文/ドイツの大法弟子
【明慧日本2020年5月7日】
慈悲で偉大なる師父、こんにちは。
同修の皆さん、こんにちは。
大法に出会う前、私は長い年月をかけて修煉の道を探し続けてきました。1998年に『轉法輪』と『大圓満法』の本をやっと手に入れた時、とても幸せを感じました。
どん底から起き上がる
2016年に、他のヨーロッパ地域やドイツの大法弟子の修煉環境に変化が起き、私がいる地域の煉功点が解散になり、一部の修煉者に悪い影響を及ぼしました。特に私は学習者のメーリングリストでひどい発言をしたせいで、皆から悪い人だと思われて嫌われ者になりました。
自分のやったことをとても反省しています。私の行為に「真・善・忍」がなく、同修の皆さんの気持ちを考えていませんでした。師父は多くの苦しみを背負って、弟子たちが使命を果たし、多くの衆生を救うチャンスを我々に与えておられますが、一方で、私の言動は皆の執着心を引き起こしてしまったようです。その後、『洪吟三』の中の「誰が是 誰が非」を学んでから、私は自分自身の修煉に専念するようになりました。
修煉する人
自らの過ちを探し
各種の人心取り去ること多し
大なる関小なる関、落さんと想ふべからず
正しきは彼
過ちは私
何を争ふものか
正念を強める
旧勢力は人の感情と執着を利用して、私を大法から離れさせようとしました。同修の皆さんと衝突している間、私の執着心が旧勢力に乗じられて、邪悪な思考を注ぎ込まれていました。師父の言葉、「先ほど話しましたが、低次元の邪悪、低次元の旧勢力も含めて、それらは本当に邪悪です。それらはあなたの修煉を成功させたくなく、あなたを死に追い込もうとしています」[1] を思い出して、私は自分に「必ず師父についていきます。旧勢力の邪魔を認めず、修煉を続けます」と言い聞かせて、その強い正念に守られています。
同修と交流する
辛い時期にいつも同修の皆さんが側にいて、とても助かりました。落ち込んでいる時に、いつも同修が励ましてくれました。おかげで私は自分の心に目を向けて、修煉の中で迷っていた時に、出口を見つけることが出来ました。たまに悪口や非難を受けて大法の仕事を辞めたい時もありますが、同修の理解と優しい言葉があり、続けることが出来ました。一人ではなくて皆と一緒に支え合って、困難を乗り越えられるのは本当に貴重な修煉環境だと思います。
大法弟子のやるべきことを行なう
正法の時期に師父が大法弟子に期待しておられるのは、全体が一つになって協力し合い、強い力で衆生を救うことだと私は理解しています。
大法の真相を伝えるのは大法弟子のやるべきことだと思います。しかし、顕示心で自分を立てようとしたら、弟子たちの団結を破壊して旧勢力の望む通りになります。それで、全体の力が弱まって、弟子の間にトラブルと不満が生じます。師父は「新しい学習者以外、師父は99年7月20日以降、いかなる個人修煉の関も皆さんに与えたことがありません。なぜならば、皆さんの個人修煉は全面的に衆生を救い済度し、大法を実証することに切り替えられたからです」[2] とおっしゃいました。
同修と理解し合う
旧勢力の企みを突破するため、私は22年住んでいた田舎から、都会のノルトライン=ヴェストファーレン州の隣の小さな町に引っ越しました。そうして、大勢の大法弟子と一緒に活動することが出来ました。例えば、ノルトライン=ヴェストファーレン州で天国楽団のイベントを企画したり、ブランデンブルク州で法輪功への迫害停止を呼びかける活動をしました。
神韻を応援する
神韻は長い時間を経て、再びドイツにやって来ました。私は協調人の要請でベルリンに行き、劇場管理の任務を引き継ぎました。しかし公演期間中に、先約の常人の仕事があったため、私は劇場に行けないくなってしまいました。私は取引先にメールで仕事の延期の申し込みをすると、幸い相手は私の神韻に対する熱意を分かってくれて、延期を許可してくれました。
師父はすべてを按排されています。「正念が強ければ、師父と護法の神は何でもやってあげることができます」[2]
2019年、師父が私たちに「ヨーロッパの公演期間を長くして、回数を増やしても大丈夫ですか?」と聞かれた時、みんな一緒に「大丈夫です」と答えました。
心のある所に道あり
「あなたの本当の自分は先天の自分であり、それは変らないものです。しかし人間が物事を認識する時、よくある種の観念を形成してしまいます。ところが、このような観念は本当の自分ではないのです。何の観念も形成しなければ、物事を判断する時に己の善良な本性、本当の自分からの見解を持つようになり、慈悲を持って物事を見るのです」[3]
大法に同化して真の自分を探し、衆生を救い、師父について天国世界に戻ることは私の念願です。
師父に感謝いたします!
同修の皆さんに感謝します!
注:
[1] 李洪志師父の経文: 『二〇一八年ワシントンDCでの説法』
[2] 李洪志師父の著作:『二〇〇三年元宵節での説法』
[3] 李洪志師父の著作:『轉法輪(巻二)』
(2019ドイツ法会発表原稿)