四川瀘州の法輪功学習者4人 一斉に連行される
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 【明慧日本2019年10月18日】龍馬潭区特興鎮の女性店主の3人が不当に連行された。その20日間後の2019年9月10日、四川省瀘州市(ろしゅう-し)でまた、法輪功学習者・唐祖群さん、熬启珍さん、彭昭群さん、章興連さん4人が、同時にそれぞれの家から連行される事件が起きた。そして、警官らはそれぞれの自宅の家宅捜索をし、不当に私物を押収した。

 警官の話によると、華陽郷の監視カメラに学習者たちが真相シールを貼る姿を捉えていたと言う。現在、4人は不当にも瀘州納渓留置場に拘禁された。

 唐祖群さんは、60代の女性である。2019年9月10日午前8時頃、ドアを開けてごみを出しに行ったら、押しかけて来た7、8人の私服警官らに取り押さえられ、手錠をかけられた。唐さんは警官らが自分の私物を押収することに抵抗したため、無理やり連れて行かれた。彼女を連行し、家宅捜索した警官らは、瀘州市公安局と江陽区公安支局の者だと名乗ったが、令状には江陽区公安支局の印鑑だけしかなく、担当者の署名も、拘禁期限も明記されていなかった。

 彭昭群さんは50歳で、農家である。9月10日の朝9時頃、黄艤鎮安置団地の母親の家から連行された。当時、家には他の人が誰もいないため、家宅捜索された後、何が押収されたのか未だに分からない。その後、警官ら(私服警官4人、制服警官1人)は、黄艤鎮にある息子の電気修理店にやって来た。店内に入ると、警官らはいきなりシャッターを下ろし、息子の手を掴んで手錠をかけ、店内を捜索し、息子の携帯電話やパソコンを調べた。その場で女性警官がその様子を撮影をした。

 その後、息子は手錠を外されたが、彭さんの田舎の家まで案内させられた。警官らは江陽区公安支局の者だと自称し、彭さんの自宅から私物を押収した。

 章興連さんは54歳の女性である。9月10日朝7時、7、8人の私服警官は章さんの娘の家から章さんを連行した上、章さん本人の自宅をも家宅捜索した。情報筋の話によると、案件を担当した瀘州市公安局は前から章さんのことを監視し、尾行していたと言う。そのため、章さんが20日ほど前に、娘の家を訪れたことは分かっていた。

 熬启珍さんは農村信用社の退職者で50代である。同じく9月10日の朝7時頃、自宅から連行され、そして、不当に家宅捜索を受けた。

 現在4人は瀘州納渓留置場に拘禁されている。彼らを陥れた「法律の実施を破壊した」という罪名は、全くの事実無根の話である。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/9/19/393528.html)
 
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