台湾国父記念館の前で「法輪功」の三文字が輝く
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 【明慧日本2018年4月13日】4月の初めの台北は日差しが暖かく、春の花が咲き乱れる季節になった。台湾国父記念館は各国からの観光客が必ず訪れる観光スポットであり、中には台湾で生活、就学あるいは仕事をしている中国人もここに集まり、中国から観光で訪れた身内を温かく迎えている。

台湾国父纪念馆外的法轮功真相点
台湾国父記念館の前にある真相を伝える拠点

 重慶市から来た老夫婦は法輪功学習者の功法の実演を見ており、台湾に嫁いだ娘さんが横で両親に説明していた。「見て下さい、法輪功を煉功している彼らはみんな正常だよ。国内のテレビが放送した彼らと違うでしょう」、「台湾では信仰の自由があり、煉功するのも問題がない。だからここで煉功ができるの」というと、老夫婦は信じられないように目を大きくした。ちょうどこの時、学習者が通りかかり、資料を渡そうとした。夫妻は恐れて資料を受け取ろうとしなかったが、娘さんは両親に、「受け取って、受け取って、(台湾に)来たのだから読んでみたら、ここは台湾で見ても構わないの。心配しなくでもいいのよ」と勧めた。

 北京から来た若者が法輪功の展示した資料を好奇心で見ていた。『共産党についての九つの論評』いう本を目にして、この本は見ない、この本は持ち帰ることができないという。学習者は彼を励まし、「ここは台湾です。自由に見ることも、聞くことも、資料を持ち帰ることもでき、監視と盗聴はありません」と話すと、若者は笑いながら、「そうですね、台湾に来て数時間しか経っていませんが、ここは自由であることを雰囲気ではっきりと感じました。特に私は北京から来ていますから、仕事場は中南海の近くにあり、とても敏感です」と話した。学習者が「法輪功は知っていますか?」と聞くと、彼は恐れるように、旅行に来たので政治の話はしたくない、共産党が悪いのは、中国人の大多数が知っているが、その地で生活をしているので仕方なく、法輪功の問題は話したくないという。学習者は簡単に法輪功に対して、江沢民が嫉妬と恐怖によって、18年にもわたる迫害を引き起こし、中華民族に劫難をもたらしている。しかし法輪功学習者は放棄せず修煉し続けている。「平和の時期も、迫害の時期も同じく修煉しており、長年来、一貫して『真・善・忍』の信仰を堅持し、とにかく修煉し続けるのです!」と話した。

 学習者はこの若者に注意を喚起し、「あなたは1人で考えることのできる知識人であり、あなたは善い人が迫害されるのを見て見ぬふりをして、自分に関係ないと思うのは、沈黙する中で罪悪の蔓延を容認したことになり、共産党を助けていることになりませんか? 先ほど、あなたは共産党は悪いと言いましたね。共産党はいつも善良な人たちを虐めているではありませんか? ならばこのことに無関心で、自分に関係ないという態度は邪悪を助長することになり、同犯者になりませんか?」というと、この若者はしばらく考えて、うなずき賛同する意志を表明した。学習者は続けて三退の意義について説明し、彼に別名をつけて三退するように勧めると、彼は潔く「いいですよ」と同意した。彼は満面の笑みで立ち去った。

 続けて広東語を話す夫妻が展示パネルの前で立ち留まった。2人は積極的に学習者が受けている迫害の状況を尋ねた。夫妻は香港から来ており、自由に資料を受け取りに、共産党の匪賊的な行為を体験している。ご主人は「私は法輪功の長年の頑張りに感謝しています。私が思うには、迫害に反対するあなたたちの活動があるからこそ、共産党を黙らせ、思うままにできなくなり、そのため我々の香港には生活の自由が存在し、これもあなたたちの努力によって得られたもので、私は法輪功にとても感謝しています!」と話した。

 あるガイドは空き時間を利用して学習者と雑談した。彼は中国の経済は以前より大分良くなった。だから各階層の人たちが台湾に旅行に来ている、これは両岸の政策がどのように変わろうと阻止できない交流だが、経済がどんなに良くても、信仰を許すことができないのが中国の最大な悲哀である。人勘は生きる上で信仰がないことは本当によくないことで、国民全体の道徳レベルが悪くなっているという。ツアーのガイドを長年やってきた彼は、とても残念で耐え難いことだという。

 閩東語(ミントン)を話す若者がやってきて、ネットの封鎖を突破したことがなく、学習者が話したことを疑いを持って、「党は党、人は人、党は神を信じないが、それは党のことであり、人は神を信じないことができるのでしょうか? 私は佛を修めています。党は党、人は人なんだから!」と繰り返して話した。学習者が話した法輪功が中国で受けている残酷な迫害は、彼の予想を遥かに超え、「それは神の存在を信じない党だからこそ行なえることでしょう! 信仰のある人はこのようなことはできません」と話した。

 夕方になり、中国から休暇で台湾に戻った企業経営者は、学習者に親指を立てて、「法輪功は全世界の至る所で見かけることができ、人数が多く、結束力が強く、あなたたちが堅持していることは本当に素晴らしい!」、「中国からの旅行者が通りかかった時、何も話さずもしくは無表情のように見えますが、それはツアーの中に監視がいる可能性があるので、気にすることはありません。彼らは心の中で理解しています。なぜならば共産党は長年、人民に一種の恐怖を造り上げ、人々を恐れさせているのです。実は、彼らはあなたたちに注目しています。ですからあなたたちはパネルを展示して、資料を配り、数人がここに立っているだけで共産党は圧力を感じるのです。なぜなら、あなたたちの精神力がとても強く、それを放棄せず堅持する根気に、共産党はかえってあなたたちを恐れています!」、「先日、私は西門町に行きましたが、あのような賑やかな場所で座禅をして煉功し、資料を配り、本当にすごいです」、「法輪功の三文字はほんとうに最もよく響き渡ります。私が思うには、法輪功はほかの各宗教を遥かに超え、あなたたちは名のためでもなければ利のためでもなく、ただ信仰の自由を勝ち取りたいだけで、しかも世界各地で同じようにこのように堅持し続け、本当に素晴らしい!」と語った。学習者は縁のある人の法輪功に対する支持に感謝し、次回来るときは、中国に進出した台湾企業の経営者や中国人の友人を、法輪功の真相を伝える国父記念館の前の真相伝えの拠点に連れて来てほしいとお願いした。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/4/5/363798.html)
 
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