ネット封鎖は いったい誰を封じ込めているのか?
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文/中国の大法弟子 

 【明慧日本2019年11月30日】「10月1日の国慶節」前後にネット封鎖が激しくなり、多くの同修はその封鎖を乗り越えられなくなりました。その余波は未だに消えておらず、しばらくの間、私も明慧ネットになかなかアクセス出来なくなりました。本日はこのネット封鎖を突破する自らの体得を話し、皆さんと交流したいと思います。

 ネット封鎖の原因は何でしょうか?

 一般的には、「旧勢力の要素は表面空間の邪悪を操り、私達が明慧ネットを通して師父の新しい経文を拝読するのを阻止し、中国と海外の大法弟子の交流や連絡、協調を遮断し、真相の伝達、衆生の救い済度を妨げ、最終的には大法を破壊し、大法弟子を迫害して、宇宙の衆生を破滅させる目的を果たそうとしている」と考えているのかも知れません。

 しかし三界は決して、邪悪が凶悪でほしいままに振る舞うことができる楽園ではありません。まして、邪悪がすでに大量に一掃された今日では、このような状況はなおさらあっては行けません。

 内に向けて探しました。「相は心より生じる」[1] ですので、今、起きたすべての事は、私達の人心と執着と相応しているのではないかと思いました。毎回、中国共産党の会議の開催日や祝日、重大なイベント等の敏感日や敏感な時期になると、邪悪は力を尽くして恐怖な雰囲気を作り出し、着実に修めていない人達の心を動じさせ、そして、私達にそのような雰囲気を受動的に受け入れさせ、慣れさせ、最後に「敏感日だから、仕方がない」と全面的に受け入れさせようとしています。

 結局、一部の同修は邪悪の罠にはまり、「敏感日だから」とそれを全面的に受け入れてしまいました。それは邪悪がいくら弱くなっていても、まだ表面の空間を支えて、迫害を維持できる主な要因ではないでしょうか。

 この視点から言えば、私達の人心と執着が邪悪を支えていると言っても過言ではありません。私達の人心と執着こそ、法がこの世を正す前の主な障害となっているのです。師父はすべての邪悪を簡単に一掃することが出来ますが、しかしそうなると、私達の人心と執着の部分も旧宇宙の廃物と一緒に淘汰され、消滅されてしまうことになります。

 師父の佛恩は浩蕩たるものです! 師父は修煉の時間を何度も延長してくださり、修煉の機縁を何度も苦心して按排してくださいました。「自由門」、「無界瀏覽」等のネット封鎖を突破するソフトは、今のところ更新されていません。それは私達に正念を持って邪悪を一掃する機会を、与えてくださっているのではないでしょうか?

 そこで自分の思考回路を整理してから、私は発正念をして邪悪を一掃することにしました。

 最初は少し大変でした。邪悪の黒い障壁が突き破られても、またすぐに閉じてしまい、突破口がすぐに邪悪に補充されます。つまり障壁は突破されても、しばらくするとまた、遮断されてしまいました。そこで、少し集中して観察すると、自分の意識の中に人間の肉体を持ったままで、突破しようとしていることに気づきましたので、状態を調整し直しました。今度は、私の身神はミクロの世界に入り、そして、一つのトンネルに入っていきました。

 発正念を強めるにつれ、トンネル内はますます透き通って明るくなり、金色の光が輝き、一部の佛、道、神は通路を飛んで通過していきました。彼らはネット封鎖を突破した同修たちでした。私は神雷を使ってネット封鎖を徹底的に爆発し、そして、師父にご加持をお願いしました。ネット封鎖を爆発してから、トンネルはかなり広くなりました。すると、「このトンネルは中国本土の14億の大勢の人達が通過できる!」という意識が脳裏に打ち込まれました。しかし、トンネルの入り口には鬼や怪物などがまだいて、彼らは八辺形の八卦の図形のある盾を持って、再び障壁を作ろうとしていました。しかし、その数は以前よりかなり少なくなり、局部しか遮断できなくなりました。その時に私の意識の中で、それらはすべて大法弟子が修めていない「人心」と「執着」の対応部分であると分かりました。

 ネット封鎖はいったい誰を封じ込めているのでしょうか? 封じ込められたのは、我々の「人心」と「執着」なのです。人心を放下し、修め遂げた一面を強大にすれば、邪悪のネット封鎖は必然的に滅ぶことでしょう!

 しっかり修めた同修が明慧ネットにアクセスしたり、メッセージを送信したりするのは、紙に字を書くのと同じように簡単なことです。もちろん、異なる次元の法の制約もありますが、彼らにとっては本当に思うままに行なうことが出来るのです。よく修めた同修と比べれば、その差異は相当大きなものだと分かります。 

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法十』「大紀元会議での説法」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/10/20/394789.html)
 
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