【明慧日本2019年10月17日】(湖南省=明慧記者)湖南省湘潭市(しょうたん-し)の政法委員会および公安局、検察庁は2019年悪い例を作り出した。それは中学生に中国少年先鋒隊と中国共産主義青年団を脱退することを勧めただけで、不当に開廷されることである。
明慧ネットの報道によると、2019年6月12日に湘潭市の法輪功学習者の郭明清さんは、ただ中学生に少先隊と共青団を脱退することを勧めただけで、現地の警官らに連行されて拘束された。のちに、検察庁に起訴された。
その期間中、中国国内と海外の学習者は数回に渡り、湘潭市委員会書記、政法委員会書記、公安局、検察庁、裁判所などの法曹部門の責任者に電話をかけたり、手紙を送り法輪功迫害のの真相を伝えた。しかし、彼らは相変わらず迫害を実行した。そして2019年9月19日午前、湘潭市岳塘区裁判所は湘潭市留置場で郭さんに対して開廷した。
留置場の簡易裁判所で弁護人が下記の意見を述べた
1、留置場で簡易裁判所を設置し、公開裁判をしないことは違法行為である。設置された裁判所には傍聴席がないし、当事者の家族が入って傍聴するのを拒むことは違法行為である。
2、3日間前までに被告人に開廷を知らせなかったことは、被告人の弁護権を妨げた。
3、10日間前までに弁護人に起訴状の内容を知らせなかったことは、弁護人の弁護権を妨げた。
4、開廷の際、被告人が手錠をかけられ、囚人服を着せたままで出廷させることは、法律違反である。
5、現場の検察官は起訴状を作成した人物と一致していない。
弁護人は上記の1から5の内容を発言し、裁判官に開廷することを回避するように要求したが、裁判官は過ちを認めないまま、休廷を宣告した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)