【明慧日本2019年12月26日】国際人権デーの2019年12月10日に、ドイツのハノーバーの法輪功学習者は、市の中心部にある駅の向かい側のエルンスト・アウグスト・プラッツで、法輪大法のブースを設け、中国共産党による法輪功学習者に対する生体臓器狩りに反対し、ドイツに「グローバル・マグニッキー人権責任法」を導入するため、署名活動に協力してくれるよう人々に呼びかけた。
ゲルトルート・ヴァレンさんはハノーバー在住の人である。彼女は3人の子供とよく人権に関する話題で討論しているという。彼女は「私は中国で、臓器を強制的に摘出する話を何度も聞いたことがあり、テレビでも見たことがあります。しかし、人々はこの事に対してとる行動が少なすぎます。私達の政府は中国にいる人々がどのように扱われているかについて、あまり重視していません。これはよくないことです。中国人は政府に制御されており、このことを私はとても恐ろしいと感じています。彼らは必ず政府の考えに従って生きなければなりません、そうでなければ、警官は彼らを連行します。私はドイツ政府がこれに対して何らかの行動をとるべきだと思います。人権を尊重しないなら、我々はあなた方と話し合わない、あるいは、我々ドイツの工業界は、もう以前のようにあなた方とは協力しない、という事を中国共産党にはっきりと伝えるべきです」と言った。
いまだに生体臓器狩りのような残虐な事が続いていることに関して、ゲルトルートさんはとても良くないことであると感じ、彼女は「私が思うに、中国のような共産主義国家では、人々が自分で決められることはとても少ないので、これらを目にした全ての人は署名するべきです。もしも十分な署名が集まれば、いくつかの変化を起こせるかもしれません。私はこの迫害に速く転機が訪れるよう望んでいます」と言った。
80歳のルーマンさんは、人々が中国で受けたこれらの迫害がとても酷いと感じた。「私は法輪功学習者が迫害されることに怒りを感じます。中国で法輪功に対する迫害がすでに20年以上も続いているなんてとても想像できないことです」と語った。彼は「中国はドイツで多くの投資を行なっているため、ドイツ政府はその投資に対する影響を恐れているのかもしれません。そのことが、中国共産党に対する非難がとても生ぬるい原因です。私達はイギリス、フランス、米国と協力して、中国共産党を非難しなければなりません」と言った。
イマン・ザイターさんとマリアン・ザイターさんの姉妹は、中国で発生した臓器狩りを聞いたことがあるという。イマン・ザイターさんは「中国で起きている迫害はとても悲しいことです。全ての人は皆、基本的人権を持つべきです」と言った。マリアン・ザイターさんは「この中国で発生した法輪功に対する迫害が、すでに20年以上も続いていることにはとても驚かされます」と語った。
トルコから来て、現在ドイツに住んでいるイルドリム・ウルムラムさんはトルコで大学教授をしていた。彼女は中国で起きているこの迫害を以前、聞いたことがあるという。彼女は中国共産党が国民に対して行なう酷い迫害を厳しく非難して、「私は今日あなた達(法輪功学習者)に会えて、とてもうれしいです。あなた達がここで迫害の実態を伝えていることに感謝します」と言った。