刑務所の医者 「劉淑輝さんは極めて危ない状態」
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 【明慧日本2018年8月24日】四川省資陽市の77歳の法輪功学習者・劉淑輝さん(女性)は、2016年9月に不当に懲役7年の実刑判決を宣告され、現在は四川省金堂県にある省刑務所病院に拘禁されている。

 2018年7月25日、家族は刑務所から「劉は危篤状態なので見舞いに来なさい」という電話をもらった。7月30日、劉さんの長男は浙江省から四川省に駆けつけ、家族と一緒に劉さんの見舞いに行った。

 四川省金堂県省刑務所病院の医者は家族に「劉さんは数日前の心拍数が1分間に30回くらいで、ここ1日、2日で40回以上にはなったが、極めて不安定で危険な状態である。そして、脳梗塞などの病気があると診断された。しかも、これらの病気は劉さんが資陽市の関係者に、刑務所に移送された時にすでに患っていたものである。そのため、劉さんは刑務所に送られて来た時、そのまま刑務所病院に入れられた」と話した。

 刑務所病院の医者は家族に「劉さんは危険な状態だ。もし死亡し場合、刑務所側は責任を取らない」と言った。その場にいた刑務所の責任者は「刑務所としては、これから刑務所病院に病状証明証を請求する手続きを取って、病気治療のために劉さんを保釈させたい」と言った。

 8月1日、劉さんの息子は刑務所の責任者に電話をして、出所手続きについて問い合わせをしたが、責任者は「手続きは指示通りに行わなければならない。催促しないように」と言った。

 情報筋によると、資陽市雁江区裁判所刑事法廷の裁判長・範萍は、劉さんを連れて資陽市第三病院で身体検査をした後、劉さんの検査結果を持って、資陽市「邪教防止弁公室」(中国共産党こそ本当の邪教である)に指示を仰いだが、担当者は刑務所に移送すると言って頑として受け入れず、移送の指示を出したとのことだった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/8/2/371986.html)
 
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