秦皇島市の馬桂蘭さんは迫害死した上 内臓を摘出される
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 【明慧日本2018年11月25日】(明慧ネット特派員の河北省における報道)2018年9月17日、法輪功学習者・馬桂蘭さん(60歳前後)は、秦皇島留置場で迫害死したという情報が、突然入ってきた。死亡した具体的な日時はまだ判明していない。情報筋によると、ある日の午前6時過ぎ頃、馬桂蘭さんは少し体の具合が悪いと申し出たため、8時過ぎ頃に監室から担がれ、秦皇島公安病院に運ばれて間もなく死亡したという。

 内部の情報によると、河北省から来た者(身分不明)が、馬桂蘭さんの腹部を切り開いて内臓を取り出して持ち去ったという。「これは検査のためだ」と言ったという。それ以降、情報がプッツリと途絶えたままである。

 また、この1カ月以内の間、秦皇島留置場に拘禁されている一般人2人も、原因不明のまま死亡したという。最近、留置場では人事異動があったため、多くの新任の警官が入ってきたという。

 なぜ河北省の秦皇島留置場の者が内臓を持ち去られたのか? これらの情報を参考にして考えてみると、生きたままで臓器を摘出された可能性が高いと考えられる! 現在、馬桂蘭さんの身内の者は知っている、あるいは告知された情報をなかなか口に出さず何も言わないので、臓器を摘出された実情を知っているかどうかも分からない。

 2018年7月4日、馬桂蘭さんは法輪功学習者・馬愛華さん(50歳前後)と一緒に迫害の真相を人々に伝えていた時に、開発区珠江道派出所の警官らにより連行された。翌日の7月5日、2人は15日間拘束すると告知され、秦皇島市留置所に送られた。その際に、馬愛華さんは携帯電話を取り上げられ、家宅捜索を受けた。

 2018年7月18日、馬さんの2人は15日間の行政拘留から、突然刑事拘留に変えられた。現在、馬愛華さんは秦皇島公安病院の2階で断食して迫害に抗議している。馬愛華さんと面会した弁護士の話によると、馬愛華さんは顔色が真っ青で、痩せていたという。

 現時点の統計によると、2018年10月までに、秦皇島留置場で少なくとも22人の法輪功学習者が迫害され、心身ともに大きなダメージを受けた。留置場には秦皇島市公安病院で設けている15部屋の隔離するための監室があり、そこにはいつも入り切れず満員で、満室の状態が続いているという。

 海港区に在住の法輪功学習者・蘇瑞琴さん(67)は、連行された後、ずっとこの秦皇島市公安病院に拘禁されており、体は極めて衰弱しているという。

 法輪功学習者・徐秀娟さん(50歳前後)は、高血圧、貧血、心臓機能の衰弱などの症状が現れ、命の危険に晒されている。身内と友人達はずっと解放するように留置場側や裁判所の関係者と交渉しているが、関係者らはお互いに責任をなすりつけて、法輪功学習者の生命をまるで遊びごとのように軽々しく扱い、無視された状態にある。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/11/20/377388.html)
 
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