心神喪失者にされた夫の冤罪を晴らす妻を連行 
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 【明慧日本2018年4月21日】天津市静海区の法輪功学習者・張立芹さんは、2018年3月15日午後3時頃、弟の個人経営する店舗で静海区西城派出所の警官に不当に連行された。翌日の3月16日午前、張さんは天津市静海区留置場に拘禁された。

 張さんの夫・任東升さんは、2003年から法輪功を学び始め、心身ともに受益した。しかし、2006年に懲役5年の判決を宣告され、天津浜海刑務所で様々な拷問により迫害されたため、心神喪失者となった。張さんは2017年6月20日、最高検察庁、天津市検察庁などの部門に告訴状を郵送し、天津浜海刑務所に国家賠償申請書、およびそれに関連する書類を郵送した。法律に基づいて国民の権利を行使した張さんは、何度もそれらの人員に恐喝されため、仕方なく一度家を離れたことがある。

张立芹在天津一中院投诉
 張立芹さんは天津第一中級裁判所に上訴 

被迫害致疯的任东生
心神喪失した任東升さん

 拷問で夫は心神喪失者になったが、検察機関は犯罪者側をかばう

 任さんは法輪功を放棄しないため、刑務所で独房に閉じ込められ、火で指を焼かれ、滅多打ちにされ、地面に固定されるなどの拷問で苦しめられた。警官と受刑者らは、わざと食事を届かない場所に置き、食べたければ口でくわえなければならなかった。時にはわざとおかずを地面にこぼし、食べる時、手で掴んで食べなければならなかった。任さんは「板藍根」(ばんらんこん・中国では板藍根という生薬を煎じて飲んだり、うがいをする習慣があるという白色の粉末を強制的に飲まされ、不明な液体を注射されたことがある。2011年3月7日の刑期満期日になる前に、任さんはすでに心神喪失者となっていた。それにもかかわらず、浜海刑務所と静海区610弁公室は刑期満期の当日、任さんを洗脳班に移送し、引き続き1週間迫害を加えた後、ようやく帰宅させた。

酷刑示意图:地锚,遭受地锚酷刑时,双腿之间的角度达到130度,双腿撕裂般的疼痛难忍,把两只手铐在一只脚踝下的地环上,手脚紧锁。另一只脚紧紧铐在另一个地环上。
拷問のイメージ図:両足を開いたままで、地面に固定される

 任さんが連行された1カ月後、張さんの勤務先は張さんを解雇した。それで張さんはあちこちでアルバイトをして、子供の通学費用などを捻出した。2009年2月12日、張さんは自宅で不当に連行され、懲役7年の実刑判決を宣告され、天津女子刑務所に拘禁された。

 2016年正月4日、顔がやつれはて体もやせ細った張さんは、家族との再会を切に望んで帰宅した。しかし、扉を開けた瞬間、目にしたのは心神喪失者の夫と散乱した家の様子だった。家具は警官に壊され、窓ガラスは叩き壊されたままであった。

 この1年の間、張さんは夫のために刑務所、刑務所管理局、司法機関、現地の政府機関、610弁公室などの部門を駆け回り、圧力に耐えながら苦しみを嘗め尽くしたが、冤罪が晴れるどころか、絶え間なくそれら関係者らに嫌がらせをされ、恐喝された。

 2017年年9月19日、天津市の検察庁第二分院は「浜海刑務所は犯罪事実なし」と判断し、『立案しない通知』を下達した。そして、浜海刑務所の警官らがすべて署名し、誰も任さんを殴ったことがないと主張した。張さんは「偽証を捏造すると法律の責任を負わなければなりません」と主張した。

 夫の冤罪を晴らすため、何度も迫害を受ける

 2016年12月6日午前、張さんは静海区公安局の警官に連行された。警官は張さんが現場にいない状況下で家財を押収し、法輪功の内容が印刷してあった1箱の卓上カレンダーの写真を撮って、「証拠」として公文書の中に添付した。そして、張さんを35日間拘禁した。

 張さんは2017年6月に告訴状を郵送した後、静海区公安、610弁公室および司法局などの部門の人員が、何度も電話をかけたり家まで来たりして、嫌がらせや恐喝をし、張さんを連行しようとしたため、張さんはやむを得ず80代の姑と心神喪失者の夫を残して、家を離れなければならなかった。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/3/19/363060.html)
 
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