刑務所で真相を伝えて衆生を救う
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文/遼寧省の大法弟子

 【明慧日本2018年2月22日】2005年4月、私は数人の同修と一緒に法廷の入口に法輪功の資料を貼りに行ったとき、ビデオカメラに撮られました。私達は警官に派出所に連行されました。

  私は警察官に拷問され、名前は何と言うかと聞かれました。私は、「私は大法弟子です」と答えました。それから何を聞かれても、私は全て「法輪大法は素晴らしい!」と答えました。一人の凶悪な警官は私を殴ったり、蹴ったりし、私は断食を始めました。夜私は薄暗い部屋に連れて行かれ、数人の警官が私に、「名前は何と言うか? あなた達は一緒に何をしたか?」と聞きましたが、私は相変わらず、「私は大法弟子です。法輪大法は素晴らしい!」と答えました。

 翌日、私達は派出所の警察官に留置場に入れられ、私達は別々に分けられ、一人ずつ監禁されました。監禁室に入ると、警官は囚人服を着せようとしましたが、私は拒否し、断食をして法輪功迫害反対の態度を続けました。3日目、私は警官に、手足をそれぞれ手錠のような刑具でベッドに固定する「定位」という拷問をされ、3日間動けなくなり、また野蛮に一日2回灌食されました。

 留置場で私を迫害した警官の中で、最も邪悪なのは留置場の政法委員でしたが、しばらくして彼は悪報に遭い、免職されました。

 免職された後、彼は自分が大法弟子を迫害したので、悪報に遭ったとわかり、私に対してやったことを後悔しました。私は彼に会いに来てもらい、謝ってもらいました。私は彼を憎まず、彼は邪悪に毒害されたとわかっていました。私達大法弟子は神の道を歩んでいるので、美しい未来を神までも羨ましがります。大法弟子に悪行をした人は、本当に迫害されている人です。彼らには未来がなく、地獄に落ち、ひいては地獄にもいる場がなく、なんと悲惨なことでしょうか! 私は彼がやっと目覚めたことを嬉しく思いました。私は彼に、「今後は大法弟子を迫害することをやめてください。善悪には報いがあることは天理であり、大法弟子に善で接すれば福報を得られますよ!」と真剣に言いました。彼は合掌し、二度と法輪功学習者を迫害しないと再三に約束しました。

 彼は総務を担当し、当番の日はいつも私の面倒を見てくれて、御飯を手配してくれ、しかも美味しい物ばかりでした。私は断りましたが、彼は相変わらず最も美味しい食事を持って来てくれました。他の警官は彼がやりすぎだと思っていました。彼はずっと私に申し訳ないと思い、私に、「法廷に知り合いがいるので、できるだけ軽く判決するように頼んでみますね」と言いました。私は、「ありがとうございます。あなたを信じています」と言いました。私と話をしていた時に、娘が大学生だとわかり、真剣に私に、「私達は友達ですので、あなたがここにいると、家族は経済的に困るでしょう。私の給料は5000元以上あるので、娘さんの面倒を私が見ます」と言いました。私は、「お気持ちはありがたいです。家はお金に困っていません」と言いました。私は彼が大法の真相がわかってくれたことを嬉しく思いました。

 留置場で「定位」の迫害をされたとき、もう1人の囚人が私の面倒を見てくれました。彼は村長でしたが、人に誣告されて刑務所に入りました。彼はとても善良な人で、私に、「あなた達(法輪功学習者)は全て良い人です。体を崩さないようにできるだけ御飯をたくさん食べてね」と言いました。彼は大法に縁があると思い、彼に三退を勧めると、すぐに共産党から退出しました。その後彼は福報を得て、半年後、無罪で釈放されました。

 あるヤクザのボスがいて、暴力的犯罪を犯しました。私が彼に三退を勧めると「他の法輪功(学習者)が勧めたら、信用しないが、あなたが勧めるので、私は信じます。私は共産党員ですので、退出します」と言いました。私が「定位」の迫害をされたとき、彼は監禁室の室長でした。私が野蛮に灌食され拷問されたとき、ずっと「法輪大法は素晴らしい!」と叫んでいましたので、彼は感動して、私を偉いと思ってくれました。

 ある殺人犯がいて、私が監禁室で「法輪大法は素晴らしい!」と叫ぶ毎に、彼は親指を立てて、「あなた達法輪功は素晴らしいです。あなたが叫んだら、警官は黙っていた」と言いました。私は彼に三退を勧めると、彼は、「私は共産党員ですので、退出します」と言いました。彼は関東の出身であり、性格は豪放でした。「人を殺したら、命で償わないといけない」という天理がわかっていたので、死刑執行の数日前、他人に歌を書いてもらいました。歌詞は良くできていて、彼は全室の人の前でこの歌を歌いました。歌で自分の人生がもうすぐ終るという悲しい心を表しました。死刑を執行される日、彼は全室の一人ずつに別れを言い、皆に「私に言いたいことがありますか?」と聞きました。私は聞かれたとき、私は彼に、「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい! と覚えてください」と言うと、彼は素直にうなずきました。

 もう一人の殺人犯がいて、共産党員でした。私は入ったときに、煉功をしていました。彼は私がやられると心配し、私を止めました。私は彼に三退を勧めましたが、彼は退出しませんでした。その後、彼は私が強暴を恐れず、自分の信仰を守り、他人のために考えていることを見て、私を尊敬し、法輪功を尊敬してくれました。再び彼に三退を勧めると、彼は「必ず退出します」と言いました。

 ある麻薬中毒者は軍人出身であり、共青団員でした。最初彼に三退を勧めたときに、彼は退出しませんでしたが、その後私との付き合いにより、私の言動に感動して、心から大法の真相がわかってくれました。再び彼に勧めたとき、彼は、「あなたがやっていることを見て、法輪功(学習者)は良い人だとわかりました。以前テレビでの宣伝を信じて、法輪功に好感を持っていませんでした。あなたによって、テレビの宣伝は嘘だとわかりました。私はあなたを信じますので、必ず退出します」と言いました。

 ある刑事犯は入る前に特警隊員でした。彼が入ったときに、私は彼に大法の真相を説明しました。彼は共産党の腐敗がわかり、共産党の裏をよく知っていたので、すぐに共産党から退出しました。それからの日々、彼は生活上で私の面倒を見てくれ、買い物するときに、私の分も買って来てくれ、食べ物、着る物、日常品等、彼が持っている物を私も全て持っていて、非常に助けてくれました。そして、私のことを自分のことだと思い、全ての面倒を見てくれました。

 私が留置場に1年以上違法監禁されていた間に、受刑者は入ったり、出たりしました。私は出会った全ての人に、法輪大法からいただいた慈悲を贈りました。真相を伝え、三退を勧めるのは必須のことであり、これは大法弟子の責任でした。留置場で約50人に三退を勧めました。

 特に私は刑務所で監禁された1年の間、環境が悪く、暴力や残酷な刑に直面しましたが、私は慈悲心で私と接した全ての人(警察官、受刑者)に対応しました。彼らは救われるべき衆生でした。私は彼らに大法の真相を伝え、三退をすれば平安を保つことができると告げました。縁がある数人の人は法輪大法の慈悲に済度されました。私はこれらの救われた命のために喜びました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/12/10/357704.html)
 
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