帰るべき家は 残りあと100メートル先にある
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2019年2月6日】ある集団学法の日、同修Bさんは彼女の修煉体験を話してくれました。

 最近、彼女はとても疲れを感じ、しっかり睡眠を取りたいと思いました。昨日の午前中、真相を伝えて帰って来た彼女は、あまりにも疲れていて横になるとすぐに眠りにつきました。寝る前、彼女は「今日は自然に目が覚めるまで寝よう」と思い、目覚まし時計のアラームを設定しませんでした。

 夢の中で、彼女は道路に寝ていました。道路には車や人がひっきりなしに往来していて、彼女は自分の家は100メートル先の道路の突き当たりにあることに気づきました。彼女はすぐに起き上がって家に帰ろうとしましたが、しかし、靴が見つかりませんでした。仕方なく、彼女はスリッパを履いたまま家まで走りましたが、スリッパでは走れず、焦っている中で目が覚めました。時計を見ると、午後の2時過ぎでした。

 彼女の見たこの夢は、師父がまだ家についていないよ、途中で寝てはいけないよ、と気付かせてくださったのです。

 彼女の体験を聞いて、その場にいた同修達は皆とても感銘を受け、同時に、師父の慈悲深さを感じました。

 実は、Bさんは同修の中でも最も精進していて、いつも時間を切り詰めて、夜12時前に就寝することはほとんどありません。彼女は朝の煉功にも参加し、毎日午前中に人を救いに出かけ、午後から法を学び、夜には他の法を実証するプロジェクトに参加しており、歩くのも、話すのも速い人なのです。このような精進している人に対しても、師父は心配されているのです。のんびりしている私は、師父にどれだけ心配をかけているだろうか、と考えると本当に恥ずかしく思いました。

 実は私もよく分かっています。このようなことを聴けたのは、それは師父が苦心に苦心を重ねて私たちに「残りあと100メートルのラスト・スパートですよ。くれぐれもダラケないように注意しなさい!」と言い聞かせてくださっているのです。

 数日前、明慧ネットの交流文章「全体でしっかりと協力すれば、邪悪は必ず全滅する」を読みました。二つの市の同修は労働教養所の近くに行って発正念をしました。安全のため、午後1時過ぎに同修達は早めにそこから離れました。その日の夜に同修達が交流した時、ある天目が開いた若い同修は泣きながら、「師父と神々がまだ全員そこにいらっしゃるのに、あなた達は早々と帰ってしまいましたね」と言いました。それを読んだ私は思わず涙をこぼしました。「確かに、師父は時々刻々衆生のために苦労され、衆生のために多くの苦難を引き取ってくださっているのに、私たち弟子は怠けていいのでしょうか」と思いました。

 もうすぐ旧正月になります。人々は皆実家に帰省し、戻って来ています。それはちょうど大法弟子が人を救うよい機会なのです。同時に出稼ぎの同修も帰って来ています。この機会を利用して、周りの同修は彼らを探し、彼らと法に則って交流し、彼らと一緒に法を学びましょう!! 私達は一つなのです。彼らを忘れないようにしましょう!

 同修達よ、家は残りあと100メートル先にあるのです。師父はまだ衆生のために苦しみに耐えておられます。弟子として人間の安逸の生活を楽しむ資格はありません。子供たちのためにお正月を忙しくする同修たちには、自分が法を正す時期の大法弟子であることを忘れないでほしいと思いました。

 今は、100メートル走のラストスパートをかける時です。師父と神々は私たちに注目されています。私たちに対する法の要求もますます高くなっています。ともに協力して自らを修め、多くの人を救い、衆生を満載にして、師父について家に帰るようにしましょう!!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/1/22/380697.html)
 
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