河南禹州の王宏偉さん 鄭州刑務所で迫害
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 【明慧日本2019年8月12日】(河南省=明慧記者)河南省禹州市(うしゅう-し)法輪功学習者・王宏偉さんは懲役3年の実刑判決を言い渡され、2018年末に鄭州刑務所に拘禁された。情報筋によると、王さんは警官の指示に従わず写真を撮らなかったため、警官の指図を受けた受刑者らに暴力を振るわれた。また、王さんは囚人服を着ることを拒否したため、警官は受刑者に王さんを殴らせ、身体が露出するほど王さんの服を引き裂いた。

 王さんは法輪功を放棄しないために、その後、刑務所内での家族との面会を禁じられた。今までに王さんの家族は王さんに2回しか面会できなかった。1回目は王さんの80代の父親の再三にわたり懇願した末、刑務所の長がやっと面会を許可した。2回目は、刑務所の長が指定した邪に悟った者と一緒に面会させた。王さんを説得して転向させる目的だったが、王さんに拒否された。刑務所側は家族に「王宏偉と面会したいなら、610弁公室のサインが必要だ。さもなければ、面会できない」と言った。

 刑務所側はまた家族による送金を禁止した。刑務所長の話によると「ここには食べ物があり、飲み物もあり、死ぬわけがない」と言い放ったという。やはりここでは、強制的に王さんを転向させようとしている。

 王さんは軍隊の元将校であった。1998年兵役の時に法輪功に出会い、とても素晴らしい功法だと感じたため、揺るぎなく学び続けた。当時、王さんは予備幹部として選ばれたが、1999年7.20江沢民による法輪功への迫害が始まった後、強制的に予備幹部を解かれ、梁北镇の政府部門に転属させられた。王さんは法輪功を放棄せず、迫害の真相を伝え続けたため、何度も迫害された。2002年には労働教養1年を科され、許昌第三労動教養所で苦しめられた。2005年初めに再び連行され、懲役6年の実刑判決を下された。

 2017年8月25日晩、王さんはアルバイト先の借家で警官らにより連行され、禹州市留置場で拘禁され、自白を強いられ、体中傷だらけになった。2018年9月18日、禹州市裁判所は王さんに対して裁判を行ない、懲役3年の実刑判決を宣告した。現在、王さんは鄭州刑務所の9監区に拘禁されている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/8/4/391016.html)
 
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