【明慧日本2020年1月20日】 ドイツ南部にあるアウグスブルク市はバイエルン州の第三の都市である。2019年の春から、当地の法輪功学習者達は「情報の日」を設定し、アウグスブルク市民に法輪功を紹介し、法輪功が中国共産党によって20年に渡り、残酷な迫害を受け続けていることを暴露した。最近ではこの「情報の日」を毎月2回のペースで行なっている。
2019年12月21日、法輪功学習者達は市の中心部にある国王広場で、「情報の日」を開設した。寒空の中で、和やかな煉功の現場は多くの人を惹きつけた。この展示ブースでアウグスブルク市民に、法輪功は「真・善・忍」の理念を基準としていることを伝え、さらに、中国共産党が「生体臓器狩り」を含め、法輪功に残忍な迫害を今も加えていることを知ってもらうと、市民はみな驚愕した。その上で、真相を理解した市民は「迫害停止」を呼びかけた用紙に署名した。さらにまた、「マグニツキー法」を導入するようにドイツ政府に促す用紙にも次々と署名した。
赤ちゃん連れの夫婦が迫害の真相を理解した上で、2人とも署名した。そして、1人の年配女性は何回も法輪功の被害状況を詳しく尋ねてた後で、署名をした。
学習者を囲んで真相を聴く人の中に、1人の男性がこの署名をすることは役に立つのか、と質問してきた。そこで、学習者は署名する人が多ければ多いほど、相手に与える圧力が強いと教えた。その男性はウイグル族の人が弾圧されていることを知っていると言ったが、法輪功に関して何も聞いたことがないという。学習者はその男性にも法輪功が酷く迫害されていることを詳しく教えると、男性はこんなことがあり得るのか、とビックリしてすぐに署名した。
1人の女性は中国文化に興味を持ち、いろいろ書籍を読んだことがあるという。この女性は21世紀になったのに、なぜ、こんなに長く残酷な迫害をすることが続いているのか理解し難い、と言った。
もう1人の女性は署名後、つい最近アウグスブルクで起こった殺人事件に言い及んだ。この世の中が大変怖くなったと感じているという。学習者は法輪功が「真・善・忍」の理念を基準としていると伝えると、その女性は興味を持ち、昔はヨガを練ったことがあるが、今後は法輪功を学びもっと理解していきたい、と言った。