【明慧日本2017年11月21日】成都市の法輪功学習者・李忠芳さん（50代女性）は、今年8月1日、買い物に行った際に不当に連行された後、ずっと断食して迫害に抗議しており、すでに3カ月以上経ち、身体の状態が非常に悪く危篤状態である。
10月27日、李さんの家族は東ポ派出所の警官から、どこそこへ「李忠芳を見舞いに行って」という連絡を受けた。家族が指定場所に着くと、留置場の警官と主治医と自称する者が「意思疎通記録」という紙を出して家族にサインを求めた。「李さんがいつ何時でも死ぬ可能性があるという状況を了解した」というサインだった。家族は非常に憤慨して、サインを拒否した。
李さんの状況はこれほど深刻で危篤状態なのに、依然として手錠、足かせをはめられたままである。死にそうな患者に対して、病院側は事実を上層部や留置場側に報告するどころか、責任を免れるために患者の家族にサインを求めた！
家族は、「人道的にも、直ちに李さんを解放すべきだ」と病院の医師や留置場の警官に解放を求めた。李さんは連行される前は、ずっと健康であったという。
李さんは農村で育って、幼い時から病気だらけで、しかも病気の治療費が貧しくてなかった。そのため苦痛を取り除くのに、李さんはあちこちのお寺を訪れ、たくさんの仏像を拝んでいたが治らなかった。法輪功を修煉した後、すべての病気が消え、心身ともに大きく改善した。それからは家庭の仕事を1人で担い、商売も営み、周りからは高く評判された。ある家政婦は「李さんがいるからこそ、私はこの仕事を受け入れ、老人の世話を続けて来れた」と言った。
李さんは連行された後、弁護士と面会できた。面会した弁護士は、「李さんの姿は全く変形し、別人の顔になり、衰弱しきっており、それなのにまだ手錠や足かせをはめられている」と出会った印象を語った。
弁護士は李さんの危篤状態を考慮して、青羊区検察院に医療仮釈放を申請したが、返事はなかった。弁護士はずっと検察官と連絡しようとしたが、電話が繋がらなかった。
11月の初めに、李さんの案件は検察院に「まだ調査不足である」と派出所まで差し戻されたが、派出所の警官は「もっと詳しい証拠を集めてから、裁判所に提出する予定だ」と言いふらした。
（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）
