文/中国の大法弟子
【明慧日本2018年11月28日】私は今年(訳注:2018年)52歳で、3人家族の家庭で、法輪大法を修煉して22年になります。夫は今年53歳で地元で仕事をしており、息子は今年18歳の高校生ですが、夫も息子も法輪大法を修煉していません。ここでは私が修煉するようになって、家族が恩恵を受けた話を皆さんと共有したいと思います。
不治の病が治り 右耳の聴力が回復した
90年代初め、30歳近くの時、私は不治の病にかかりました。造血機能が失われ、同時にひどい鼻炎や胃腸炎などの病気にかかり、最後にかかりつけの年配の漢方医は、頭を振ってため息をつき「もうこれ以上、何もできることはない」と落胆しました。それを聞いた私も失望し、自分の人生はこれでもう終わってしまったのだと感じました。
ちょうどその頃、法輪功には病気治療に不思議な効果があると聞き、病気を治す目的を抱いて大法の修煉に入りました。法輪大法は真・善・忍に基づいて良い人になるように要求されています。日常生活の中で、私は良い人になることから始め、毎日空いている時間を利用し学法と煉功をしました。修煉を始めてちょうど1カ月も経たないうちに私の体は不思議にも回復し、嬉しいことにすべての病状がなくなりました。
さらに不思議なことは、私が5歳の時、村で訪問サービスをしている理髪師が耳かきの小道具を持っていました。好奇心から、私が耳かきを耳の中に入れて遊んでいると、大人がそれを見て大声で私を制止しました。しかし、かえって私は驚いてしまい、なんと自分で鼓膜を破ってしまい、それ以来右耳の聴力は失われました。大法を修煉して1年近く経った時、右耳の聴力が回復しました。なんと傷つき破れたはずの鼓膜が耳の中からポロリと落ちてきたのです。これを見て、師父が新しい鼓膜と交換してくださったのだとすぐに思いました。
その後、病気にかかることはなく、生命の活力もドンドン回復しました。師父が私に新しい生命をくださったのです。その後の19年間、法輪大法に対する中国共産党の血生臭い迫害の中で、私はよろめきながらも歩いてきましたが、師を信じ、法を信じる心が変わることはありませんでした。
夫の悪癖が見事に改まった
かつて夫は気性が荒く、少しでも自分の思うようにならないと、私を汚い言葉で罵り、殴ったり蹴ったりし、さらに外ではふしだらな女と暮らし、仕事がなく遊んでいる人と賭けマージャンをし、たまに夫を説得しようとすると、激しく罵られるか、暴力を振るわれました。そんな時、私は夫のことが嫌になり、夫のことをあきらめ、夫と暮らしていきたいとは全く思いませんでした。
しかし法輪大法を修煉した後、良い人になり、人を思いやるように師父は私たちを導いてくださいました。夫は良くない行いをすることもありましたが、良いところもたくさんあり、夫の悪癖は現代社会の染め物がめに汚染された結果なのです。そして私は大法を修煉する者ですから、大きな忍の心と寛容の心を持たなければなりませんでした。
師父は「大きな忍の心とは何でしょうか? 一人の煉功者としては、まず殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さないで、ひたすら耐えられるようでなければなりません。でなければどうして煉功者と言えましょうか?」[1] と説かれました。それ以来、夫が思いのままに私を殴ったり罵ったりしても、私はじっと忍耐し、本当に殴られても殴り返さず、罵られてもやり返しませんでした。
3年前、ある時女性の友達を家に連れて来たことがあり、女性が帰った後「他の人に非難されるので二度とこのようなことをしないように」と夫に注意すると、私が話し終わらないうちに夫は突然棍棒を持ち、真正面から私を打ってきました。その棍棒を私は右手で受け止め、防ぎました。すると、夫は2本目の棍棒を取りに行き、また私を打ちました。今度は左手で防ぎ夫には何も言い返さず、やり返すこともしませんでした。結局、私の両手は傷つき、煉功を続けて10日目に、やっとご飯茶碗を持てるようになりました。
さらにある新年の期間中に、夫が数人の友人を連れて来て、家でマージャンを始めました。実家の人たちと一緒に年越しの食事をする準備を手伝ってほしいと夫に言うと、友人たちは状況を察し帰っていきました。私が床にしゃがんで野菜の食べられない部分を取り除いていると、いきなり夫が私の背中を猛烈に蹴りました。私はこの激痛に耐えながら第一声で「私は今日、実家の人と食事をする準備に忙しくし、あなたの友人にきちんと挨拶もせず、すみませんでした。面倒くさかったのと、時間を無駄にしたくなかったからです。これは私が間違っていました」と謝りました。それでその場は収まりましたが、それから毎日煉功を続け、8日後にやっと治りました。
まるで日常茶飯事のように、このようなことが常に起こりました。このようなトラブルに遭った時、私は自分の不足を内に向けて探し、さらに日常生活では常に夫に関心を持ち、夫を思いやり、尊重し、夫の良い面を肯定し、欠点を見ず、夫が時折見せる優しさや良い点を称賛しました。だんだんと夫は変わり、性格が良くなってきたことに私は気づきました。そして、私を殴ったり罵ったりしなくなり、さらにポルノや賭博に関わらなくなり、足を洗って正道に立ち戻りました。
すると夫は、時間があれば家事を手伝うようになりました。隣に住んでいる婦人が「こんなに変わるなんて」と驚き、夫を絶賛しました。師父は「悪い心の持ち主が歪んだことを考える時、あなたの場の強烈な作用を受けて、その考えを変え、悪いことを考えなくなるかも知れません。人を罵ろうと思う者も、急に考えを変えて、やめたりします。ただ正法修煉のエネルギー場だけが、このような役割を果たすことができます。ですから佛教には昔から、『佛光が普く照らせば、礼儀が圓明となる』という言葉がありますが、そういうことを言っているのです」[1] と説かれました。
私の夫は、修煉していない常人ですが、大法の佛光が照らす下で、以前の悪い癖を改め、乱暴な性格から温和になり、さらにゆっくりと道徳が向上していきました。そして私も向上する中で、夫も大法の恩恵を受け、ますます良い人になりました。
年齢が低くても 息子は大法を実証することができた
息子が小学2年生のある日、先生が突然電話をかけてきて、学校で熱を出しているので、息子を迎えに来るように言われました。私はすぐに息子を診療所に連れて行き、医者に見せると検査後、おたふくかぜにかかっていると言われ、薬をもらいました。家に帰る途中で「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じるようにと息子に教えました。息子は歩きながら「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じながら帰りました。
家に着き、ドアの鍵を開けた途端に、息子が「お母さん、治ったよ、ほら、熱が下がった、もう薬はいらないよ」と言いました。私は「そうでしょう、もちろん薬なんかいらないわね、師父が病気を取り除いてくださったのよ」と教えると、息子はすぐに「ありがとうございます、師父! ありがとうございます、師父!」と何度もお礼を言いました。
家では良い子でいるように、学校では先生の言うことをよく聞き、友達と仲良くし、まじめに授業を受け、よい生徒でいるようにと私はいつも息子に教えています。数年前のある日、玄関のところで服を干していると、聞くともなしに息子と甥っ子のおしゃべりする声が聞こえてきました。息子は甥っ子に「君はよく風邪をひくから、その時、君も『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じなよ、僕は風邪をひくといつも念じればすぐ治っちゃうよ」と幼いながらも教えていました。それを聞いて私の心はこの上もなく喜びに満ちあふれました。息子は年齢は低くても、しっかりと大法の素晴らしさを友に教え、実証できたのです。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』