大法は私の修煉の道を切り開いてくださった
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2020年1月11日】私は1999年7.20のちょっと前に法輪大法に出会いました。五式の功法を習い、坐禅が20分ぐらい出来るようになった時、治療しても、薬を飲んでも治らなかった数々の持病が治りました。当時の感動と喜びは言葉で表現し難いものです。しかし、7.20以降、私の修煉はとても難しくなりました。夫は中国共産党の幹部で、息子は警官でした。そして毎日24時間、テレビで中傷と嘘の宣伝が流される中で、夫と息子は中国共産党による強い圧力を受け、私の修煉を妨害して大きな魔難となりました。しかし、大法で現れた奇跡は私のために修煉の道を切り開いてくださいました。

 家族に大法の奇跡が現れる

 2001年元旦、私は公共の風呂場で熱湯で右手をヤケドしてしまい、皮膚の皮が剥がれました。当時師父の経文『同じく二言三言』と『法がこの世を正す予告』が発表されました。私はヤケドを気にせず、心の中で師父のこの経文のことばかりを考えていました。家に帰って、私は『轉法輪』を読んでから寝ました。翌朝の5時頃起きて坐禅して終わった時に、ふとヤケドした右手が、一晩中全く痛くなかったことに気づきました。メガネをかけてよく見ると、新しく生えてきた皮膚が、剥がれた所をきれいに包んでいる状態でした。驚きのあまり私は街に出て「法輪大法は素晴らしい!」、「真・善・忍は素晴らしい!」と叫びたくなり、感激の涙を流しました。内科の看護師である嫁に見せると、嫁は「これほど酷いヤケドは完全に治るのに一冬中かかるのに、一晩で治るなんてとても不思議ですね」と言いました。

 ある日、息子は嫁に家族全員の血圧を測らせ、全員測って正常でしたが、私は測らないと断りました。息子にどうしてもダメだと言われたので、心の中で「私の血圧は誰も測定できない。すべて、師父に把握されている」と思いながら腕を出しました。その結果、3回も測り直しましたが、血圧や脈拍数が3回とも測定できず、師父が語られたように「脈も無くツボも無い」状態でした。嫁は測定器が故障していないかと疑って、もう一度、息子の血圧を測って見ましたが全く問題ありませんでした。すると嫁は「長年の看護師の経験で、こんなこと初めてです」と言いしました。これ以外にもたくさんの奇跡が現れ、大法の超常さを目にした家族は、私の修煉を支持するようになりました。

 大法の修煉で生まれ変わったように私は性格も穏やかになり、毎日元気で明るく過ごしました。私の変化を見て、2007年に夫も大法を修煉するようになりました。ある時、夫に突然ショック症状が現れて、病院に搬送されました。医師は合併症の恐れがあるので、入院して全身的な検査が必要だと言いました。しばらくして、検査結果が出ました。医師は「血糖値がこれほど高くて症状も重いのに、なんとすべてが正常で合併症も出ておらず、とても信じられない。奇跡としか言えません」と言いました。これは師父が夫の身体を浄化してくださったのだ、と私と夫しか分かっていません。家族は再び大法の素晴らしさを体験しました。

 自分をよく修め、魔難を解体する

 2008年の北京オリンピックの前に、私は真相を知らない人に通報されて不当な家宅捜索を受け、大法の書籍が押収され、その後、不当にも労働教養所へ移送されました。労働教養所の部屋の中は冬でも暖房がなく、寒さの中で一日中小さな手のひら大の椅子に座らされ、洗面も歯磨きも許されず、トイレすら行かせてもらえず、部屋から出るのを禁止され、身体を動かすことも許されませんでした。夜の12時にようやく寝ることが出来ましたが、翌朝の2、3時になるとすぐに起こされました。そして、大法を中傷するビデオを毎日強制的に見させられ、その後、その感想文まで書かせて、肉体労働を強いられました。このような酷い迫害を1年半も強いられました。

 2009年5月、私は労働教養所から解放されて家に帰りましたが、家の環境は一変していました。夫は迫害を恐れて修煉を放棄し、私の修煉に猛反対しました。私が迫害されて労働教養所に入ったことは、夫のメンツをつぶしたと言って、毎日私を怒りました。私は心の中で、「私は大法を修煉して病気が治り、家庭のために多額の医療費を節約しただけでなく、殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さず、良い人になるようにしている。家では全部の家事をする他に、姑の面倒も私1人で見ているし、便で汚れたズボンも私が洗ってあげている。あなたは大法から大きな恩恵を受け、師父に身体を浄化していただいた、それなのに、大法と大法を修煉する私に対してこれほどひどい。人間の良心を失い、中国共産党の偽りの宣伝に深く害されている」と夫に大変失望しました。しかしその一方で、私が原因で夫も大きな苦しみの中でかわいそうだと思い、夫の悪い態度をずっと我慢していました。ところがある日、とうとう私は我慢し切れず、夫に「もう、罵るのをやめなさい! 私が大法を修煉して良い人になるのは間違っていません。江沢民が自分の権利を乱用して大法弟子を迫害しているのに、あなたは正義の味方になるのではなく、かえって邪悪を手伝っているのよ。これこそ、あなたの恥だわ」とはっきりと言いました。声はそれほど高くなかったのですが、夫はその途端にソファーに座り込み、私の声が雷を落としたようだったと言いました。それ以降、夫は私が刑務所に入ったことが自分のメンツを潰した、という話をしなくなりました。師父が私を手助けされて、夫の背後の邪悪な要素を消滅してくださった、と悟りました。

 夫はメンツを重んじるだけではなく、常に自分こそが正しいと強調し、わがままな人です。義理の妹は「兄は妻と子供に悔しい思いをさせても、兄弟と母を最優先にして大切にするわ」と言ったことがあります。93歳の姑は自分の身の回りのことが出来ないのですが、しょっちゅう私の悪口を言い、私を見下すだけでなく、食事も好きなものだけを食べます。私はできるだけ姑の口に合う料理を作るなどして、いくら丁寧に世話をしていても、姑がトイレに行く時に、夫は姑に「大丈夫だよ、好きなように捨てていい」と言うので、姑は使った紙をあちこちに捨て、ひどい場合には便を床や暖房器具につけました。そんな時、私はいじめられていると感じ、不満不平の気持ちが強くなり、反発しようとしました。しかし、突然頭の中で、「もしかすると以前に、私も人をいじめたのかもしれない。借りがあれば返さなければならない。夫と姑は私を高めさせ、業力を消して関門を乗り越えさせてくれているのかもしれない。師父は私達に良い事も悪いこともみな良いことだと教えてくださった。私は自分をいじめる人に感謝しないといけない」と思うようになりました。すると、人をいじめている人がとてもかわいそうに見え、文句を言わずにトイレをきれいに片付けました。

 2015年に、世界中から法輪功を迫害する元凶である江沢民を告訴する流れが現れ、私も告訴状を書きました。師父は「物事の善し悪しは人間の一念によるものであり、その一念の違いによって異なる結果がもたらされることがある」[1]と語られました。告訴状を郵送する時、家族に迷惑になるのではないかと恐怖心が出てきて、やめようとしましたが、同修たちに励まされ、最終的には送付しました。半年ぐらい後に、公安当局の嫌がらせが強くなり、警官の息子は情報を得て、電話でもうすぐ我が家に対する家宅捜索が行なわれるので、私に早く大法の本を隠すように教えてくれました。それを聞いて私は怖くなり、言われた通りに本を天井に隠しました。しばらくすると、息子夫婦と娘夫婦が皆我が家にやって来ました。息子は私に「警官らが来たら、母さんはこれから修煉をやめるし、告訴状も書いたことがないと言って」と教え、私に重ねて覚えさせようとしました。その時、夫も私を罵って怒り出し、それと同時に私は内に向けて探しました。自分の恐怖心により共産邪霊に隙に乗じられ、肉親の情を利用して家族に業を作らせ、私に修煉を諦めさせようとしていることがわかりました。私は心の中で師父に助けを求め、すぐ床に座って立掌し、強い正念を発して私を妨害する旧勢力と邪悪な生命要素、それに共産邪霊を取り除くように正念しました。その時、まるですべてが静止したように感じました。数分後、息子は「じゃ、帰ろう。面白くない」と言い出すと、皆が一緒に帰って行きました。他空間の邪悪が解体されたとが分かりました。人間は本当にかわいそうだと思い、私の心が悲しくなりました。

 2016年正月9日、地域の警官らが私の書いた告訴状を持って我が家にやって来ました。当時、夫は家におらず、私と姑だけがいました。師父のご加持のおかげで、私は全然怖くありませんでした。私は警官になぜ、私が江沢民を告訴したかを教え、それから大法の真相を伝えて、大法弟子を保護する人には福があると伝えました。最後に警官は自分の名前と職務、電話番号を残し、私に「いいと思えば、家で煉って、安全に気を付けて」と言ってくれました。

 「法輪大法は素晴らしい」を念じる威力

 夫の義弟は2015年に大腸がんの手術を受けました。手術後、主治医から3カ月から半年の余命で、化学療法が6、7回必要だと言われました。義弟が入院している時に、私は何度も彼に大法の真相を伝えに行きましたが、その際に家族の抵抗に遭い、病院だけを信じていると言われました。ある日、私は鶏のスープを作って病院に見舞いに行くと、そばに誰もいなかったので、私は低い声で「あなたが共産党の党、団、隊に参加したことがあれば、それを脱退し、誠心誠意に『法輪大法は素晴らしい』と念ずると、私の師父はあなたを助けます。法輪大法は高徳な佛家の大法で、真に法輪大法を信じている人を救うことが出来ます」と教えました。すると、義弟は「僕は団と隊に参加したことがあり、脱退に同意します。脱退をお願いします」と私に頼みました。ちょうどその時に、奥さんが病室に入って来て、見ると機嫌が悪そうでした。化学治療を受けた後、義弟は退院しました。

 しばらくしてから、私は夫に「義弟を見舞いに行って、何か手伝うことがないか見に行かない?」と聞くと、夫は「行かない」と言って、私も行かせませんでした。夫がいない時、私は師父の説法された録音テープと真相の小冊子を持って、バスに乗って義弟の家に行きました。義弟の家に入ると、テレビを見ていた義弟はとても喜びました。私は彼に真相の小冊子を見せてから、師父の説法の録音を聞きたいかと尋ねると、「ぜひ聞きたい」と答えました。私が操作方法を教えるとすぐに覚えて聞き始めました。私は義弟の家を出る際に、奥さんに私の夫に内緒にしてほしいと頼みました。ところが、家に着く前から夫に知られ、娘の家に行って私の文句を言って帰りました。翌日私が娘の家に呼ばれ、そこにいる息子と娘にさんざん言われました。「母さんの人を助けたい気持ちはよく分かるけど、何であっちの家に行って、私達までが文句を言われなければならないのか」と苦情を言われました。私は何を言われても笑いながら、「何を罵られてもしようがないわ、すでに行って来たあとだから」と言いましたが、心の中では「1人の命が救われることが出来るなら、すべてが無駄ではない」と思いました。

 その後、義弟の病気は本当に良くなりました。師父は彼を救ってくださいました。あれから4、5年も経ちましたが、彼はその後何もなく、化学治療後に薬も飲まず毎日普通に働き、以前よりも元気になりました。

 数日前、私は市場で以前に大法の真相を伝えたことのある従兄弟(いとこ)に会い、私に大法関連のカレンダーが1冊欲しいと頼まれました。従兄弟は私に「自分は毎日『法輪大法は素晴らしい』を念じているので、家の事がすべて順調だ」と言いました。彼女がなかなか出来なかった従兄弟でしたが、今はとてもいい嫁をもらって、可愛い女の子にも恵まれています。そして、「『法輪大法は素晴らしい』を念じると、本当に福が訪れました!」と嬉しそうに言いました。

 師父は私のために修煉の道を切り開いてくださった

 2018年、夫が突然に倒れて病院に搬送されましたが、検査結果は脳出血で、すぐ入院することになりました。私は夫に「誠心誠意に『法輪大法は素晴らしい』を念じると、師父は必ず見守ってくださり、あなたは絶対に大丈夫よ!」と教えました。私は師父に線香を上げて、夫を助けてもらうようにお願いしました。私が師父のお写真を見上げると、師父は微笑んでおられ、まるで、ご本人のように見えました。その途端に、あつい涙が流れ、私は合掌して師父の救い済度に感動しました。

 入院中、同じ病気の患者は手足も動かすことが出来ず、全く自立できませんでしたが、夫の方は回復がとても順調で、完全に治りました。退院後、夫は私に「これからはお前が煉功しても、学法しても俺は邪魔しない。俺の休養に影響がなければ、いつ行なってもいい」と言ってくれました。

 あれ以来、夫は本当に変わりました。以前なら私が修煉体験文などを書く時にさえ、いつも隠れて書いていましたが、今はそんな時、夫が私の代わりに料理を作ってくれます。私が真相を伝える時にも、夫は手助けしてくれます。師父は私のために修煉の道を切り開いてくださいました。すべての善良な人が「法輪大法は素晴らしい」を念じ、救い済度されることを切に願います!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/12/21/397071.html)
 
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