湖北監利県の法輪功学習者5人 不当に連行
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 【明慧日本2017年11月10日】湖北省監利県の法輪功学習者・李大堯さん、何成さん、王昇貴さん、李楽成さん、朱春新さん達5人は現地の警官により連行され、身柄を拘束されて40日以上過ぎた。家族が依頼した弁護士は県政法委、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の関係者を告訴する書類を県検察院に提出した。

 今年9月20日午前11時ごろ、監利県国保大隊、610弁公室、公安局、特警は警官らを大量に出動させて、法輪功学習者・李大堯さん、何成さん、王昇貴さん、李楽成さん、朱春新さん達5人を連行し、家宅捜索を行い、いずれも部屋をめちゃくちゃにし、パソコン、プリンター、他の家財を大量に押収した。

 上述の5人はすでに、40日以上身柄を拘束されている。家族らは何度も関連部署をあちこち訪れて、5人を釈放するように努力したが、派出所の関係者らに皆遮られ、互いになすり付け、家族との面会を拒否された。

 何成さん、王昇貴さん、李大堯さんの3人は弁護士に依頼した。10月31日午前、弁護士は留置場で王さんと面会した。同日午後、何さんと面会しようとした時に、留置場側に「すでに釈放した」と騙された。しかし、家に何さんは帰っておらず、弁護士が派出所に行くと、「何はこちらには来ていない」と告げられた。弁護士は国保大隊の責任者・鄭継元に問い正すと、鄭に体(てい)よくごまかされた。弁護士は「法輪功は中国の法律に違反しておらず、学習者を連行する行為は違法である」という法律の条例を挙げた。弁護士の話を聞いた鄭は少し恐ろしくなり、震えながら「町の者に居住を監視されている」と言うので、弁護士が町に駆けつけると、「政法委にいる」と町の関係者に告げられた。仕方なく、弁護士は政法委に行き、こちらにはもうなすり付ける理由がないので、「湖北法律教育センター(思想改造施設)で勉強している。あちらは環境が良くてご飯も出る、町の関係者も付き添っている」と政法委の関係者は観念して自白した。李楽成さんもそこに拘禁されている。

 もう1人の弁護士は李大堯さんに面会しようとしたが、2回妨害されて、3回目にやっと面会できた。

 李大堯さんは65歳で、県商業大市場を定年退職した職員だった。中国共産党による法輪功への迫害の18年間、李さんは何度も連行され、拘禁され、家宅捜索を受け、労働教養を1年強いられ、懲役3年の実刑判決を宣告されたことがあり、酷い拷問を受けた。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/11/7/356419.html)
 
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