遼寧朝陽市の姜維珍さんに不当に6年の実刑判決
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 【明慧日本2018年6月24日】遼寧省朝陽市の法輪功学習者・姜維珍さんは、朝陽市留置場に拘禁されてから10カ月以上が経過した。最近、家族は姜さんが竜城裁判所に懲役6年の実刑判決を宣告され、さらに1万元の罰金を科すと告知された。

 姜さんは猩紅熱(しょうこうねつ・もと法定伝染病の一つ)、冷え症、気管支炎、神経衰弱、慢性腸炎などの病気を患ってしまい、長年あちこちの医者を訪ねたあげく、治らなかった。1999年の初め頃、友人の紹介で、姜さんは法輪功を学び始めた。そして、奇跡的にすべての病気が消え、無病の軽い身となった。姜さんの身に起きたことは科学の角度で解明できないが、周りの人たちが目にした事実である。

 それ以来、姜さんは「真・善・忍」の基準で自分を律するようになり、心身とも健康で、道徳の高尚な人を目指して努力した。家では高齢の姑の世話をし、勤務先では名利を求めず、熱心に黙々と働いた。

 2017年6月27日、地元の警官らが姜さんを不当に連行し、さらに姜さんの留守宅に行き、家財を押収した。

 2017年11月30日、姜さんに対する不当な裁判が行われた。姜さんの弁護士は根拠に基づいて、無罪であると弁護を行ったため裁判が進行しにくくなり、裁判長の敖瑞学は裁判を中止させた。

 2018年1月25日、竜城裁判所は再び姜さんに対して不当な裁判を行った。法廷で、裁判官は「上からの指示があり、必要な時、弁護士を法廷から追い払ってもよいと指示を受けた」と弁護士に注意を与えた。また、裁判所の指導者が指示を与える書面の実物を提示した。裁判長の敖瑞学は弁護士に「もしもそうなれば、私のせいにしないでくれ」と話した。弁護士は引き続き無罪であると弁護した。

 姜さんは迫害される立場に置かれながら、いかなる人に対しても恨みがないという。ある日、新華支局の警官・張建立は「お前はどんな重要人物なのか、私の電話がパンクするほど次から次へと電話がかかってきた」と姜さんに聞いた。姜さんは「私は重要ではありません。あなたの運命の方が重要です。電話をかけた人達はあなたの生命を大切に思っています」と答えた。しかし、竜城裁判所は姜さんに懲役6年の実刑判決を宣告した。

 期間中、姜さんの姑はこれらの打撃に耐えられず、姜さんの帰りを待ち望んでいる中で亡くなった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/5/30/368197.html)
 
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