深セン市龍崗区裁判所は陳爽さんに懲役7年の実刑判決
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 【明慧日本2019年7月6日】(広東省=明慧記者)法輪功学習者・陳爽さんは湖北省咸寧市に生まれた。大学卒業後、働きに深セン市龍広区坂田鎮に行った。2017年6月4日、住んでいる寮に押し入って来た警官らに連行された。その後、2018年7月に深セン市龍崗区裁判所に懲役7年、さらに罰金1万元の実刑判決を宣告された。

 陳爽さんは法廷上で法輪功の修煉は無罪であると主張した。弁護士も陳爽さんの無罪を主張した。最近、弁護士が陳爽さんの事情を深セン市地方裁判所に確認して、次のような返事をもらった。深セン市地方裁判所は判決を認め、陳爽さんの父親が判決書を受け取った。ただしかし、陳爽さんの父親に電話をすることをし忘れ、通知しなかった。実際は、陳爽さんが連行されてから現在まで、陳爽さんの父親は何も情報をもらっていない。そのため再度、地方裁判所の担当者に聞いたら、何も教えてもらえなかった。一部の裁判官は「上訴しても無駄だ、元々地方裁判所の決めたことだ」とにおわした。

 弁護士は深セン地方裁判所の法的手続きは明らかに違法だと言った。弁護士は開廷審査を申請したが、裁判官に拒否された。弁護士は陳爽さんの父親の書いた弁護文章を提出した。また、判決書には2人の弁護人、弁護士と陳爽さんの父親の名前が書かれていた。弁護士は判決書が出たらすぐに、上訴人と弁護人に送付すべきであると主張した。しかし、陳爽さんの父親と担当弁護士2人とも判決が下されたことを全く知らなかった。陳爽さんの親戚が拘置所へ生活費を届けに行ったときに、初めて陳爽さんが5月にすでに広東省韶関北江刑務所に移送されていたことを伝えられたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/6/26/389207.html)
 
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