長春市高新区裁判所の茶番劇
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 【明慧日本2016年12月27日】長春市の法輪功学習者・王永青さんは今年3月9日、不当に連行された。先月10日、長春市高新区裁判所で王さんに対する裁判が行われたが、弁護士には知らせない状況下で行なわれた。法廷での審理は初めから最後まで違法な茶番劇だった。審理が終わった後、裁判が行なわれたことを知った弁護士は、すぐに高新区裁判所の裁判官・董強を告訴する書簡を最高検察院に郵送した。

 先月9日、裁判所は王さんの家族に「10日の午前7時30分に王さんに対する裁判を行う」と電話で知らせた。家族は「なぜ『刑事訴訟法』に則って、前もって弁護士に知らせなかったのか?」と詰問したが、裁判所は「外地の弁護士は道理をわきまえないため、裁判に出廷してはならない」と回答した。電話が切れた後、家族は何度も裁判官・董強に連絡したが、つながらなかった。法律の規定によって、この場合は裁判を延期すべきだと家族は要求したが、董強は凶悪な態度で強く拒否した。

 10日の裁判当日、家族は時間通りに入廷した。しかし、裁判が始まった後、法廷審理の合議体メンバーを宣告しておらず、弁護士が欠席している理由も聞かなかった。家族は「私達の弁護士がいないため、開廷してはなりません。あなた達は違法なことをしています! 法律の実施を破壊する人はまさにあなた達です!」と裁判官を指摘した。裁判官は反発して怒り、すぐに家族を法廷から追い出した。

 王さん本人も弁護士の出廷を強く要求したが、裁判官は「外地の弁護士は道理をわきまえないため、裁判には出席できないし、弁護もできない」と詭弁した。王さんは「弁護士法によれば、弁護士は地域的な限制はないはずです」と言ったが、法廷内の警官がすぐに王さんの口をふさいだ。王さんは裁判官の違法行為を制止しようと、現場にいる監察官に制止を求めたが、4人の警官に持ち上げられて両足が地面から離れた状態になり、現場は混乱に陥った。王さんが違法な裁判を強く拒否したため、裁判は数分後に中止された。

 その後、家族は区検察院を訪れて裁判官の違法行為を告発した。今月1日、家族は再び検察院を訪れ、書式的な回答を求めたが、事務員は冷たい態度で「これらの案件は610弁公室が直接担当するため、私達には書式的な回答ができない」と返事した。

 検察院の重用な役割の一つは裁判所を監察することであり、王さんの家族が申し出たのは裁判所の違法な行為である。しかし、検察院は受理せず、610弁公室に任せたのだ!

 今月7日、弁護士は王さん家族と共に、再度検察院を訪れたが、事務員はまた「これらの案件はすべて610弁公室が担当している」と返事した。

 中国は法律を守る国なのか? これを見れば明確に分かるでしょう。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/12/12/338815.html)
 
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