攀枝花市の湯仕国さん 懲役7年の実刑判決
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 【明慧日本2019年9月22日】四川省攀枝花市攀鋼(はんしか-し・はんこう)グループの湯仕国さん(60代男性)は法輪功を学んでいるという理由で、職場とコミュニティの関係者に迫害され、2009年2月に自宅で身柄を拘束され、懲役7年の実刑判決を宣告された。

 湯さんは法輪功を学んでから「真・善・忍」に従い、自らを律し、職場では数十年間コツコツとまじめに仕事をし、働いてきた。

 1999年7.20、江沢民グループによる法輪功への迫害が始まって以来、湯さんは法輪功を学んでいるという理由だけで、職場の電気技術者から一般従業員に移動され、待遇が最も悪い清掃員に降格された。その結果、仕事が終わっても休めず、仕事用具までもよく検査を受けて嫌がらせをされた。

 元職場保衛課兼作業場の主任は自分の利益のために、会議でよく湯さんに法輪功の関連書籍と迫害の真相資料を出すこと、法輪功をやめるという保証書を書かない限り外出を禁止し、住居までも監視され、嫌がらせなどの酷い迫害を加えた。中国共産党第十七回全国代表大会の時には、湯さんは職場に軟禁され、夜間は家に帰ることも許されず、昼夜、トイレに行く時さえも監視されていたという。またさらに、軟禁された場所から出ることも禁じられ、中共十七大が終わってからやっと家に戻されたが、やはり昼間は監視され、尾行も続いた。

 また、棗子坪大地湾居民委員会の人員と派出所の警官らは不定期的に湯さんに嫌がらせをし、湯さんの家族さえも正常な生活ができなくなった。ある日派出所の警官ら数人が湯さん宅に押し入り、法輪功の関連書籍を押収した。それらを取り戻そうと、湯さんは数百メートル追いかけたため、警官らに罵られて殴られ、また追いかけられた。

 2009年2月25日午前、攀枝花市国家安全保衛大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官ら7、8人と大地湾居民委員会の主任が湯さんの自宅に侵入し、法輪功の関連書籍を押収した上、湯さんを市留置場に拘禁した。

 2009年10月22日、東区裁判所は湯さんに懲役7年の実刑判決を宣告した。

 同12月2日、市中級裁判所は湯さんの控訴を却下し、原審を維持すると宣告した。

 湯さんは楽山市馬家坪刑務所で苦悩な労働をさせられたほかに、長期にわたって心身とも残虐な迫害をされ続けた。とうとう元気だった湯さんは、厳寒の冬に危篤状態に陥った。そのため、刑務所側は2回ほど一時出所させようとしたが、2回とも棗子坪派出所、居民委員会、街道弁公室の関係者らに拒否され、かなわなかったと言う。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/9/15/393292.html)
 
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