【明慧日本2018年12月7日】江蘇省啓東(けいとう)市の法輪功学習者・黄紅萍さん(51)は、2015年8月、懲役6年の有罪判決を言い渡された後、南通刑務所に拘禁された。4年間、残忍な迫害をされた黄さんは、精神的にも肉体的にも大きなダメージを受け、刑務所の医師に子宮頸癌と診断された。黄さんは現在、危篤状態に陥っているという。
黄さんの家族は、治療のために解放を求めたが、刑務所側は「『三書』を書けば解放させる」と言った。黄さんは法輪功を学び続ける意志が変わらないので「書かない」と言った。
黄さんは南京河海大学を卒業後、啓東蓋天力製薬会社に就職し、真面目に勤務に励んでいたが、法輪功を学んでいるという理由だけで除名された。数年来、黄さんは610弁公室の人員と公安局の警官らにより何度も迫害された。
2015年2月22日午後1時半頃、数人の警官らが黄さんの自宅に押し入って家宅捜索を行い、黄さんを圩角洗脳班まで連行した。黄さんの母親(83)と姉は何度も圩角洗脳班へ行き解放を求めたが、610弁公室と公安局はこれを認めず、許可しなかった。2015年6月と8月、黄さんは2回不当な裁判にかけられ、懲役6年の有罪決を言い渡された。
4年間、黄さんは精神的にも肉体的にも苦しめられ、末期の子宮頸癌を患っていた。家族は南通刑務所に解放を要求したが、刑務所はこれに応じなかった。また、黄さんの母親と姉も法輪功学習者であるため、黄さんとの面会さえ許されなかった。家族は刑務所側と再三に交渉したあと、黄さんの息子と従兄がやっと黄さんと面会することができた。現在、黄さんは南通市のある病院(南通刑務所病院の可能性が高い)に送られ、生命の危険に晒されているという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)