累計9年の冤罪を経た上海の張勤さん 再び連行
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 【明慧日本2019年5月5日】(上海=明慧記者)上海の法輪功学習者・張勤さん(64)は2019年4月24日、2人の警官らにより嫌がらせをされた後、徐匯区留置場に拘束された。


張勤さん

 張さんは大学を卒業した後、上海勝徳プラスチック会社に就職した。毎日早く出勤し遅く帰リ、努力して世界の先進的な品質管理技術を研究し続けてきた張さんは、品質保証部門のマネージャーを任せられた。1999年の時、張さんは国内のプラスチック領域の品質管理技術の先駆者になった。現在は定年退職している。

 中国共産党の法輪功に対して残酷な迫害が続く20年の間、張さんは法輪功を堅持したため、6回も拘禁され、累計9年間、提籃橋刑務所でひどい迫害を受けた。

 2019年4月24日午後2時半頃、張さんは再度不当に連行された。当日午後5時過ぎ、4人の警官らと住民委員会の主任、書記らが張さんの自宅に行き、家宅捜索を行い、張さんの所持している法輪功書籍、プリンターなどの私有物を押収した。

 張さんの母親はごく最近に亡くなり、家の中には九十数歳の父親がただ一人で取り残されている。徐匯留置場に拘束されている張さんは、父親の世話をすることが何もできない。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/4/27/385619.html)
 
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