ドイツ人権協会 「中共は法輪功への弾圧を終わらせるべき」
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 【明慧日本2020年5月21日】(明慧記者)21年前の4月25日、1万余りの法輪功学習者が北京国務院陳情事務所を訪れ平和的な陳情をした。天津市の警察に不当に逮捕された45人の法輪功学者を釈放するよう要求し、当局に法輪功の書籍を出版できるよう求め、学習者たちに煉功できる環境を与えてほしいと要求した。この日、1万人余りの学習者の平和と理性や正義を守る勇気が、当時中国や海外のメディアも大変驚き、歴史上永久の記念日になった。

 21年経ち、人々は4.25の力を依然として感じるようになった。2020年4月24日、ドイツ人権組織の被抑圧民族協会(GfbV)は「21年前法輪功が大規模な陳情を行い、中共が法輪功を迫害し続けている」というタイトルのプレスリリースを発表した。文の中には中共が法輪功を迫害したことを振り返った、この迫害が今なお続いている。21年前の1999年4月25日、1万人余りの法輪功学習者が陳情活動を行なったが、しかしそれは中国の地方メディアによる誹謗中傷を受けた。被抑圧民族協会は、中共は法輪功への弾圧を終わらせるべきだという考えを示した。

 プレスリリースによると、最初は当時の朱鎔基首相が対話をする意欲を示した。しかしその3カ月後の1999年7月20日、この独裁国家が大規模な逮捕を行ない、法輪功を打撃した。2日後、当時の国家主席である江江沢民は社会秩序を脅かすという理由で、正式に法輪功を迫害し始めた。当時中国には7000万人の法輪功学習者がいると推測した。

 協会で種族絶滅の予防と保護を担当している顧問セドラー氏は「その後、少なくとも4300人の法輪功学習者が警察の拘置所、労働教養所または刑務所で死亡した」、「沢山の人が多数逮捕された」と述べている。法輪功学習者は臓器収奪の犠牲者にもなった。中共政府は法輪功への弾圧を終わらせ、憲法に制定された信仰の自由を保証すべきだと述べている。

 セドラー氏はまた「ドイツでも法輪功は中共に迫害された被害者であり、ドイツにある18カ所の孔子学院の職員は法輪功学習者になることはできない。ドイツの政策は、ドイツの土地でこのような中共政府による宗教への迫害を絶対に許さない」と述べている。

 報道によると共産党は法輪功の精神運動を邪教と認定し、そのため法輪功は中国で正当な宗教組織として存在できない。学習者を弁護する人ですら、中国政府から迫害を受けている。高智晟弁護士は中国の重要な人権弁護士で、今まで何度もキリスト教徒や法輪功学習者のために弁護し、2回にわたってノーベル平和賞の候補者になったが、2017年から完全に行方不明になっていた。

'图:德国人权组织“保护受威胁民族”协会(GfbV)新闻稿'
ドイツ人権組織「被抑圧民族協会」どいつプレスリリース
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/5/1/404610.html)
 
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