服役中の靳付章さんの母 「息子は間違っていない」
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 【明慧日本2019年6月10日】(遼寧=明慧記者)遼寧省営口市の法輪功学習者・靳付章さん(41)の84歳の母親は、2019年5月12日の母の日にも、喜びを感じることができず、祝ってくれる人は誰もいなかった。一人息子の靳さんは「真・善・忍」を遵守しているために、現在、刑務所に拘禁され服役中である。

 情報筋によると、靳さんは毎日強制労働をさせられる以外に、刑務所側から家族を利用したり、他の手段を用いたりして、法輪功を放棄させるために「転向」するようにと強要され、酷い迫害を受けている。一方では84歳の母親がたった一人で、苦難に満ちた日々を過ごしているという。

 立派な息子がひどい迫害に遭う

 会社で優秀な職員であった靳さんは、「真・善・忍」の理念に従って良い人間を目指しているというだけの理由で、1999年7.20以後、3年間にわたり拘禁され、酷い迫害を受けたことがある。

 2016年6月28日、営口市公安局駅前公安支局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)と駅前東風派出所の警官らは、靳さんの家に不当に押し入り、証明書などの法的な手続きも提示せず、靳さんをいきなり連行し、法輪功の書籍、ノートパソコン、自家用車までも押収し、これらの私有物をことごとく押収して持ち去った。

 その後、営口市留置場に拘禁された靳さんは、毎日健康を害する錫箔(すずはく・スズを紙状に薄くのばしたもの)を磨く仕事を強制され、食事も十分に与えられなかった。そして2017年7月に、靳さんは懲役5年の実刑判決を言い渡され、今なお大連刑務所第5監区に拘禁されている。

 母親は「息子が間違っていない」と主張

 現在、靳さんの母親はご飯が喉を通らず、食事の時にいつもご飯に水をかけて無理やり流し込んで、食べている状態である。母親の身体はみるみる間にやせ細り、息子がそばにいないため、すべての家事を全部自分一人でやらなければならない。

 ある日突然、水道管が壊れたため、母親は遠く離れた労働力市場に行き修理を頼んだが、家が遠方のためになかなか業者が見つからなかった。しかし、やっと修理を引き受けてくれたある業者が見つかったが、その業者が簡単に繋いだために、1週間も経たないうちにまた水漏れしてしまった。

 母親は再びその業者を呼んで事情を説明したところ、業者は「もうこの工事は終わったから、アフターサービスは俺と関係ない」と答えた。その時、母親はこの人は技術者ではなく、ただの素人だと分かった。しかも、その人は自分の生活はとても困難であるとか、子供は高校に通っており、妻が病気であるとかと言い訳をし、遠くから運転して来たので、せめてガソリン代ぐらいは出すようにと要求した。母親が「いくら出せばいいのですか」と聞くと、「20元」と言われたので直ぐに支払った。仕方がないので、母親は自ら水道の管を買い、ほかの業者に頼んで何とか解決した。

 ある日、母親は買い物から帰って、ポケットの中の800元の現金と身分証、年金カードの全てがなくなっていることに気づいた。帰り道を戻って探したが見つからなかった。身分証を再発行してもらうために、派出所に行ったが、手数料を払わないとできないと言われた。手ぶらで来た母親が大変困っていたところ、幸いにも古い友人に偶然に出会い、友人が200元を出して助けてくれたという。

 数日前、給湯器が壊れて入浴ができなくなった母親は、銭湯に行ったが高齢のため入浴を許可してもらえず、付き添う人がいなければならないと言われた。仕方なく友人を通して給湯器を買ってもらい、取り付けてもらった。多くの苦難の状況に置かれている母親はいくら大変でも、一切、息子を責めたこともなく、ずっと「私の息子は何も間違っていません」と言い続けているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/5/26/387871.html)
 
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