合肥市の李朝勝さん 不当に2年以上も拘禁
【明慧日本2020年1月17日】(安徽省=明慧記者)2017年10月20日午後、安徽省合肥市の法輪功学習者・李朝勝さんは不当に連行され、すでに2年以上もの長きに渡って拘禁されたままでいる。
李朝勝さんは石碑の彫刻家である。2017年10月20日、合肥瑶海新站区役所のある官僚が知り合いの人に石碑を彫刻する場所を紹介し、その人が石碑の彫刻を依頼しに李朝勝さんのところにやって来た。商談がうまくいかないため、その官僚が竜崗派出所の所長を呼んで来て話し合い、「李朝勝は法輪功学習者であるので、今から家宅捜索を実施する」ということを決めた。李朝勝さんは「あなた達は汚職官僚だ、家宅捜索の権限はない」と言った。
すると、瑶海新站区役所の官僚は怒り出し、家宅捜索の指示をした。李朝勝さんの妻は恐れて、家にあった何冊かの法輪功の書籍を渡した。そして、竜崗派出所の警官らはこの書籍を根拠として、李朝勝さんを連行し拘置所に移送した。昨年の年末、警官は「現在は手続きの最中で、年明けに解放する」と言ったが、年が明けるとまた「すぐに解放する」と言って、家族を騙した。
しかしながら、李朝勝さんは不当に合肥拘置所に、2年以上もの長きに渡って拘禁されたままの状態でいるが、なかなか約束通りには釈放されていない。
2019年末ごろ、李朝勝さんの家族が合肥市瑶海新站区「610」弁公室、国内保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、竜崗派出所の警官らに、「合肥拘置所に連れて行かれ、罪を認めてサインをすれば、解放する」と騙した。しかし、李朝勝さんは警官らの嘘を見抜き、サインをしなかった。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)