25年前 師父がフランスで功を伝え説法された思い出
■ 印刷版
 

 【明慧日本2020年5月1日】(明慧記者=周文英)光陰矢の如しですでに25年過ぎた。1995年3月、法輪功の創始者李洪志先生がフランスに来られ、パリ第12区の、ある体育館で7日間の第1回海外法輪功講習会を開催された。パリの講習会に参加した学習者は、当時の講習会について、いまもなお記憶に鮮明に残り、溢れる喜びが顔に現れる。

'图1:师父于一九九五年三月在巴黎举办法轮功传功讲法班'
1995年3月、パリの法輪功講習会

'图2:师父在传法班上教学员炼功'
パリの法輪功講習会で、師父が功法を伝えられる

  大法の素晴らしさに立ち会えた

 陳(女性)さんはファッションデザイナー。1995年3月13日、友人が大使館で気功報告会があり、素晴らしい気功師が来られることを陳さんに伝えた。陳さんは会社の休みを取って、報告会に参加した。すべての大使館のスタッフや、家族も参加した。

 李洪志師父を初めて見た時、師父は非常に親しみやすいと感じた。師父が説かれた法を聞いて、陳さんはこの法が非常に奥深い大法だと思い、徐々にこれが修煉だと分かった。陳さんは感動し、「今生で修煉できるということは、考えたこともなく、嬉しくてたまりませんでした」と話す。

 講習会の最後の日、講習会が終わって、皆が師父を送る時、親子(母親と娘)が急いで駆けつけた。母親は杖をついており、「道に迷ってしまい、講習会に参加できませんでした」と言った。師父から「なぜ杖をついているのですか」と聞かれた母親は「車にぶつけられて歩くことができなくなり、杖をつかないと歩けません」と答えると、師父は「杖の必要はないから、杖を離しましょう」と言われた。彼女は少し怖くなり杖が離せなかった。皆は彼女を見て、「師父が杖を離すように言われたので、離しましょう。安心して歩いてみましょう」と言うと、彼女は、杖を離したが、まだ歩く勇気がなく、壁に手をついて歩いた。師父が「壁に手を付かないで、大股で歩いてみましょう」と言われると、本当に大股で歩いた。多くの人はこの奇跡に立ち会い、とても感動して師父について法輪功を勉強することは、とても幸運だと思った。

 大法が病気を取り除き、健康保持の効果があることについて、陳さんは自らの体験があった。「法輪大法を修煉して、恩恵をうけたと感じました。修煉する前は、私は5年間アレルギー性鼻炎がありました。病院の検査結果によると、すべての物に対するアレルギーで、治療する薬がなかったのですが、法輪功を修煉してたった1カ月で私の病状は何の治療も受けずに消えました」と語った。

 法輪功の素晴らしさを皆に伝えたいと、陳さんはパリの煉功点で煉功を教え、功法を紹介した。陳さんは、すべての人に法輪功の素晴らしさを知らせたいと思っている。

 しかし、1999年7月、中国共産党は法輪功への弾圧を始めた。陳さんはどう考えても理解できなかった。法輪功は人間を善に向かわせ、道徳を向上させ、身体を浄化させているのに、なぜ弾圧されるのか? 陳さんは大使館に行き大使館の係員に、「あなたたちは当時法輪功を煉功する時、喜んでいたのに、なぜ今考えを変えたのですか? 法輪功を修煉することは間違いではありません。良い人になることは間違いではありません。法輪功を弾圧するのはいけないことです」と言い、陳さんは穏やかな方法で人々に法輪功の真相を伝えている。

 法輪功は修煉することだと認識する

 周(女性)さんは、25年前の思い出を話した。

 母親が中国から電話を掛けて来て、「李洪志先生がフランスで法輪功の講習会を開催されるから、ぜひ参加してほしい」と言いました。やっと講習会の日(1995年3月13日)が来た。目の前の李洪志師父は想像よりはるかに若くて30歳くらいに見え、体格がよく堂々として、話が優しくて、親しみやすかった。

 最初の日、師父は、「皆さんがここに座っていることは、すべて縁によるものです」、「高い次元への功を伝えるとは人を済度することです」と説かれた。これを聞いた瞬間に、周さんは「この世で釈迦牟尼佛とイエスのような神は人を救い済度していますが、この先生も人を救い済度することを説かれた。もしかして、この先生は」と思った。

 周さんは、「前世紀の80年代の気功ブームの中で、私は気功について、少し認識がありましたが、師父の講法を聞いて、とても素晴らしいと思い、皆も熱烈な拍手をしていた。私は師父がもっともっとお話をしてほしいと思っていましたが、2時間が過ぎてしまいました。師父は、これから皆さんの体を浄化するので、時間が長くなると、我慢できない人がいると説かれました」

 「講習会の間に、毎日師父は説法が終わったら、私たちに煉功を教えてくださいました。人が多くて、皆にはっきり見えるように、師父は椅子に立って皆に教えられました。皆が師父と記念写真を撮れるように、大使館の係員はいつも機会を探していました。師父は7日間説法をされました。第4日目、第5日目の時、皆は徐々に法輪功は修煉だということが分かってきました。最後の日、皆の気持ちは高ぶって、この世で正法を得られて、返本帰真できるのは、とても幸運だと思っています」と話す。

 入道して法を得て、仕事の環境の中で着実に修煉する

 松柏さんは華僑(かきょう:海外の中国人)で、小さい頃から小乗佛教について、常に親と一緒にお寺で佛を拝んだり、読経したりしていた。家は商売をやっていた。松柏さんは若い時は、将来社会で成果を出したいと考えていた。70年代にフランスに留学し、企業管理を勉強してから、金融投資会社に就職して管理の仕事をしている。

 1995年、松柏さんは健康のために太極拳を学ぼうとしたが、ある友人からパリで法輪功講習会が開催される情報を得て、講習会に参加した。李洪志師父の説法を聞いて、初めて修煉の本質を認識した。松柏さんは、以前お寺で佛を拝んだり読経していたことを思い出し、それらはすべて外在の形のものだと分かった。なぜ修煉するのか、どのように修煉するのか、修煉すれば最後どこに行くのか、今までは全然考えていなかった。師父の説法を聞いて、修煉は法の指導が必要で、心性が向上すれば次元が向上するということも分かった。

 法を得て、松柏さんは真・善・忍の基準に基づいて自分を照らし、心性が向上し、生活や仕事の中で自分を修めている。以前の松柏さんは癇癪持ちだったが、修煉してからはしっかり自分を修め、癇癪持ちの性格は取り除かれ、優しく寛容な人に変わった。松柏さんは「法輪功を修煉してから、私の人生観と世界観が変わりました」という。

 師父の、フランスでの講習会からすでに25年過ぎた。フランスの学習者は大法の恩恵を受けて、大法の中で自分を昇華させている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/4/11/403504.html)
 
関連文章