文╱中国の大法弟子
【明慧日本2018年5月29日】法を学び、発正念をし、真相を伝えて人を救う、この三つのことについて、最近、より深く理解しました。その体得を書き出し、同修達と分かち合い、少しでもお役に立てればと思います。
私は長い間、仕事から帰って来て夕飯を食べ、法を学ぼうとすると、眠くて仕方がありませんでした。一度、居眠りをしないように片足を組んで両手で印を結び、背筋を延ばして師父の説法を聞きました。すると、奇跡が起きました。師父のお言葉一つ一つがとてもはっきりと聞こえ、しかも、今まで聞いたことがないような感じすらしました。そこで、私は悟りました。「法を正すのはすでに終盤になり、師父がどなたなのか、師父が説かれた法がどれだけ洪大なのか、私達はもう分かっています。以前のように、あれこれ口実を作って、大法と師父を敬わないようなやり方はもう通用しません。これは非常に厳粛なことです。なぜなら、正念のすべては法から来るもので、真相を伝え、人を救うことも、着実に法を学んだ効果の表れなのです。師と法に対して、絶対的な崇敬の念を持っていなければ、法を得ることが出来ません」
私は発正念に関しては、しばらく前までのんびりとだらけて精進しない状態が続いていました。私はある家電メーカーで運搬の仕事をしています。毎日、朝7時30分から午後6時まで働いて、昼には2時間の休みはありますが、夜も8時半まで残業をして、仕事が終わると、真相電話をかけ、それから、家に帰ってご飯を食べ、その後、法を学んで煉功をし、発正念をすると、いつも時間が足りないように感じました。
いつからかは、はっきり覚えていませんが、突然「なぜこんなに疲れるまでしなければならないのか? なぜ自分にこれだけ厳しくするのか? リッラクスして、映画やテレビ番組でも見ればいいじゃないか? 法を少なく学び、煉功を一回ぐらい休んでも……との考えが芽生えてきました。それから、私は精進しなくなり、堕ちて、堕ちて、とても危険なところまで堕ちてしまいました。師父の法身は私のこの様子をご覧になり、非常に焦っておられ、何度も夢の中で私に気付かせてくださり、同時に精進していない私のために、多くのことを引き受けてくださいました。
昨年8月に父が病気で倒れ、私は仕方なく休暇をとり、病院で父の看病をしました。休暇を利用して、集中的に法を学び、メモを取りながら学び『論語』を暗唱し、しっかり内に向けて探し、内に向けて修めると、修煉状態がやっと改善され、再び精進に励むことができるようになりました。特に師父がおっしゃった「あなたがどんなによく、どんなに長い時間をかけて煉っても、わたしたちが要求している心性の基準に従って行なわず、自分に厳しく要求せず、徳を重んぜず、法を学ばなければ、何もなく、何も形成できません」[1]と聞いた時、私は長い時間をかけて考えました。「当初、頭に現れたあののんびりしたいという考え方は邪念でした。それは邪悪から来た考えでした。しかし、その邪悪者はいったい誰なのでしょうか? 私の思想業から来るものもあれば、旧勢力から来たものもあります。さらに中国共産党と共産邪霊が無理矢理に押し付けて来たものもあったでしょう。彼らの目的はただ一つ、私を破滅させることでした。一方、偉大な師父だけが私を救い済度しようとしておられます! しかし、正念と邪念を区別するのは私自身しかできません! そして、その判断基準は大法そのものにほかなりません! 私達が真の自分と偽りの自分をはっきり区別出来て、はじめて師父の法身は私達を助けて下さるのです」
真相を伝えて人を救うことについても考えました。今まで私を最も妨げていたのは恐怖心でした。私はとにかく怖く感じ、わけのわからない恐怖を感じていました。口を開くのが怖い、共産党の邪悪を暴くのも怖い、法輪功の真相を話すのが怖い、拒否され、笑われるのが怖い、失敗するのが怖い、迫害されるのが怖い、はなはだしきに至っては邪悪と共産党の要素すら怖く感じました。これらを書き出したのは、自らの恐怖心を暴き、恐怖から抜け出したいと思ったからです。衆生のために、いくら怖くても、私はそこから抜け出さなければならないのです。私は真・善・忍を修める大法弟子です。法を正す師を手伝っている大法弟子です。面と向かって、直接に真相を伝えて、たとえ1人しか救うことが出来なくても悔いはないのです。
今、3億人以上の人が三退をしました。以前、私個人に限って言えば、提出した三退名簿の数字は正確ではない部分がありました。中には三退をしても、登録していない人もいれば、重複して登録した人もいました。ここで、深くお詫びを申し上げます。これから、私はきっと改め、好き勝手なことをせず、確実に有効に行なって行こうと思います。
法を正すのが本日まで来て、私達すべての同修が一体となって、人を救う力を強めなければならないと思います。真相を伝える同修の人数が多ければ多いほど、伝える地域が広ければ広いほど効果が上がると思います。
法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!
合掌して、師父に感謝いたします!
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪法解』