王楽君さん 瀋陽刑務所で1年近く迫害され小脳萎縮
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 【明慧日本2018年4月16日】懲役4年の不当な実刑判決を宣告された法輪功学習者・王楽君さん(60代)は、2017年4月26日、瀋陽刑務所城の第一刑務所に連行された。最近の情報筋によると、王さんは迫害された結果、手足が麻痺し、行動が不自由になってしまい、病院で小脳が萎縮していると診断された。

 王さんは遼寧省撫順市清原県の在住者である。2015年11月24日、出勤の途中で、灯塔市国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の隊長や古城子派出所の3、4人の警官らに「戸籍調査」という口実で古城子派出所へ連れて行かれ、それから市国保大隊まで連行された。その後、灯塔呉家留置場に拘禁された。

 2016年7月15日、灯塔市裁判所は王さんや同時に連行された牛沛娟さん、陳所艶さんに対して開廷した。同年8月23日、王さんは懲役4年、牛さん、陳さんは懲役3年で5年の執行猶予という不当な判決を宣告された。

 王さんは市中級裁判所に上訴したが、原審を維持すると宣告された。そして、2017年4月26日、瀋陽刑務所城の第一刑務所に送られた。

 同年9月15日、家族は王さんと面会できたが、当時の王さんは肌はうす黒く、痩せこけており、首の左側に傷跡が残っていた。また襟にはよだれと食べ物の跡があった。

 家族は王さんにどうして服を洗わないのかと聞いたが、刑務所の警官と囚人2人に監視されていた王さんは何も言えなかった。

 同じ刑務所に拘禁される法輪功学習者の話によると、刑務所は十分な食料を提供しないうえ、迫害の情報を隠し、転向しない者はさらなる迫害を加えられているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/4/6/363816.html)
 
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