文/中国の大法弟子
【明慧2019年1月14日】冬が来ました。寒くなったので、人々は暖炉を囲んでおしゃべりしたり、トランプをしたり、暖かい布団の中にいて、なかなか起きなかったりしています。これらは常人です。しかし修煉者にとっては、これは大切な問題だと思います。
暖かい布団の中は魔ではありませんが、魔よりさらにひどい作用があり、あなたが気がつかない間に、あなたを滅ぼそうとしています。寒いからと言って、知らず知らず暖かい布団の中を心地よく思い、いつも朝の煉功の時間を逃してしまい、いつも自分の過ちに寛容で、勝手に都合良く理由をつけて自分自身を納得させています。毎日のんびりして、自分の中の魔性や、怠けることの重大さを考えず自分のやりたいようにやっています。たまには頑張って起きて朝の煉功をしても、煉功が終わったとたん、又すぐ暖かい布団の中へ戻って二度寝をしたりしています。これは魔よりひどいのではないでしょうか。魔はだんだんあなたの精進の意志を失わせ、あなたの正念を動揺させ、あなたを長期にこの魔難の中に陥れ、気付かないようにさせ、大したことではないと思わせています。
これは、本当に大したことでないのでしょうか。修煉は少しずつ次元を高めて少しずつ上がっていくものなので、すぐに佛になるのではありません。同時にこれも一つの状態であり、自分自身の修煉に対して、厳しいかどうかの問題で、修煉を重視するかどうかの問題です。
私もよくこのような間違いを犯しました。煉功が終わったら、すぐ暖かい布団の中へ戻ることがあります。しかし、修煉者なので、このような行為は正しくないとわかって、突破しようと思いますが、暖かい布団の中は巨大な磁場のように、いったん入ったら、幸せいっぱいな気持ちになります。この行為は魔に隙に乗じられました。魔は無制限に私達をコントロールしようとして、気持ちがよい感じから抜け出せないようにしています。抜け出すために色々な方法を思いついてやってみましたが、あまり効果はありませんでした。
そのあと私は、「このようなことも突破できないようであれば、あなたは本当の修煉者ですか? 同じ法を修め、同じ師父がおられるのに、ほかの人は時間通り朝の煉㓛に参加出来るのに、あなたはなぜ出来ないの? 同じ時間に皆集まって煉功しているのに、あなたは二度寝をしている。もしこの時間に皆が一斉に白日飛昇したら、あなたはどうしますか? 今でも拘留され迫害されている同修や、寝ることも許されず、ある人はまだ拷問を受けています。その環境の中で煉功しようと思えば命懸けでやらないといけないのに、私達は集団煉功をしているのです。昔、山奥で修煉する人たちは、1年中ずっと冷たい所に座り、布団もなく、暖かい布団の中どころではないのに」と思うと、とても恥ずかしく思いました。
口に出した以上、行動も伴わなければならず、二度と自分を怠けさせないように、朝起きたら、直ぐ布団をたたんで片付け、暖かい布団をなくすようにしています。そうすれば、思想の中に暖かい布団がなくなり、急いで布団の中に戻ることも出来ません。発正念が終わったら、学法をしています。その後、良い習慣を作りました。二度と暖かい布団の中に未練などありません。
これらの内容を書いて、まだ暖かい布団の中を心地よく思っている同修に警告したいと思います。周りの多くの同修もこの件に対して、悩んでいます。同修の皆さん、力を尽くして精進して、この執着を取り除くことに、一緒に頑張りましょう。