしたが、何も上着を着ずに外へ走り出しました。当時、外は零下18度でした。私は1時間以上外にいましたが、倒れて全身が傷だらけになり、その後、凍ってしまいボール状になり、地面に倒れていました。母は私が見つからず、焦りのあまり緊急通報しました。どのくらい時間が経ったかしりませんが、私は面識のある人に発見され、そして家族に迎えられました。もう少しで凍え死ぬところでした。これは後で母が私に教えてくれたことですが、当時、私は何も知りませんでした。その頃、このようなことがたくさん発生しました。私自身もたくさんの苦労を舐め、本当に非常に可哀想な状態でした。

 校長先生は治療に専念するよう長い休暇をくださいました。その時、私は脳腫瘍を数年間患った1人のお姉さんに出会いました。彼女は私より病状が軽く、発症すると立つことができず、全身が震え上がって倒れそうになるのだと言います。そんな状態で彼女は頭蓋骨の手術を受けた後、いろんな貴重な薬を飲みましたがやはり治らず、この病気は難病で特効薬がありませんでした。また自分をみてみると、さらに希望が見えず、生きられる日まで生きようと思っていました。

 その後、母は農村からこちらに来て私の面倒をみてくれました。当時、母はすでに2年間近く法輪大法を修煉していました。修煉する前、母は重いリウマチと関節炎を患っていて、畑の仕事ができないばかりか、歩くことすらできず、いろんな薬を飲んでいました。たくさん薬を飲んだため、歯がすべて抜けてなくなつていました。法輪功を修煉してから、母は歩くことができただけでなく、身体が軽くなって、風を切って歩けるようになり、あまりにも不思議でした。

 ある日、母が私に「あなたも大法を修煉しなさい。 大法だけがあなたの命をきっと救えます」と勧められました。私は自ら母が大法を修煉してから発生した不思議なことを目にしていたため、非常に大法を信じていました。それに当時、私は病に良いといわれる漢方薬や西洋薬をすべて呑んできたし、あらゆる方法をやり尽くしましたが快方に向かわず、現代医学にすっかり失望していました。そして、私は法輪大法を修煉することに決め、あった薬をすべて捨てました。

 こうして2010年に、私は大法の修煉を始めました。しかし最初、私は如何に修めるかを知らず、また修煉の過程は絶えず人間の執着心を取り除くということも知らず、さらにトラブルに遭遇するとうちに向けて探し、至るところで人のために考えるということも、何もかも知りませんでした。ただ毎日書籍を読み、心の中でも非常に大法を信じ、師父を信じ、自分の病気が治ると信じていました。当時はこのような考えで大法を修煉し始めました。慈悲なる師父は私のために身体を浄化してくださり、業を滅してくださいました。少しずつ、私は発症する回数が少なくなり、また発症する周期も遠ざかりました。これらは私に非常に大きな自信を与えてくれ、この間、私は師父を信じ、薬を一粒も飲みませんでした。

 その後、私は心性を向上させ、いかに着実に修めるかを知りましたので、めったに発症しませんでした。時には苦しい感覚を覚えましたが、正念が生じ、大丈夫だと思うと、すぐその感覚がなくなりました。あっという間にもうすぐ修煉して8年が経ちます。私はこの間、注射をせず、薬を飲まなかったのですが、今ではどんな仕事もできるし、完全に健康な人になりました。これは奇跡ではありませんか。

 修煉する前、私は負けず嫌いで、性格が特に良くなく、些細な事でもすぐに怒っていました。常に娘を殴って泣かせ、隣近所の皆にうちの子の泣き声がよく聞こえていました。一度、大学受験の前夜、娘が家で勉強していましたが、なぜだか娘と口喧嘩をし、娘のメガネを壊しました。娘は泣きながら「メガネがないと明日どうやって受験しますか」と怒りました。その後、夫が帰宅してこの事を知り、非常に怒りました。そして、夫婦間の殴り合いが始まりました。その時、夫と娘は私に対して多くの不満を覚え、私を相手にしなくなり、家庭のトラブルが非常に深かったです。

 大法を修煉してから、しらずしらずのうちに私は変わりました。一方、いかにしてよい人になるかが分かり、すべてのことは「真・善・忍」の原則に従って行い、「善の心」を持って人のことを受け入れるべきだと分かってきました。いつでも話をする時は、穏やかな表情で、笑顔で接し、穏やかな心で周りのすべてのことに対応しました。また、私は真面目に『九評共産党』を読みました。自分の以前の負けず嫌いで、闘争好きで、短気で、すごい剣幕で人に迫るなどはすべて、党文化に由来していると気づきました。以前は、そのような闘争哲学を提唱し、威勢を張って、すぐに人に殴りかかるなどしょっちゅうで、日常茶飯事でした。この問題を意識するようになってから、私は以前修めていた党文化を徹底的に否定し、排除するようにしました。自分の本性である善良な一面が蘇るように気を配りました。

 私の変化を娘も夫も目にしてきました。娘はママが良い人に変わったと言ってくれ私と仲良くなり、少しずつ心に秘めていることを私に言ってくれます。夫は私が修煉してから、心身ともに巨大な変化が発生したのをみて、少しずつ大法を受け入れ、大法は素晴らしいと認めています。修煉してから、私は給料が振り込まれる通帳とキャッシュカードを夫に自由に使わせました。夫の給料は彼自身が管理していますが、私は一切何も問いません。その後、彼は私の変化を見て、私の通帳を返してくれ、私に好きなように使用させてくれます。私の親友や親戚は私が健康になり、変わったことに驚いています。彼女らはこれまでの私の体験したことを聞きたがり、彼女らも大いに恩恵を受けました。

 今、私は本当に幸せです。今生で大法を得、大法を修煉している幸せ者です。今日テーブルの前に座って、この体験を書き、さらに多くの人に私の修煉物語を分かち合えることは本当に幸いです。

 ここで、私に健康な身体や修煉する素晴らしい人生を与えられ、幸せな家庭をくださった、法輪大法に感謝し、師父に感謝いたします! 師父、本当にありがとうございました! 師父の恩徳に弟子は一生を尽くしても尽くし切れません!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/1/29/360181.html)
 
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