安徽省の姜健美さんと穆姉妹4人に 実刑判決
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 【明慧日本2020年2月3日】安徽省亳州市(はくしゅうーし)譙城区の法輪功学習者・穆敏さん、穆蓬娟さん、穆霞さん、穆麗芳さんの姉妹4人と姜健美さんの5人は、譙城区の裁判所で2019年12月5日、不正に裁判が行なわれた。先日、穆家の姉妹4人には、それぞれ懲役7年6カ月と罰金5万元(およそ79万円)、姜さんは4年6カ月と罰金3万元(およそ47万円)の実刑判決を下された。

 法輪功学習者・王玉蘭さんは80歳近くで、譙城区馬家胡同に在住し、5人の娘がいる。長女は法輪功を学んでいないが、ほかの姉妹4人はともに法輪功を学んでいる。2019年4月17日午後、譙城区公安局は12台のパトカーを出して、100人近くの警官らを出動させ、馬家胡同の王さんの家と十九里、古井鎮の王さんの娘たちの家に行き、王さんと娘5人、婿3人、孫(12)の計10人を連行した。

 同日、法輪功学習者・姜さんと賈素玲さん2人も自宅から警官らに連行された。

 その後、王さんと法輪功を学んでいない長女、孫、3人の婿が解放された。賈さんは亳州市渦陽県洗脳班に入れられて迫害を受け、その後に解放された。

 しかし、王さんの娘・穆敏さん、穆蓬娟さん、穆霞さん、穆麗芳さんの4人と姜さんは拘禁され、譙城区裁判所に提訴された。そして、学習者の家族たちは5人に、それぞれ弁護士を雇った。

 譙城区裁判所側は『刑事訴訟法』の第187条に反して、学習者5人に対して開廷した。2019年12月5日の3日前に当事者に開廷の通知書を送らなかった。この法律違反の行為に対して、学習者5人と弁護士たちは強く抗議したが、裁判所側が強行的に学習者5人に裁判を行なった。法廷には法輪功迫害を行なった610弁公室のリーダー・孫超がいた。法廷で弁護士たちは法律に基づき、この案件を詳しく分析して学習者5人の無罪を主張した。そして、検察官、裁判官、裁判長の法律違反行為を指摘し、学習者5人の無罪解放を要求した。

 裁判が行なわれている間、始終、学習者5人は落ち着いており、公訴人に起訴されたいわゆる罪に対して、一つ一つ回答していき無実を訴えた。「法輪功を学ぶことは罪ではありません。真・善・忍を修め、より良い人になることは罪になりません」と訴えて、解放することを求めた。しかし、裁判所側は法律を無視して、5人に実刑判決を言い渡した。

 現在、姜さんと穆家の姉妹4人は譙城区裁判所が下した一審の判決を不服として、中級裁判所に控訴したという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/1/16/399061.html)
 
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