【明慧日本2018年1月29日】ドイツ法輪大法修煉心得交流会が、今年1月14日、ドイツ南部にあるバイエルン州のバート・キッシンゲンで開催された。ドイツやスイスからやって来た法輪功学習者が交流会に参加した後、法輪功創始者の李洪志先生に対する新年の挨拶をし、記念に全員揃って写真撮影をした。
18人の法輪功学習者が交流会で修煉体験を分かち合った。発表者は西洋人学習者が大多数を占めた。交流会後、大勢の学習者は多くのことを学んだと話し合った。発表を聞き感動して涙を流した学習者や、同修との差をあらためて感じたという学習者もいた。
メディアの仕事の中で名、利、情を修める
スーチンさんはメディアの仕事の中で、いかに少しずつ名、利、情を放下したのか、その過程を紹介した。
大学で5年間企業管理を学んだ彼に、真相を伝えるメディアで仕事をする機会が訪れた。最初、彼はこの仕事を受けるべきかどうか決め兼ねて、決めるのに苦労した。「私は文章を書いた経験がないし、うまく書けません。また、この仕事をして生活を営むことができるのか? この仕事は私の学歴や職歴と完全に異分野であり、これは私のレジュメ(レジメともいい、履歴書)にどんな影響を与えるのか? 私の友人の多くは医者や、弁護士、あるいは名の知られた企業でよい仕事をやっていますが、彼らはいかに私の新しい仕事をみてくれるだろうか?」といろいろ考えていた。その後、彼はこれらの疑問の多くは名、利と面子を求める執着から生じたことだということに気付いたという。
彼はこの仕事を引き受けることにし、最初はあまり順調に行かなかった。彼はビデオの編集を学ぶよう要求された。それから、ニューヨークのビデオ制作チームに参加し、その後、翻訳チームに配属させられた。彼はオーバーキルだ、親戚の前で金鎚の川流れ(下積みで頭が上がらないこと、出世の見込みのないことのたとえ)だと感じた。「自分は成功することを求めている、自分を実証しようとしていると分かっていましたが、やはりこの考え方を変えることは難しく、常に心のバランスが取れませんでした。同時にこれらの仕事が作用をするかを疑っていました。その間、私に仕事を得るために条件を提示(オファー)してくれる会社が現れ、待遇が非常によかったのです」。彼は仕事を変えることを真面目に考えはじめ、その後、一部悟りを受けて、自分に問題があると意識できたという。
「私はベトナムで新唐人のプロジェクトを担当している1人の同修と私の状況を交流しました。彼女はベトナムでたくさんの問題に遭遇したと言い、また、かつて常に放棄しようと思っていたとも教えてくれました。しかし、いつも新唐人の仕事は彼女が世に降る前に師父と交わした誓約の一部分と感じ、もし放棄したら、それは自分の約束を守らなかったことになる。もし本当に当時放棄していたら、いま彼女は必ず非常に悲しんでいるはずだとも言いました。彼女の話を聞き、私はその会社からのオファーを拒否しました」
「その会社からのオファーを拒否してから、私は自分の結果を求める心、成果を求める心が少しずつ薄れていくことに気づきました」。その後、メディアの発展は順調になり、新唐人ニューヨークチームの手助けを受けて、彼らの成果とビジョンも見えてきたという。
「私はかつて私の仕事が自分の専門と合わないと文句を言いました。しかし、少しずつこの執着を放下した時、面白い変化が発生しました。私は協調を取る方面の仕事がますます多くなり、ますます以前の会社で5年間やっていた仕事に似てきました。こうして私の仕事の経験を活かすことができました」
最後にスーチンさんは「修煉の過程は本当に非常に不思議です。もし修煉者が執着心を放下しなければ、何もかも非常に難しく感じられ、やり遂げられないと感じます。しかし、執着を放下すると、状況はすべてよい方向へ変わります」と述べた。
フランクフルトの観光地で真相を伝える
Streckerさん(女性)はこの数年間、毎週土曜日にフランクフルトの観光地に行き、中国人観光客に法輪功の真相を伝えている。彼女は最初このことは中国人学習者の仕事だ、西洋人学習者と何の関係もないと思う状態から、中国人に真相を伝える重要性を認識でき、中国人に対する良くない観念を捨て、彼らに対して善の心を持って対応し、かつ同修を尊敬することをいかに学んだかを述べた。
2013年、彼女はロサンゼルス法会に参加した。師父の説かれた中国人に向けて真相を伝えることの重要性は彼女に深い印象を残した。「ロサンゼルス法会で私は師父の説かれた説法は私に向けて説かれたものだと深く感じました。そこで私は自分も観光地に行き、真相を伝える責任があると認識しました。師父の説法はそのまま私の心に深く入り、ロサンゼルスでパレード中に、私はずっとこのことを考えていました。もちろん、当地の中国人にもチラシを配りました」
ドイツに戻ってから、彼女は毎週土曜日の真相を伝える活動に参加しました。「最初新聞を配布することは私にとって容易いことではなかったのです。彼らはうるさくて、服装もきれいではなかったからです。その後、私は多分、私のネガティブな考えが作用を働いていると認識できました」。彼女が考えを変えた時、局面に変化が起き、一部の中国人が新聞を受け取らなくても、彼女に微笑んでくれるようになったという。
Streckerさんが学んだもう一つのことは、同修を尊敬することだった。「私は以前、観光地に真相を伝えに来ない同修に対して文句を言っていました。その後、1人の同修が私に観光地に来てない学習者は、私よりさらに精進しているかもしれないと話してれました。このことにより、私は人を勝手に判断すべきではなく、内に向けて探し、自分を向上すべきだということを学びました」と述べた。
政治要員に真相を伝える
Blombachさん(女性)は美容院を経営している。彼女はお客様と友人にいかに法輪大法を伝えたかについて述べた。
一度、彼女は連邦議会議員の選挙関連のフォラムに参加した。最初、彼女は緊張し自分はまだ準備できないと思っていた。その後、彼女はうまくいくだろうと自分を慰めた。「私は1人で行くが、実際1人ではない、大法が一緒にいる、また大法弟子は必ず主導作用を働くべきだ」と自分に言い聞かせた。この考えを持つと、彼女の恐怖は消えていったという。
観客と政治家でいっぱいの大学の会場で、彼女は続けて発正念した。フォラムが終わった時、彼女は候補者のところに行き、自己紹介をした。また彼に法輪大法の概括を紹介をし、生体臓器狩りを含めて中国で迫害されていることを説明したという。
その候補者は非常に興味を示し、長く話し合った。彼は明慧の雑誌を数冊もらい、彼の友人にも見せると言った。彼はまた健康を保持することにも興味を示し、いつか法輪功を学びたいと言った。その後、彼は選挙で勝ち、連邦議会の議員になったという。
Blombachさんは師父に感謝し、法輪大法は彼女に政治家を含めて、すべての人と話し合う勇気をくれたと言った。「これらの人々は何が起きているかを知る必要があります。これほどたくさんの機会をくださった師父に感謝と感激で一杯です」と述べた。