年配者が「法輪功万歳」と大声で叫ぶ    
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 【明慧日本2020年3月25日】最近、法輪功真相を伝える際に、世の人が法輪功の真相がわかった瞬間に、よく励まされています。そこでより多くの世の人に、法輪功の真相を伝えなければならない、という信念がますます固まってきました。その中の幾つかの事例をここで上げてみることにしました。

 一、年配者が「法輪功万歳」と大声で叫ぶ

 夏のある日、私は昼を終えると法輪功の真相を伝えるために出かけました。バスを待っていると、70~80歳くらいの年配者が車椅子に乗って、バス停に向かってやって来ました。その年配者はラジオで中国共産党に関する曲の放送を音量を非常に大きくして、聞いていました。当時バスはまだ到着しておらず、周りには誰もいませんでした。「暑いのに、なぜこの人は家にいないのだろうか? もしかして、ここに来る目的は法輪功の真相を聞くために来たのではないだろうか?」とそう思って、再び年配者を見ると、ラジオの電源を切って、何かを期待しているような目で年配者が私を見ました。

 そこで、私は自分からその年配者に近づいて行きました。「お兄さん、バスを待っているのですか」と聞くと、頭を横に振りました。「お住まいはどちらですか」と聞くと、「ここから、遠いよ」と答えました。「どうやって来たのですか、歩けますか」、「少しなら歩けます。車椅子を押しながら少し歩いては、疲れたら車椅子に座ります」と言いました。そこまで聞いて、私は自責の念がいっぱい湧いて来て「この年配者とよく話して、法輪功の真相を伝えよう」と決めました。そして「定年から何年になりますか、どんな仕事をしていましたか」と聞くと、なんとぺらぺらの英語で答えてくれた。私は英語がわからないので、何を言ったか意味が全然わからなかったのですが、とにかく知識の豊かな人だと判断しても間違いないと思いました。

 そこでまた、「お兄さん、英語がわからないので、中国語でどんな仕事をしていたのか教えてくれませんか」と聞くと、「大学の一つの研究部門で、ずっと働いていました」と答えました。それを聞いて私は「お兄さんはきっと豊かな経歴を持たれた方でしょう。それなら中国共産党のことがわかるでしょう。中国共産党の党員ではありませんでしたか」と言うと、機嫌が悪くなり怒りながら「そんな邪悪な政党に入るわけがないだろう。いろいろな政治運動を通して、人を殺す以外には何もできない政党だぞ」と言いました。「お兄さんは、本当にわかってますね。中国共産党は悪事ばかりして、天は怒り、人は恨み、人や神様まで怒っています」、「私は共産党に迫害されてばかりでした。自分の子供にその政党に参与しないように教えています」と言うと、年配者は「本当ですか、賢明な選択です。あの党員になったら人生があぶないですから」と言いました。

 年配者は中国共産党が邪悪な政党だと知っていましたので、すぐに、私は法輪功の真相を伝えました。最初は法輪功の病気治療の効果から話し始め、「真・善・忍」という基準に従って良い人になるまでとか、中国共産党がでっち上げた「天安門焼身自殺」事件のこと、「生体臓器狩り」などのこと、そして法輪功が世界に広まっていることなど詳しく説明しました。年配者は真面目に聞いてくれ、「はい、はい」と何度も頷き、「なぜ、ある同僚の女性がどんな残酷な迫害を受けても、法輪功の修煉を堅持しているのかやっとわかりました」と言いました。私は「こんなに多くの人達を修煉させるもう一つの原因に、『轉法輪』という宝の本があるからです」と伝えました。

 「どこでその本を探せばいいのですか」と聞かれ、「法輪大法を信仰している同僚がいるので、その同僚に声をかけたらいいと思います」と言うと、「はい、分かりました。借りてみます」と言ました。

 バスがだんだん近づいて来たので、私は年配者に「さよなら」と言って別れました。私がバスのステップを上がって、後ろを振り向くと「法輪功万歳」と大きな声で叫んだ。そして車椅子から立ち上がり、手を振りながら「法輪功万歳」と何度も繰り返して叫んだ。バスの運転手や他の乗客たちにも、その叫び声がはっきりと聞こえました。

 二、あなた達を見習うべき

 ある日の午後5時ごろ私はバスの中にいました。冬だったのでダウン・ジャケットを着て、帽子を被っていました。対面には70、80歳くらいの女性が私をジロジロ見ていた事に気づきました。その女性に向かって笑顔で、「なんで私をジロジロ見るの?」と心の中で疑問に思っていると、まるでそれが分かっていたように、「あなたの顔はまるでリンゴのように丸くなっていますね」と言われました。私はそれを聞いて笑いながら「本当ですか、褒めてくれてありがとう」と言いました。話が途中で頓挫したので、「私はそろそろ60歳になりますが、法輪功を修煉しているのでとても健康です」と言うと、女性は「あなたを見習うべきですね」と言いました。私は「あなたを見習うべきだ」という話から、この女性の法輪大法に対する態度がよいと分かり、私も善意をもってこの年配者を見ました。

 すると女性は「私はうつ病を患っています。もう生きたくないのです」。「そんなこと言わないでください。歳は取られていても元気に見えますよ」と励ましの言葉を言ったものの、本当に心配しました。話しの中で、自分より先にバスを降りることが分かりました。バスの中は人が結構多く、ある話題に触れるのは無理ではないかと思い、一緒にバスを降りようと決めました。法輪功のことを教えてあげるつもりでした。一緒に降りて「なぜ手前でバスを降りたのですか」と聞かれ、「お姉さんと一緒にしばらくいたいからです」と答えました。そして法輪功の真相を伝えると、女性は「先日のお昼頃、1人の女性に出合い法輪功の小冊子をもらいました。家に戻って一気に読み終わると、法輪功がこんなにも素晴らしい功法だとわかるようになりました。テレビで放送していたのは全部偽りでした。法輪功を認めます。あなた達を見習うべきです」

 「うつ病は大丈夫ですか」と聞くと、「法輪功の小冊子を読み終わると、すっかりよくなりました。生きていてよかったです。あなた達を見習うべきです」。私はこの女性の手を握りながら「本当によかったですね」と言って、共に喜びました。そして、女性は三退しました。

 三、人生の平安を祈る

 ある日の昼間、私はバスに乗っていました。周りの乗客が降りてから、70歳くらいで身なりや気質が良さそうにみえる女性が乗車して来ました。その女性に座ってもらうように私は席を譲り、隣の席に移りました。席を譲ることは別に大した振る舞いではありませんが、友好的な目で見られました。女性が座ったので、私は「どこでバスを降りられますか」と聞くと、「〇〇大学です」と答えました。

 「お姉さんは先生ですね」と言うと、女性は笑って何も答えませんでした。「教授に違いないです」と推測して言うと、笑いながら頷きました。「私も先生で、中学校の先生です」と言うと、愛想よく頷きました。

 この女性の態度が良いと思ったので、法輪功の真相を伝えようと決めました。「お姉さんのこれからの人生の平安無事をお祈りいたします」と言うと、女性は笑いながら頷きました。「お姉さんは子供の頃、学校で中国共産主義のために終生戦うという誓いの言葉があったでしょう。共産主義のために終生戦うことをあきらめてほしいのです。彼らは悪事を働いてばかりいて、早かれ遅かれ天罰を受けるので、離れた方が良いです。子供時代のその誓いの言葉を破棄してほしいのです。生命は大事ですから、このような良くない承諾を破棄してください。そのために、三退しませんか」と勧めました。

 すると女性は「はい、はい、脱退しましょう」とすぐに快諾しました。「私は法輪功を修煉して、20年経ちました」と言うと、女性は驚いて「これまで大丈夫でしたか、何かされなかったですか」と聞きました。「お姉さん、何もないわけがありません。先生として生徒達に誠実であり、信用されなければなりません。法輪功を修煉することで心身共に受益し、全ての持病がなくなりました。さらに、家族が幸せになり、仕事もうまくいっています。法輪功から多くの事を受益しているので、偽りの話をする理由がありません」

 さらに続けて「中国共産党は法輪功に罪をかぶせるために大嘘をついていますが、私はウソを言うわけにはいかないのです。天安門焼身自殺事件は変なところがいっぱいあります。例えば、大きな火事を起こしたのに髪の毛が焼けておらず、残っているのはおかしなことです。そして、ガソリンが入っているペットボトルを両足の間に挟んで、何もなかったのは奇妙なことです。それに、ペットボトルは燃えやすいものです。また、気管を切られても、記者のインタビューを受けること自体あり得ないことです。こんなに悪質でレベルの偽りの話を信じるわけにはいきません。天理に許されるかどうかは別として、先生として、こんなウソや偽りを認めるわけにはいきません。『偽りの天安門焼身自殺』事件はすでに、国際教育発展組織が国連会議を行なう際に、国家的テロリストと定義しました。中国共産党の言うことはデタラメで、ウソや偽りのでっち上げばかりなので、人々はもはや何も信じません」と真実の話をしました。

 大学教授の彼女はこれらの話を聞きながら、気持ちがますます重くなったようでした。今までこんなにはっきりと、法輪功の真相を詳しく聞いたことがない様子でした。今日、はじめて真実がわかったようです。バスは目的地に到着し、友好的に別れました。私はバスを降りながら振り向き、「人生の平安無事をお祈りします」と言いました。この時、心で師父に感謝を申し上げました。1人の生命が救われたからです。

 このような出来事が本当にたくさんあります。ある人は真相がわかると何度も合掌して、感謝の気持ちを表します。また、ある人はお辞儀をしながら「ありがとう」と言ってくれました。法輪功の真相がわかったある人は、わざわざ友達を連れて法輪功の真相を聞きに来てくれました。これらの事からもわかるように、世の中の人々は救われることを待ち望んでいるのです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/3/3/401939.html)
 
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