【明慧日本2019年8月11日】李洪志師父は、法輪大法の修煉は心を修め、良い人間になりさえすれば「私たちは組織形態がなく、大道無形の道を歩んでいます。財物を蓄えることなく、幹部も肩書きもありません」[1] と私たちに伝えられました。これは現代社会の学習者のために最も便利な道を開かれたのであり、金銭や物を法輪大法と完全に切り離しています。その上、出家する必要はなく、山に入る必要もなく、全社会のあらゆる場所が私たちの修煉の場となり得るのであり、私たちは真・善・忍の法理に則って自分の心身を修煉し、同門の弟子と一緒に学びながら修煉する中で互いに促進し合い、次元を向上させます。
しかし、1999年中国共産党が全面的に法輪功への迫害を展開して以来、大法弟子と学習者は迫害を制止するために、真相を伝え、多くのプロジェクトと会社を創設し、さまざまな有形のプロジェクトや会社の中には、金銭や物品があり、職位と分担があり、多くの人達の試金石となりました。無私になって尽くす者がおり、名誉や利益を求める者もおり、一心に人を救う者がおり、また冷たく見過ごす者もおり、困難を克服して根気よく前に進み続ける者がおり、あるいは、ただ便乗しただけの自己満足を求める者もおり、他にも色々たくさんあります。
最近、大紀元などのプロジェクトの中で発生したトラブルは偶然ではなく、海外も中国も同様で、常人社会に身を置いていさえすれば、各層には各層のトラブルがあり、仕事には仕事上でのトラブルがあり、家庭の中には家庭の中で現れた相対すべきトラブルがあります。最近トラブルが発生し、これらの人々と出来事を見聞きした学習者に対しても、さらにしっかりと内に向けて探し、自分を向上させるこれがよい機会なのです。心を静めて学法し、常に真に自分を修める大法弟子は皆、悟るところもとても深く、何が大法弟子であるかは自称するものではなく、法に則ってしっかり修煉する者、新しい宇宙の要求に向かって無私無我に道を歩み、苦しみをなめ、責任を負い、心を修め向上する者でなければならないはずです。真に修煉してきた大法弟子は、トラブルを前にしても自分を見ることができ、内に向けて自分の不足を探すことができ、それによって、さらに良いプラスの効果を引き起こすことができる、と私たちは信じています。
以後は、プロジェクトの中であろうと大法弟子が運営する会社の中であろうと、皆さんは一方的な話を用いて、師父がいかに自分を認めたかなどと言うことを「伝え」てはならず、それによって他人に圧力を加えたり、他人の過ちを決め付けたり、それによって引き起こされた重大な悪影響に対して、全く責任を負わないということがないよう希望します。皆さんが無私無我の善念を基にし、個人的な観念に執着せず、修煉の中で現れた問題は修煉を通じて解決し、会社の問題は会社を通じて解決されることを希望します。
明慧編集部
2019年8月10日
注:
[1] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「北京の古い学習者へ」
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2019/8/10/178831.html)