【明慧日本2018年4月12日】葫芦島市綏中県裁判所の李雲涛、王思、そして、国保大隊の王達、劉洪鵬など5人は、2018年3月23日、法輪功学習者・李永華さん(女性)の自宅に召喚状(呼び出し状)を届け、ビデオ撮影をし、そして、「3月26日、綏中裁判所の第1法廷で李さんに対して開廷した。裁判長は被告人は李雲涛で(電話は○○○○○)、裁判官は王思である」と告げた。
2017年11月20日、63歳の李さんは市民に明慧卓上カレンダーを配っていた時、綏中県公安局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)に連行された。不当に家宅捜索を受けた後、李さんは15日間の行政拘留を科され、葫芦島拘留所に拘束された。11月23日に、李さんはさらに綏中県公安局によって刑事拘留処分を受け、葫芦島留置場に移送され、12月6日に綏中県公安局に不当に連行された。
2017年12月8日、李さんは健康状態がよくないため、綏中県公安局から自宅に戻され、その後住居を監視された。2018年2月11日、綏中県公安局は綏中県検察庁に起訴し、検察庁はそれを受理した。その後、国保大隊の劉煥宇ら2人が李さんの家に来て、書類にサインを求めたが李さんはそれを拒否した。
2月28日、綏中県検察庁は綏中県裁判所に公訴を提起し、検察官の趙麗梅、国保大隊の王達、劉洪鵬ら4人が李さんの家に起訴状の写しを届け、サインを求めたが、李さんはこれを拒否した。
親戚や友人の誰もが、李さんは法輪功で助かったったことを知っている。李さんはかつてとても不幸な人だった。21歳の息子を交通事故で亡くし、夫とも離婚し、本人自身も深刻な心臓病を患っており、それによって、よく発作がおきて突然意識を失って倒れ、大怪我をすることもしばしばあった。息子を亡くしたショックで、李さんは絶望の淵に陥り、何度も死にたいと考えた。法輪功を修煉してから、李さんは生まれ変わったように別人になり、健康でかつ明るい性格の人となった。
李さんは女手一つで未成年の娘を育てている。経済的にはそれほど豊かではないが、彼女は利益をめぐって決して人と争わず、心の優しい人だと周りの人から評価されている。情報筋によると、国保大隊の警官は李さんの娘が通っている学校に行って、娘に家を出て下宿するよう勧めた。そして、李さんに判決を下そうとしたが、娘はそれを拒否した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)