瀋陽の学習者4人に またも不当に実刑判決
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 【明慧日本2017年11月9日】瀋陽裁判所がまた法輪功学習者4人に実刑判決を下したことが最近分かった。代書宝さんに懲役7年6カ月、叶中秋さんに4年、陳洪さんに1年6カ月、鄭麗紅さんに1年の実刑判決を宣告した。鄭さん以外、他の3人は上述の判決を不服としてすでに瀋陽中級裁判所に上訴した。4人に対して、今年8月22日から25日にかけて遼中区裁判所で裁判が行われた。

 代さんは遼寧省海城市王石鎮の人で、やむをえず数年にわたって放浪していたが、昨年12月13日に遼陽市遼中区の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官らに連行された。そして、代さんは「地環」という拷問を受けた。

中共酷刑示意图:铐地环
地環という拷問の図

  遼中区の学習者・陳洪さん6人は昨年11月3日、農村で村民に新年のカレンダーを無料で配布していた際、中国共産党のデマの宣伝を信じ込んだ人に通報され、派出所の10人ほどの警官らに不当に連行された。

 叶中秋さんも当日タクシーで同じ農村へカレンダーを配布しに行き、ある警官の「顔に唐辛子の汁をかけろ!」という叫び声を耳にしたため、タクシーを降りて警官を制止しようとしたところ連行された。警官は叶さんに案内させ、叶さんの自宅を家宅捜索し、ゴールドのネックレスを押収した。警官に尋問されていた際に、叶さんは平手打ちを何回かされたという。その後、叶さんは瀋陽第一留置場に入れられた。

 同年12月、叶さん、陳さんの案件は検察院の逮捕課に届いた。

 鄭さんの連行された詳しい情報はまだ分からないが、昨年12月に連行されたのかも知れないと考えられる。

 情報筋によると、4人の案件は検察院に2回公安局まで差し戻されたが、国保大隊長の李偉は4人を刑務所へ入れるように強く主張し、その行為を押し通したという。李偉は中国共産党の中で出世するために、法輪功への迫害に全力を傾け、特別捜索チームを設け、自ら責任者を努めている。李は「刑務所が潰れるまで拘禁しろ!」と法輪功学習者に叫んだ。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/11/6/356395.html)
 
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