台湾法会 | 師と法を信じ 神韻の宣伝活動の中で自分を変える
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文/台湾の大法弟子

 【明慧日本2019年12月11日】

 尊敬する師父こんにちは! 

 同修の皆さんこんにちは! 

 私は新竹市の大法弟子で田甯甯と言います。

 2017年に、私が台湾の神韻宣伝の協調人を引き受けることが決定した時、神韻の宣伝を協調した経験が自分にないことを全く考慮していませんでした。日々の中で、師父は多くの心性の試練を按排されました。それは私に、「神の体を再び造り直し、正果を成就し、天堂に戻る」 [1]ようにするためでした。

 協調人を引き受ける前、私は夢を見ました。夢の中で神韻芸術団の多くのダンサーが飛天の服を着ているのが見え、師父もいらっしゃいました。その中の1人のダンサーの同修が私のために文字を書いてくださるように師父にお願いすると、師父は同意され、1枚の白い紙の上にびっしりと文字を書かれ、そしてそれを私に下さいました。しかし実際には、それが何をお書きになったのか、私にははっきり見えず、ただ「奮力(訳注:力の限りを尽くす)」という2文字だけがはっきりと見えました。目が覚めてから「奮力」という2文字の重さがとても重たいことを私は感じましたが、師父が私に何をさせようとなさっているのか分かりませんでした。

 しばらくして私は、師父が「善きかな! 力を奮って精進し、圓満成就に至るのです」[2]と説かれているのを見ました。「私が協調人になることの責任の重大さを師父が私に伝えられており、自分は円満成就して帰って行くまで、さらに精進しなければならない!」ということをはっと悟りました。

 一、心性の向上

 私の性格は比較的厳しく、話もいつも口をついて出てしまい、このような性格は同修と協力するのが難しく、多くの場合、私のやり方によって同修たちの抵抗を引き起こす結果となります。そのため、私は本当に悩み、いつも同修に「私はどのように話をすればいいのか、どのようにすればトラブルが起きないのか、私に教えてください」と言っていました。

 もしかしたら、私が本当に向上したがっていることを師父がご覧になり、そこで何人かの同修と常人を按排して私を悟らせ、私の問題がどこにあるのかを、私に知らせてくださったのかも知れません。

 無条件に内に向けて探す

 2018年の神韻の宣伝活動の期間中に、ある同修が私の家に来ました。同修は「いくつかのことが、心の中にすでに長い間置かれている」と言い、同修は私に対するネガティブな考えを累積させたくないと思っていたので、私に会って交流しようと決めてやって来ました。

 交流の過程で、同修は、同修と他の同修の私に対する考えを率直に言い、「ネガティブな内容が比較的多かったので、私に対する抵抗がすぐに大きくなった」と言いました。お互いのわだかまりが深いと私は感じ、いくつかの問題は正解か不正解かの問題ではありませんでした。私は同修の話を聞きながら、心の中で「私は無条件に内に向けて探したいと思っています」と師父にお伝えし、旧勢力の強力なこれらの妨害を私たちが溶かすことが出来るように師父にお願いしました。この時、私は心を込めて内に向けて探し、同修の的確さにより私の多くの執着心があることが分かりました。すぐに言葉を失うような悲しさと気落ちが私に起こり、こんなにも多くのことで私が間違っていたのだと感じました。

 3時間以上が経過して私たちの交流が終わり、同修は「私のことは安心した」と言いました。私は「私たちのために、師父が旧勢力の策略を解体してくださった」と、心の中で静かに師父に感謝しました。その時から、その同修はいつも私のために提案して支持してくれ、私が下した決定に正念で対処してくれました。同修が私と面と向かって腹を割って話し合い、わだかまりを取り除こうとしてくれたことに感謝しています。今思い返すと、同修が私と腹を割って話したことは、どんなに難しいことであったのかといつも感じています。

 控えめな態度をとる

 私はかつて、どのように神韻を宣伝するのかをある教授に教えてもらいました。この教授は何度も神韻を見ており、神韻を非常に高く評価しています。教授は多くの提案を私のために行ない、さらに心をこめて「神韻の宣伝は成功を急いではならず、人を感動させなければならず、人を説得するのではありません。謙虚でなければならず、独りよがりになってはいけません」と言ってくれました。私はひそかに驚き、師父は常人の口を借りて私を悟らせてくださり、これこそまさに私が最も向上しなければならないことでした。

 私の弟はある会社の社長で神韻を見たことがあり、さらに「一生に一度は必ず神韻を見なければならないことや、大法の真相もだいたいわかる」と言いました。しかし私はまだ足りないと感じ、かつて弟の妻にも神韻を見に行ってほしいと何度も言いました。ある時、弟はきびしく私に「他人を強要してはならず、他人を説得してはダメだ。姉さんは他の人に自分を認めさせたがっており、静かに相手の言うことを聞き、相手の考えを理解し、たとえ相手が罵ったとしても、相手が話し終えるまで聞かなければだめだよ」とアドバイスしました。私はすぐに弟の妻のためなのだと説明しましたが、私が一言話す度に弟は私を遮り、それが何回か続いた後、弟は怒鳴り声をあげて私を止め、「姉さんの言うことは聞きたくない、自分の表情を見てみろよ、まったく俺を尊重していないじゃないか」、「よく覚えておいてほしい、心を広くして他の人よりも10倍も、100倍も広くしなければならない。そうして初めて他人は姉さんを受け入れられるんだ」と言いました。

 弟は私の顔を指さしてカンカンになって怒り、そばにいた母親も一緒になって私にあれこれ言いました。すぐに不満に感じ、涙が流れ落ちそうになりました。「これ以上、彼らに言わせないでください」と私は心の中で、師父にお願いしました。突然、私は弟と母親の声が聞こえなくなり、まるで母親と弟が演技をしているように見えました。この瞬間に「師父が弟を通じて、私を鍛えてくださっているのだ」と私は理解しました。長い間、私はただ弟と母親に私の話を聞いてほしいと思っており、弟と母親を指導し、弟と母親を相手にせず、謙虚であったことはありませんでした。この時、私は心から「師父、すみませんでした。私が間違っていました。私は本当に改めたいと思います」と師父に申し上げました。私は涙をこらえ、微笑みながら弟と母親の話を聞こうとしました。弟はさらに30分以上話して、やっと気持ちが落ち着きました。帰る前に弟は私と握手をして別れ、何事も起こらなかったかのようでした。

 すべての過程を振り返る時、自分の闘争心、他人を相手にしようとしない心がはっきりと目の前に現れ、本当に恥ずかしくなりました。私は高く遠くから来られた全ての神を心から尊重すべきであり、神たちの考えを謙虚に理解し、このようにして初めて、人を救うという使命を本当に成し遂げることが出来るのだと思います。

 似たような例はさらに多くあり、ほとんどが試練であり、もしかしたら、毎回心をえぐられ骨身にまで突き刺さるような試練を経なければならないかもしれません。そうして初めて、真面目に自分を正すことができます。

 その年、神韻の宣伝活動が終わった後に夢を見ました。夢の中で私は神韻の芸術団のダンサーと一緒に前に向かって飛躍し、自分の体が柔らかく、両足が簡単に一直線に伸びていることに気づきました。私が悟ったことは、多くの試練を経た後、私の言い方や身のこなしが柔らかくなり、何事も謙虚な態度をとらなければならないことがよくわかりました。

 二、全体を形成し、チケットの売れ行きが倍増する

 今年の神韻交響楽団の宣伝活動の中で多くの奇跡が現れました。それは同修たちの正しい念、正しい行ないのおかげであると私は理解し、師父が私たちを励ましておられるのだと理解しました。

 新竹市にたくさんの高級住宅地があり、住んでいる人はみな主流社会の人で、周りを高級レストランや高級店が取り囲んでいますが、新竹の人力に限りがあるために長年の間、一軒ずつ訪問していませんでした。桃園市の同修に連続して4回も新竹に来てもらい、協力してもらいました。宣伝するルートは新竹の同修が計画を担当し、すべての高級住宅地、高級品店とレストランをほとんどを包括しました。桃園と新竹の同修の互いの協力の下で、多くの高級住宅地とレストランすべてにポスターを貼らせてもらい、また音楽が好きな多くの縁のある人にも会いました。

 はっきり覚えているのですが、桃園の同修が初めてポスターを貼りに行ったその日に、煉功の上で大きくてきれいな虹を見ました。その後、最後の日にポスターを貼った時にも、他の煉功場の同修も虹を見ました。大法弟子たちが高級住宅地の場を切り開き、師父が私たちを励まされているのだと、私は感じました。

 神韻の宣伝活動は非常にいい滑り出しで始まりましたが、チケットの売れ行きはなんとか満足できる程度でした。

 宣伝文を担当する同修は私に「今年の広告は厳しいですね。学法場所でDMとポスターを取った同修はごく少なくて、どうしてこうなんでしょうか?」と言いました。私も驚き、問題がどこにあるのか分かりませんでした。このような状況に直面し、多くの同修が私と交流し、ある同修は、私が「輔導の仕事をおろそかにし、煉功場と学法場所の同修の修煉状態に関心を示さなかった」と言いました。ある同修は「もともと交響曲が理解できないのに、どうやって親せきや友人に紹介すればいいのですか?」と言いました。さらにある同修は、新しく作ったブースでの宣伝が、チケット販売に果たした役割は大きくなかったのではないか、と思いました。私はいまだかつてないような圧力を感じた上に、自分が輔導員の責任を尽くしていないと感じました。また、宣伝の仕事をしっかり行なっておらず、自分は協調人として適していないのではないか、と思いました。

 8月末に桃園、新竹、苗栗で神韻交響楽団の宣伝活動の事について交流しました。その日交流に参加した新竹の同修は少なく、私のネガティブな考えはさらに深まりました。私の発言が回ってきて、私はすすり泣きを抑えきれず、自分は本当に何事もしっかり行なえないと感じ、同修たちに全体を形成してもらう方法もなかったので、チケット販売が遅くなりました。その場にいた同修は私を元気づけ「必ず満場になるから、自信を持たなければなりません」と言いました。

 その後「宣伝活動をするグループは面と向かって腹を割って話し合い、わだかまりを取り除かなければなりません」と同修が提案しました。この時になって私はやっと冷静になり初め、ネガティブな考えで妨害されるべきではなく、何度も同修たちと交流してやっと当面の急務をこなしました。

 9月初め、初めての宣伝活動の交流で、私たちは神韻芸術団のダンサーの映像を一緒に見ました。同修が「他の人が向上したのを見て、皆うれしそうで、皆まるで自分が向上したかのようでした。なぜなら、皆の心は一つだからであり・・・」と言いました。同修たちはこの話を聞いて感動し、心が浄化されたと感じました。私たちはこのように、お互いに支持し合う全体を形成しなければなりません。

 続いて宣伝担当の同修が最近の修煉体験を交流し、私にも多くの支持を寄せてくれました。ある同修が「高級住宅地あるいは産業パークにある会社に行って、パネルを設置することについて、もともと期待していなかったのですが、その後、直接に主流社会の人と接触してわかったのですが、広がりが大きく、とてもよい効果を果たしました。多くの愛好家がブースに来て視聴し、何度も聞く人たちもおり、神韻の音楽の純粋さと音楽家たちのテクニックとレベルを讃嘆し、その場でチケットを予約する人もいました」と言いました。

 その他にも「どのようにチケット販売すればいいのかわからない」という同修たちもいるので、私はいくつかの学法場所にもっともよい音響設備を持っていくよう設備の同修にお願いし、そこで、同修たちと一緒に神韻の音楽を聴いてもらうようにお願いしました。時には平和でゆったりとして、時には心の琴線を震撼させる神韻の音楽を皆が集中して聞き、多くの同修が「神韻の音楽がこんなに素晴らしいことをまるで知らず、また強大なエネルギーが感じられます」と言いました。私は「私たちは神の使者で、タブレット端末あるいは携帯電話にブルートゥースの音響を加えるだけで、その後、音を出して神韻の音楽のすばらしさを衆生と分かち合えば十分です。彼らは神韻交響楽団が素晴らしいことを知り、自分でインターネット上でチケットを買うでしょう」と言いました。すぐに多くの同修がDMを手にして宣伝の準備をし、またある同修は「なんと宣伝とはつまり分かち合うことで、親せきや友人に音楽を聞かせ、私たちが想像していたことよりはるかに簡単だ」と言いました。

 この数回の交流で、自分の空間場がだんだんきれいになっていくのを感じ、同修間のわだかまりも取り除かれたと感じました。すると不思議な出来事が起こりました。私たちが以前6週間かけてやっと3割前後のチケットを売りさばいたのに、この後のチケットの売れ行きは毎週倍数で増加しました。

 三、強大な正念を発し 新竹の会場が満席になり チケット1枚なかなか入手出来ない

 中秋節の連休期間中、チケットの売れ行きが少し停滞し、私は少し腑に落ちず、私たちはまだ他に何か行なっていなかったのでしょうか? 私はよく思い起こすと、見えないさまざまな要素がチケットの売れ行きを妨害しているかのようでした。たとえば、私たちがブースを申請する時、いくつかの住宅地では私たちが宗教に関係していると言って、私たちにブースを設置させようとしなかったり、あるいは高額の座席のチケットの売れ行きが少ないなどでした。

 この数年神韻を宣伝し、大法に対して理解していないか、あるいは中国共産党を恐れている衆生にいつも会うことがありました。私たちはいつも真相資料を配るか、あるいは2大メディアで広めるか、あるいは同修たち自らが訪問して真相を伝えるなどして、中国共産党に抑制された衆生たちが助かるように望みました。現在、旧勢力がまたこのやりくちで衆生を救わせまいとし、旧勢力の妨害を否定しなければならず、力を注いで発正念しなければならないことに気づきました。

 明慧ネット上のアラスカの同修の交流を私は思い出しました。その土地では修煉者はたった1人で、神韻が2日で3回上演され、その後に追加公演が1回決定しました。他の地域から応援に来た同修に「あなたは協調人として何も出来ていない。本当に満席にしたいと思っているのか?」と言われました。同修は堅い決意で「もちろん満席にしたいし、私たちは満席にしなければなりません」と言いました。そして、その同修と応援に来た同修は強大な正念を発し、上演回数を増やし、満席にしました。最終的に願いがかないました!

 神韻交響楽団は人を救っており、旧勢力に妨害されてはならず、大法を理解しない人がいますが、また非常に多くの人が正面から大法を見ており、私たちは正念を発して妨害を突破しなければならず、師父が必ず縁のある人を按排して、入場させてくださるであろうことを信じなければなりません。そこで私は「新竹の会場が満席になり、チケット1枚でさえなかなか手に入らない!」という一念が心より生じました。

 中秋節の翌日、私はこの体験を各グループに送り、皆で一緒に「新竹の会場が満席になり、チケット1枚でさえなかなか手に入らない!」と正念を発してもらいました。

 師父は「ここ数年来、私はいつも大法弟子に非常に大きな能力があると言っていますが、どうしても信じない人がいます。なぜならば、あなたに見えないようにしているからです。あなたの正念の作用で、周りのすべてとあなた自身まで変化が起こりますが、あなたは試してみようと思ってもいません」[3]と説かれています。

 私たちの念が発せられて師を堅く信じ、さらに私たちが行なうべきことをしっかり行ないさえすれば、師父は道を開いてくださるでしょう! 確固とした清らかな一念には何の疑いもなく、なぜなら、すべては師父がなさっているからです。すべての活動、すべての説明会、すべてのブース、すべてのEメール、すべてのポスター、すべてのDMが、師父のご加持の下で作用を発揮するでしょう! 同修全体が力を注いだ発正念の下で神の奇跡が再び現れ、中秋節の後の2週間で、私たちは3割を越えるチケットを売りさばきました。公演までまだ1週間の時間がある時に、すでにチケットの売れ行きは97%にまで達しました!

 その後、同修たちはチケットの調整を行ない、チケットを確保し、本当に分秒を争うような感覚で、縁のあるすべての人が皆、入場できることを全員が望みました。公演当日は、さらに多くの常人がチケットの販売窓口のそばでチケットを入手することを待っていました。私たちは皆とても感動しました。本当にチケット1枚でさえなかなか入手することが出来ない状態でした

 四、結び

 神韻の協調人と地区の輔導員として、私にはまだ多くの不足があります。もし、師父が私に向上の機会を与えてくださらなかったなら、そして、同修たちの寛容と支持がなかったなら、今回の宣伝活動はこんなに順調にはいかなかったことでしょう。師父は「多くのことに関して皆さんは確かにまだ分からないところがありますが、できるまでの過程を長引かせないでください」[4]と説かれています。自分がさらに早く向上していくことを望み、師父が要求された基準に達することを希望します!

 以上は、私個人の修煉体験ですが、法に則っていないところがあれば、同修の皆さんの慈悲深いご指摘をお願いします。
 師父、ありがとうございます! 

 同修の皆さん、ありがとうございます!

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟四』「これこそは真相」
 [2] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「悟
 [3] 李洪志師父の経文『二十年説法』
 [4] 李洪志師父の経文『更なる精進を』

 (2019台湾法会の発表文章)  

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/11/26/396191.html)
 
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