【明慧日本2018年1月26日】遼寧省瀋陽市の法輪功学習者・呉業鳳さんは不当に連行され、スタンガンで電撃され、不明薬物を飲まされて、全身腫れ上がり、各臓器が衰弱していき、今年の1月7日に薬物による迫害を受け、死亡した。享年55歳であった。
呉さんは背が高く綺麗で、法輪功を修煉した後、人格も向上し、素晴らしい人となった。
1999年秋、呉さんは洗脳班(思想改造施設)まで連行され、そこでスタンガンで頭を電撃された。ある警官は呉さんを押し倒して背中に乗り、2回軽くジャンプした。
2008年6月15日、呉さんは瀋陽皇姑区亜明派出所の警官により尾行され、連行され、瀋陽市留置場に収容された。断食して迫害に反対した。その仕返しに、呉さんは粗暴にも塩水を灌食され、一度死にそうになったことがある。
2009年2月6日、瀋陽市皇姑区裁判所は呉さんを含む6人の学習者に対して裁判を行い、弁護士10人が学習者を弁護した。裁判が終わった後、4人の学習者は刑事的な量刑を免除され、10カ月にわたって拘禁され、4人はやっと解放された。これは中国共産党が法輪功への迫害を始めて以来、瀋陽市で初めての無罪の裁定であり、瀋陽市の官僚らに大きな衝撃を与えた。そこで、瀋陽市610弁公室はこれについて「秘」という文書を市の各レベルの部署に通達したという。
しかし、呉さんは懲役5年の実刑判決を宣告され、遼寧省女子刑務所に移送された。刑務所9監区で、呉さんは受刑者らに体中を針で刺され、膝までも針で刺された。そのせいで話せなくなり、見知らぬ人を非常に恐れ、手、足の末梢神経が機能しなくなった。
9監区長は武力という者で、中国共産党の邪悪な政策の凶悪な実行者であった。中国では、刑務所の監区長は監区内で絶対的な権力があり、監区も「刑務所の中の刑務所」と言われた。警官らはお金や昇進のために、惜しげもなく学習者の生命を奪うことも稀ではなかった。
およそ2011年9月、呉さんは12監区に移られた。そこは刑務所の病院で、呉さんは精神病患者と一緒に拘禁された。
呉さんは毎日不明な薬を飲まされ、精神がますますおかしくになり、飲めず食べれず、ますます衰弱していった。
5年にわたって迫害された呉さんは2013年6月15日に刑期を終えて釈放されたが、長年の間、不明薬物を飲まされ、全身が腫れ上がり、すべての臓器も衰弱したあげく、今年1月7日に死亡した。享年55歳であった。