独・フランクフルトの「中国祭」で中国人三退
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  明慧日本2019年9月22日】ドイツのフランクフルト市内で8月30日から9月1日まで、「中国フェスティバル」が開催された。この期間中、法輪功学習者は迫害の真相を伝える活動を行ない、中国共産党の法輪功に対する迫害を暴き、迫害を制止する署名活動を行ない、さらに中国人に三退の重要性を伝え、中国共産党組織からの脱退を呼びかけた。このフェスティバルが行なわれる期間中、現地に住む多くの中国人や中国からの留学生、そして、多くの市民が訪れた。

'图1~2:2019年8月31日,法轮功学员在法兰克福商业大道上举办烛光守夜活动,引来路人的关注'
中国で迫害死した法輪功学習者たちのキャンドル追悼会を開く

'图3~4:8月31日,路人到信息台了解真相,和法轮功学员交谈,并签名反迫害'
市民に法輪功迫害の残忍な真相を伝える

 市民「法輪功学習者は素晴らしい!」と称賛

 学習者は「中国フェスティバル」の会場の一角でテントを設営し、迫害の真相パネルなどを展示した。人々がツァイル商店街に足を踏み入れると、遠方からでも設営されたテントが見えた。

 1人のドイツ人の中年男性は学習者に話しかけた。彼は法輪功が受けている迫害の真相を知っており、署名したことがあるという。彼は親指を立て、「法輪功学習者は素晴らしい!」と称賛した。交流の中で彼は香港市民の抗議デモに触れ、中国共産党の弾圧は失敗に終わるだろうと話した。

 西洋人の中年女性は法輪功が迫害を受けていることを初めて聞き、学習者に何をしたのか尋ねた。学習者は彼女に、「中国共産党は法輪功に対する弾圧の目的を達成するために、法輪功を誹謗中傷するニュースを大量に報道し、中国の国民を法輪功と敵対するように煽ったのです」と説明した。すると、彼女は頭を振りながら「許せない!」と話した。学習者はさらに「1999年の迫害以来、中国共産党は法輪功学習者たちを消滅させるために動物のように扱い、殺害して臓器を奪い、売買をして莫大な利益を得ています」と伝えた。

 2019年6月17日、イギリスの民衆法廷が宣告した、中国共産党が臓器収奪の犯罪は事実であり、長年にわって行なわれて今日にまで至り、その対象者は法輪功学習者たちである、と彼女に話した。

 この話を聞いた彼女は、「中国共産党は悪魔だ! 私は誓ってもいい、近い内に必ず懲罰を受けます」と、憤りを隠せなかった。彼女は学習者の手を握り、励ますと共に感謝の意を表して、別れを告げた。

 イロナ・オベイヌさんは学習者としばらく交流した。彼女は「もし、人々が『真・善・忍』の原則に基づいて生活をすることができれば、我々の住む地球はもっと善くなります」と話した。さらに、自分は『共産党に対する九つの論評』を読み、フェイスブックで中国共産党の迫害行為を非難したという。

 この『九評』の本の序文にはこの本の目的が明瞭に書かれている。それは「冷静に中国共産党の化けの皮を見抜き、心の底からの善を守り、神が人に規定した思想行為と基準を遵守し、改めて伝統的な道徳と文化を取り戻す」ということを人々に呼び覚まし、人が悪魔のコントロールを断ち切ることができるよう神は手助けするであろう、ということである。

 法輪功の真相を理解した中国人は 三退を選択する

 この数日間、真相を伝える活動の中で、多くの中国人に法輪功迫害の真相を伝える機会に恵まれ、真相を理解した彼らは、中国共産党組織からの脱退を表明した。

 30歳代の中国人男性はドイツのフランクフルトにある会社で仕事をして、10年になるという。彼は女性の友人とフェスティバルを見るために訪れ、学習者を見かけて世間話を始めた。彼は「当初は法輪功に対して好感を持っていませんでした。煉功はお年寄りがすることだと思っていました。後にネットで動画を見て、司会者が法輪功の修煉者であることが分かり、法輪功に対して興味を持ち始めました。そして大法書籍を読み、法輪功はとても素晴らしい功法であることが分かり、『轉法輪』の本を何回も読みました」と話した。

 学習者は彼に三退の意義を説明した。「中国共産党は天理に背いて多くの悪事を働き、善悪には報いがあることは天理であり、天は共産党を滅ぼす時、もしあなたが共産党の一員であれば、副葬品となって一緒に滅ぼされます。三退すればそれを免れ、平安が訪れます」。青年はこの話を聞いて、中国共産党組織の青年団と少年先鋒隊からの脱退に同意した。

 2人の60歳代の中国人男性はフランクフルトで生活して十数年になる。彼らは学習者の活動現場を通りかかった時、学習者から迫害の真相を聞いた。2人は法輪功の真相について知っているといい、市内で学習者の活動によく出会うという。三退の勧めに対して2人は快く応じて、学習者の善なる行為に感謝した。

 中国からの観光客 法輪功の真相を理解する

 「中国フェスティバル」の2日目、学習者はツァイル商店街での活動以外に、市中心部の人気観光スポットのポールランゲヴァン広場でも、法輪功の真相を伝える活動を行なった。

'图5~6:中国游客在保罗广场观看法轮功真相展板'
ポールランゲヴァン広場で迫害の真相を伝える

 ポールランゲヴァン広場の隣にあるポール教会の近くに、観光バスの駐車場があり、中国人観光客を乗せたバスが次々とやって来た。学習者は長年の間、ここで法輪功迫害の真相資料を展示し、スピーカーで残酷な迫害の真相を伝えている。

 8月31日の朝、2人の学習者は法輪功の真相資料とスピーカーを持って、この駐車場にやって来て中国人観光客の到着を待った。この日、観光を済ませてバスに乗る中国人に、学習者のジャンルカさんは真相パネルを掲げて簡単な中国語で、「迫害の真相を知ってください」、「中国共産党は中国ではありません」と声をかけると、西洋人が中国語で話しているのに驚いた中国人は、好奇心を抱いて彼に近づき、真相資料を読んでくれた。

 もう1人の学習者の王さんはジャンルカさんに協力して、スピーカーで中国人に真相を語りかけると、彼らは静かに聞いてくれた。

 観光客がバスに乗り込んだ際に、ジャンルカさんはパネルを彼らに向けると、真相パネルを読む観光客や、話を聞くために窓を開ける観光客がいた。

 後に、1人の女性学習者が人混みの中に入り、1人の若い中国人男性に三退の意義について説明すると、彼はうなずき、学習者にこのツアーのメンバーが一緒にベトナム旅行をしたとき、全員が中国共産党組織から脱退したことを学習者に教えた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/9/5/392319.html)
 
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