河南省の陳孝民さん本人と 2人の兄も迫害死
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  【明慧日本2020年4月8日】(河南省明慧記者)陳躍民さんと陳少民さんの2人の兄が中国共産党により迫害死したあと、河南省在住の法輪功学習者の陳孝民さんも鄭州市新密刑務所で残忍な迫害を受け、帰宅してから1カ月あまりの、2020年3月10日に冤罪が晴れぬまま、この世を去った。享年51歳だった。

 陳孝民さんは鄭州市新密刑務所第三監獄区で酷く迫害されて危篤状態になり、家族が数回にわたり陳孝民さんを解放するように求めた。そして2020年1月18日、陳孝民さんは家族に迎えられ帰宅したが、刑務所から帰った陳孝民さんは衰弱が酷く、何も食べられない状態になり、3月10日に亡くなった。

 陳孝民さんは4人兄弟で、一番目の陳躍民さん、妻の李発英さん、二番目の陳少民さん、四番目の陳孝民さんは相次いで法輪功を修煉した。陳躍民さんはもともと地元の法輪功の輔導員である。兄弟3人は三門峡市で勤務し、生計を立て暮らしていた。

 1999年7.20に中国共産党が法輪功を迫害するようになり、陳躍民さん、陳少民さんの2人は北京に陳情に行き、不当に連行された。その後、年老いた父親は心身ともに大きな打撃を受け、息子を探しまわり、苦しみをなめつくして、2年後に死亡した。

 陳躍民さんは三門峡市紡織機材会社の社員である。2回拘禁され、懲役5年の実刑判決を宣告され、鄭州市新密刑務所で残酷な拷問を受け、不明な薬物を注射された。帰宅後、毒物を注射されたのせいで、陳躍民さんは四肢に力が全く入らない無力な状態になり、腰も痛くなった。そして、中国共産党の工作員の嫌がらせを絶えず受け、2011年4月に亡くなった。妻の李さんは法輪功の真相資料を貼った際に連行され、2014年4月に懲役4年の実刑判決を宣告され、新郷女子刑務所に移送され、拘禁された。

 2016年6月6日、7日、陳孝民さんと陳少民さんは、それぞれの勤め先で地元の派出所の警官に連行された。陳孝民さんは警官らにコンピューター1台、ノートパソコン1台、プリンター1台、現金などを押収された。陳少民さんもノートパソコン1台を押収された。

 情報筋によると、2017年以降、鄭州市新密刑務所で陳孝民さんと陳少民さんは拷問を受けたことがあり、鄭州市新密刑務所側が情報を封鎖しているため、今までの詳しい状況が一切わからないという。

 2018年、陳少民さんは釈放されたが、家族はもともと健康だった陳少民さんが、自力で生活が出来なくなるまで新密刑務所で痛めつけられ、病気だらけになった姿を見た。介護の甲斐もなく、陳少民さんは2019年5月14日に亡くなった。医者の検査によると、陳少民さんの肺はほとんど機能していなかったという。

 陳孝民さんは鄭州市新密刑務所第三監獄区でひどく迫害され、危篤状態となった。2020年1月18日に帰宅したが、何も食べられない状態になり、3月10日に亡くなった。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/3/22/402789.html)
 
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