1178人の学習者 2020年4月に連行、嫌がらせをされる
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 【明慧日本2020年5月25日】(中国=明慧記者)コロナ感染症が拡散している時期に、中国共産党の(以下、中共)政法委、610弁公室、公安局、検察庁、裁判所などの関係者は、依然として全力を傾注して法輪功学習者たちを連行し、判決を宣告した。その結果、多くの法輪功学習者たちの家庭が分散され、耐え難い苦しい境地に陥った。2020年1月に中共ウイルス(武漢肺炎)が蔓延する中を、法輪功学習者たちは善意を以て感染症から身を守る方法を人々に伝えてきた。しかし逆に連行され、尋問を強いられ、金銭をゆすり取られ、実刑判決を言い渡された。北京市順義区の警官らは「上からの指示で、『4.25』と二つの会議の期間中に1人の法輪功学習者を捕まえたら5000元(およそ7万5000円)をもらえる」と公言したことがあった。湖北省仙桃県の警官らは「法輪功迫害の真相を伝える法輪功学習者を通報したら、一人につき1000元(およそ1万5000円)の奨励金が支払われる」と明言した。

图1:2020年4月中国法轮功学员遭中共迫害人次统计

図1、2020年4月、迫害を受けた中国国内の法輪功学習者の延べ人数統計表

 明慧ネットの統計資料によると、2020年4月、中共の法曹部門の関係者は1178人の法輪功学習者たちに対して連行し、嫌がらせを働いた。そのうち508人の学習者が連行され(288人はすでに帰宅)、670人が嫌がらせを受け、314人が家宅捜索を受け、19人が強制的に洗脳班に送られ、13人が不当な判決を宣告された。また、5人の学習者が不当な裁判を受け、15人が逮捕令状を発付され、89人が検察庁や裁判所に起訴され、19人がやむを得ず放浪生活をした。撫順市望花区の81歳の法輪功学習者の年配者は、迫害されて家を離れざるを得なかった。2020年4月、法輪功学習者・呉佩文さん、周秀珍さん、蘭立崋さん、高艶さんの4人が残忍な迫害により死亡した。

 2020年4月、中共の法曹部門の関係者らが、法輪功学習者から掠(かす)め取った現金の総額は25万2250元(およそ380万円)である。その内訳は、裁判所が科した罰金が3万2000元(およそ48万3000円)で、警官らが家宅捜索した際に強奪、もしくは強請り取った金額は22万250元(およそ332万円)である。

2020年1~4月大陆法轮功学员遭中共绑架、骚扰人次统计

図2、2020年1~4月に連行、嫌がらせをされた中国国内の学習者の延べ人数

 一、2020年4月、508人の法輪功学習者が連行される

图3:2020年4月中国大陆各地法轮功学员遭绑架骚扰人次

図3、2020年4月に連行、嫌がらせをされた中国各地の学習者の延べ人数統計表

表1、2020年4月、連行された中国国内の法輪功学習者の地域別人数統計表

 区        域 連行人数
黒 竜 江 省 81
遼  寧  省 67
河  北  省 49
四  川  省 44
北  京  市 43
湖  北  省 43
山  東  省 42
吉  林  省 27
江  蘇  省 17
安  徽  省 15
広  東  省 15
重  慶  市 12
内 モ ン ゴ ル 8
上  海  市 7
河  南  省 5
湖  南  省 5
寧     夏 5
山  西  省 5
江  西  省 4
広  西  省 3
陝  西  省 3
浙  江  省 2
雲  南  省 2
天  津  市 2
甘  粛  省 1
貴  州  省 1
 迫害の実例

 ◇山西省運城市平陸県の法輪功学習者・楊白雪さんが連行される

 2020年4月14日、山西省運城市平陸県の法輪功学習者・楊白雪さんは、農作業の後、他の2人の学習者と一緒に法輪功の勉強会をしていた時、突然に侵入して来た地元の派出所と平陸県公安局の警官らによって、連行された。3人の学習者は「外国勢力と共謀し、国家の安全を破壊する罪」という罪名を付けられた。

 楊白雪さんは教育部門の教師で、優しい女性である。ある冬、楊さんは道脇のゴミの山の中に捨てられた、3歳と4歳の女の子の2人を拾った。1人は肺炎を患っており、もう1人は話すことが出来なかった。楊さんは2人の子供を自分の家に連れ帰り、優しく世話をして法輪功を教えた。しばらくして、話せなかった子は話せるようになり、肺炎を患った子も回復し、楊さんは2人の子供を家の戸籍に登録した。

 しかし警官らは、何の悪いこともしていない楊さんたちを有無を言わさず、連行した。

 ◇「伝染病蔓延で 自身をどう救うか」の法輪功の資料を配った広州の黄強生さんが連行される

 広東省広州市天河区の法輪功学習者で、室内装飾会社の社長の黄強生さん(52)が、2020年4月7日の午後に、天河区天平架で仕事をしていた時、空き時間を利用して通行人に「伝染病蔓延で、自身をどうやって救うか」という法輪功の真相資料を2枚ほど配った。このために、黄さんは天河区沙東派出所の警官らに連行され、4月8日に100キロ離れた広州市第二留置場に移送された。

'黄强生'
黄強生さん

 黄さんは仕事に対してコツコツと働く努力家で、黄さんと十数年共に仕事をしてきた同僚の黄さんに対する評価は、「苦をなめても頑張り抜き、向上心のある人物である」であった。室内装飾業界に入ったばかりの時に、黄さんは少しばかり学び、設計図を描くことや材料を買うことから、現場の施行に至るまで、一つ一つの仕事を少しずつうまくやって来た努力家である。今(2020年)では、すでに自分のやり方を確立しており、人から感服されている。黄さんは人と接する時も友好的で、室内装飾の過程で職人がミスを犯して損失を作っても、黄さんは職人に賠償を求めず、いつも自分の懐から出して解決していた。そのため人望が厚く、同僚と職人はいつも黄さんと一緒に仕事をしたがった。

 ◇広東省汕尾市の学習者・黄盛偉さんが連行され 金銀財宝が全て行方不明

 2020年4月9日夜、広東省汕尾市城区公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)と新聯派出所の警官らは、補助の警官を連れて、汕尾市城区の法輪功学習者・庄蝦昌さんの自宅に侵入した。その時、庄蝦昌さんを含めて『轉法輪』を勉強している黄盛偉さん、呉義国さん、曾少蘭さん、陳顕鎮さんの5人の法輪功学習者たちが、連行されて拘束された。警官は黄盛偉さんの鍵を奪い取り、黄さんの家族にも知らせない状況下で、黄さんの留守家を家宅捜索した。黄さんが結婚の時に親戚や友人からもらった金のネックレス3本、金のブレスレット3個、金の指輪3個、金のイヤリング4組、白金のイヤリング1組、白金のネックレス1本、玉佩(ぎょくはい)2個、および約7500元(およそ11万3000円)の現金、銀行のカード、パソコンなどが全て押収された。

 現在に至っても、国内安全保衛部門の関係者らは、未だに押収した物品のリストを提示せず、黄さんが城区公安局を訪れても、関係者らは金品や現金を押収したことを認めず、この件についての捜査も拒否した。そこで、黄さんの家族は110番に通報したが、関連の部署は互いに責任をなすりつけ、訴える場所がどこもなく難航している。

 現在、庄蝦昌さん、黄盛偉さん、呉義国さん、曾少蘭さんの4人は拘禁されており、陳顕鎮さんは体調不良のため、一時、仮保釈された。

 少し前にも、汕頭城区の法輪功学習者・梁聖強さん、于少良さんの2人が、自宅で国内安全保衛部門の警官らにより、連行された。

 ◇妻が亡くなったばかりの夫の楊玉良さんと娘が連行される

 夫と10年間放浪生活をした北京市順義区の法輪功学習者・高艶さん(49)は、労働教養を強いられ、長期にわたって嫌がらせを受け、恐喝される中で、2020年4月22日に死亡した。葬儀の事がまだ終わっておらず、2020年4月27日、順義区の国内安全保衛部門の警官は再び家までやって来て、夫の楊玉良さんと娘の楊丹丹さんを連行した。その前の2020年4月7日に、楊さんの父親も亡くなったばかりだった。

'法轮功学员高艳'
高艶さん

 近所の人たちはこの話を聞いて、「警官らは理不尽過ぎます。一家は迫害されてこんな状況になってしまったのに、また加えようとしている。本当に罰当たりのことをする」とみな同情してくれた。

 高艶さんは1998年に法輪功を学び始め、心身とも受益した。1999年7月、中共による法輪功への迫害が始まって以来、高さんと夫の楊さんは何度もひどい迫害を受けた。そのため、夫婦は10年間放浪生活を余儀なくされた。この期間中、高さんと楊さんは同時に2年の労働教養を強いられたことがあり、楊さんは北京の大興新安労働教養所でひどく迫害され、高さんは内モンゴルのフフホト女子労働教養所でひどく迫害された。夫婦2人ともに洗脳による残酷な迫害により苦しめられ、精神的にも肉体的にも大きなダメージを受けた。楊さんは内臓のほとんどが衰弱し、高さんは高血圧、生理不順、内分泌疾患などの症状が現れた。

 2013年、夫婦は出所して帰宅したが、高さんの体はずっと回復せず、歩くことや農作業も大変困難になった。しかし、地元の警官らは相変わらず絶え間なく嫌がらせを働き、警官が来るたびに高さんは極度に緊張し、足が震えた。

 ずっと恐怖の中で生活していた高さんは、2020年4月17日の午前4時、突然に脳出血になり、22日午後8時に亡くなった。

 高さんが亡くなったわずか5日後の2020年4月27日、葬儀がまだ終わっていないのに、順義支局と名乗る警官らが7、8人家にやって来て、法輪功の書籍7、8冊を押収し、夫の楊さんと娘を連行した。

'女儿杨丹丹'
娘の楊丹丹さん

 楊さんは「父は4月7日に他界して間もなく、妻が今月の22日にまた亡くなりました。家族の2人がこの世を去ったばかりなのに、あなた達はまた何をしようとするのですか?」と警官に訴えたが、警官らは有無を言わせず、楊さんと娘をパトカーに押し込んだ。警官は核酸検査(中共ウイルス)をすると嘘を言い、検査費用として1000元以上を強請りとった。

 ◇ハルビン興隆鎮派出所の警官らは学習者を殴打し、「暴露するな」と恐喝

 2020年4月9日夜、ハルビン市阿城区の法輪功学習者は五常市興隆鎮に行き、感染症から身を守る方法の内容が書かれた小冊子を配布した時に、ある警備員に興隆鎮派出所へ通報された。派出所の所長・楊春来は直ちに大捜査を行ない、法輪功学習者・張軍さんを連行し、車を押収した。

 翌日の午後、張軍さんの家族と6人の法輪功学習者たちが興隆鎮派出所に行って、法輪功迫害の真相を伝え、張軍さんの解放を求めた。張軍さんは紆余曲折を経てやっと家族に家まで迎えられた。法輪功学習者・于淑範さんと李岩さんは、法輪功迫害の真相を伝えている途中で、所長・楊春来に叱られ、追い出された。

 その後、警官は学習者を尾行し、法輪功学習者の于淑範さん、李岩さん、高亜斌さん、徐淑鳳さん、張さんの5人と運転手の孫鉄農さんを興隆鎮派出所に連れ戻し、ワゴン車の中にあった多くの法輪功真相資料を押収し、ワゴン車まで押収した。

 派出所で、警官らは運転手の孫鉄農さんに平手打ちを食らわしたため、孫さんは地面に座り込んで、ものが分からなくなった。李岩さん(男性教師)は「人を殴っては行けない」と大声で注意すると、数人の警官らに監視カメラのない部屋に引きずられ、手錠をかけられ、激しく蹴られ、革靴で顔を踏みつけられた。警官はまた「警察官を襲ったら、スタンガンを持ってくるぞ」と脅した。

 李岩さんは起き上がられなくなった。警官は5人の法輪功学習者に「今日のことは外で一切言うな、ネットで暴露するな、電話をかけるな、海外の学習者と国際社会に知らせるな。これらを守らないと、お前らの息子や孫まで審査の対象となり、いい仕事に就職できないぞ」と脅した。

 二、2020年4月に670人の法輪功学習者が嫌がらせを受ける

表2、2020年4月、嫌がらせを受けた法輪功学習者の地域別人数統計表

区        域 嫌がらせを受けた人数
河 北 省 156
吉 林 省 95
山 東 省 58
遼 寧 省 55
湖 北 省 53
重 慶 市 45
貴 州 省 38
四 川 省 29
湖 南 省 26
甘 粛 省 25
黒 竜 江 22
北 京 市 13
上 海 市 11
山 西 省 8
江 西 省 7
陝 西 省 7
天 津 市 6
寧   夏 4
安 徽 省 3
広 東 省 3
河 南省 2
内モンゴル 2
広 西 省 1
江 蘇 省 1

 三、2020年4月、19人の学習者が洗脳班の人員に強制連行される

 明慧ネットの統計資料によると、現在、中国の山東省、江西省、河北省、遼寧省、四川省などの地域では、再び洗脳班を設立し、法輪功学習者に「真・善・忍」を放棄させようとしている。

表3、2020年、洗脳班に送られた法輪功学習者の地域別分布表

区        域  洗脳班に送られた人数
河 北 省 14
山 東 省 3
山 西 省 1
重 慶 市 1

 ◇山西省晋城市の李秀英さんは洗脳班に強制連行され ショックを受けた母親が死亡

 李秀英さん(55歳女性)は山西省晋城市の法輪功学習者である。2020年3月11日、李さんは自宅から晋城市公安局開発区分局の警官らに連行された。警官は李さんの家からパソコン2台、プリンター、法輪功の関連書籍などの私物を押収した。

 李さんの85歳の母親は警官らが家のものをひっくり返し、散らかすなど暴力的な行為を目の当たりにし、恐怖で全身の震えが止まらなかった。さらには優しい娘まで連行されるとは思いもよらず、心が引き裂けるほど悲しんだ。その3日後、怒りと恐怖、そして我が子を心配する母親はこの世を去った。また、警官らはそれだけでは懲りず、2020年3月21日李さんの夫までも脅迫した。

 李さんは合聚グループに所属するホテルに拘禁され、強制的に洗脳された。情報筋によると、李さんは警官に「洗脳を受けなければ、お前の娘を停学にする」と脅迫したという。

 ◇河北省張家口市は洗脳班を利用して法輪功学習者を迫害

 明慧ネット2020年4月22日の報道によると、最近、張家口市赤城県の政法委は法輪功学習者を「転向」させるため、洗脳班を設立した。県の政法委は各郷、鎮に、「転向」していなかった学習者を連行し、家族の1人をつけて4月16~17日に設立する洗脳班に送り込むよう、命令を出したという。また、北京から招いた転向を強要する専門の者が学習者の「転向」を手伝いに来ることになったという。現在まで、30人の学習者がひどい嫌がらせを受けた。

 張家口市の法輪功学習者・趙林さん(68歳男性)は2020年4月7日午前9時過ぎ、同市勝利路派出所の警官らに連行され、張家口市留置場に拘禁された。先日、趙さんは蔚県洗脳班に送り込まれた。

 張家口市懐安県委員会と県政法委は、疫病の蔓延する中で、法輪功学習者向けの洗脳班を設立するようにという命令を受けた。各会社にも洗脳班を設け、一人も漏らさず「転向」させ、懐安県で3年間かけて法輪功学習者を「ゼロにする」と宣言した。

 1999年11月末から現在まで、懐安県懐安城鎮、柴溝堡鎮、左衛鎮、渡口堡郷、西沙城郷に住む三十数人の学習者たちがひどい脅迫を受けた。

 張家口市懐来県は近頃、法輪功学習者を連行したり、嫌がらせを働いたりした。また、懐来県大黄庄郷では法輪功学習者を迫害する洗脳班を設立した。

 2020年4月初め、張家口市張北県の県政府、610弁公室は張家口市政法委と共同で、油簍溝郷野狐嶺で洗脳班を設立し、学習者に対する迫害を行なっている。洗脳班に拘禁されているのは、以前法輪功を学んでいたが、今は学んでない人たちである。張北県大洼村の9人がその洗脳班に入れられており(他の郷と鎮の人数は不明)、全員に対して5日間拘束しなければならないと言った。

 ◇遼寧省は会議を開き、法輪功学習者を洗脳班に連行することを計画

 情報筋によると、先日、遼寧省は各市の責任者を集め、法輪功学習者を連行して洗脳班に入れることについて会議を開いた。各市の市長、市委書記は帰ってから、公安部門に具体的な内容を実施させるようにと指示した。彼らは「まず、学習者に法輪功を放棄するサインをさせ、サインしない学習者を洗脳班に送る」ことを計画したという。

 四、警官と裁判官は金銭をかすめ取る

 表4、2020年4月、警官が家宅捜索した際に略奪、もしくは、ゆすり取った現金の金額明細表

名   前  省   市 区、県 家宅捜索

ゆすり取った
現金の金額(元)

年齢
3人の法輪功学習者 天津市       3万  
白邵萍 遼寧省 錦州市   家宅捜索 3万  
郭佩蓉 吉林省 長春市 農安県   2万  
杨英龙 吉林省 長春市 農安県   2万  
滕玉国 遼寧省 瀋陽市 大東区 家宅捜索 1万2000  
郭佩蓉 吉林省 長春市 農安県   1万  
杨英龙 吉林省 長春市 農安県   1万  
徐战东 遼寧省 丹東市 東港市   1万  
李静 陝西省 咸陽市   家宅捜索 9000  
庄虾昌 広東省 汕尾市   家宅捜索 7500  
李义海 遼寧省 朝陽市 北票市 家宅捜索 5000  
赵秀珍 山東省 濱州市   家宅捜索 5000  
王晓林 山東省 煙台市 開発区 家宅捜索 5000  
王文杰 河北省 秦皇島市 青竜県   5000  
王老太 河北省 石家庄市 辛集市   4000 80
王艳芳 河北省 保定市 易県 家宅捜索 4000  
张秀芬 遼寧省 丹東市     3500  
童先珍 雲南省 昆明市     3000  
郝丽芹 河北省 秦皇島市 青竜県   3000  
杨广珍 山東省 臨沂市 莒南県 家宅捜索 2800  
郑映英 広東省 広州市   家宅捜索 2500 69
王延红(王艳红) 黒竜江 綏芬河市   家宅捜索 2000  
张甲花 黒竜江 綏芬河市   家宅捜索 2000  
刘艳芳 河北省 保定市 易県 家宅捜索 1500  
杨玉良 北京市   順義区 家宅捜索 1000  
陈良雨 河南省 濮陽市   家宅捜索 1000  
赵淑兰 黒竜江 ハルビン 双城区 家宅捜索 1000  
曾小英 湖南省 邵陽市     1000  
白亚清 吉林省 長春市   家宅捜索 1000  
一对夫妻法轮功学员 遼寧省 大連市   家宅捜索 1000 65
1名法轮功学员 遼寧省 撫順市   家宅捜索 1000 70
老关太太 遼寧省 撫順市   家宅捜索 1000 70
张三姐 遼寧省 撫順市   家宅捜索 1000  
祝琼仙 雲南省 昆明市   家宅捜索 1000  
彭玉信 安徽省 合肥市   家宅捜索 500  
刘灵改 河北省 保定市     500  
马白偶 河北省 保定市     500  
隋培玉 山東省 煙台市 栖霞市   500  
韩云文 山東省 煙台市 栖霞市 家宅捜索 500  
张素珍 四川省 遂寧市   家宅捜索 400  
杨梅 河南省 洛陽市   家宅捜索 300  
陈孝芬 四川省 遂寧市     100 76
谢明玉 四川省 遂寧市     80 70
周学效 四川省 遂寧市     40 72
占南征 湖北省 黄岡市 黄梅県 家宅捜索 30  
2020年4月、警官らが家宅捜索した際に強奪、もしくは強請りとった金額は22万250元である

 迫害の実例

 ◇遼寧省錦州市の白邵傑さん、他の複数の学習者が連行され、帰宅した

 2020年4月26日午後2時半ごろ、遼寧省錦州市の国内安全保衛部門の4、5人の警官らは、範家屯の治安主任・張凱に連れられて、突然、学習者・白邵萍さん宅に押し入った。そこで、法輪功の書籍数冊と法輪功の真相DVDなどの私有物を押収し、持ち去った。同時に白邵萍さんと妹の白邵傑さん(学習者)、妹の5歳の孫を強制連行した。そして、警官は白さんの家族から3万元(およそ45万円)をゆすり取り、夜の9時ごろ3人を解放した。

 ◇吉林省農安県宝塔派出所の警官は、郭佩蓉さんと楊英龍さんから2万元をゆすり取る

 吉林省農安県の法輪功学習者・郭佩蓉さんと、楊英龍さんは2020年4月、法輪功の資料を配っていた時、監視カメラに録画され、法輪功の真相を何も理解していない人に通報された。宝塔派出所の警官は2人の自宅に行き、2万元(およそ30万円)をゆすり取った。

 ◇遼寧省丹東東港市の法輪功学習者・徐戦東さん、1万元の罰金を科される

 2020年4月5日の午後、遼寧省丹東東港市の法輪功学習者・徐戦東さんは、人を救うために法輪功の真相を伝え終えて帰る途中で、尾行して来た開発区派出所の警官ら4人に、マンションの前で強制連行された。警官は徐さんに自白を強要した。徐さんは3日間拘束されたのち、1万元(およそ15万円)の罰金を科され、やっと解放された。

 ◇遼寧省瀋陽市の榺玉国さんは、5万元相当の物品と現金1万2000元を押収される

 2020年4月23日早朝6時30分、瀋陽市大東区朱尔村の法輪功学習者・榺玉国さんは、蘇家屯国内安全保衛部門の警官らと民主派出所の警官らに強制連行され、家宅捜索を受けた。そして、5万元(およそ75万円)相当の物品と現金1万2000(およそ18万円)元を押収された。滕さんは4月27日の午前2時ごろ解放された。

 五、108人の年配の学習者に対する迫害

 明慧ネットの統計資料によると、中共の法曹部門の関係者らは2020年4月、65歳以上の法輪功学習者たち108人に対して連行し、嫌がらせを働いた。そのうち、75人が不当に連行され、33人が嫌がらせを受けた。迫害を受けた最高年齢者は89歳である。

表5、2020年4月、65歳以上で、連行された75人の法輪功学習者の一覧表

名  前 区、県 帰宅状況 家宅捜索 ゆすり取った
現金の金額(元)
年齢
李秀芝 北京市   西城区 帰宅 家宅捜索   84
张景双 遼寧省 瀋陽市   帰宅     83
于老太太 遼寧省 撫順市   帰宅 家宅捜索   81
薛俊鹤 重慶市     帰宅 家宅捜索   81
华学香 安徽省 安慶市   帰宅 家宅捜索   80
李燕燕 安徽省 安慶市   帰宅 家宅捜索   80
宋香菊 安徽省 合肥市   帰宅     80
王老太 河北省 石家庄市 辛集市 帰宅   4000 80
张荷花 湖北省 黄岡市   帰宅 家宅捜索   80
黄春华 湖北省 咸寧市     家宅捜索   80
刘满风 湖南省 邵陽市   帰宅     80
刘大秀 四川省 遂寧市   帰宅     80

5人法輪功学習者

北京市   朝陽区 帰宅 家宅捜索   70歳~80歳
李宝慧 河北省 廊坊市 永清県 帰宅 家宅捜索   79
王珊 江西省 九江市 濂溪区 帰宅 家宅捜索   79
陈素兰 河北省 廊坊市 永清県 帰宅 家宅捜索   78
姜廷君 黒竜江 大慶市   帰宅 家宅捜索   78
施筱玲 上海市   静安区       77
陈慧艳 遼寧省 丹東市   帰宅 家宅捜索   76
陈孝芬 四川省 遂寧市   帰宅   100 76
俞杏红 湖北省 黄岡市 麻城市 帰宅 家宅捜索   74
梁展鸿 広東省 深圳市 福田区   家宅捜索   73
徐景芝 北京市   順義区 帰宅 家宅捜索   72
王凤清 遼寧省 本溪市         72
周学效 四川省 遂寧市   帰宅   40 72
鲍文辉 安徽省 安慶市   帰宅 家宅捜索   70
刘敏英 北京市   豊台区   家宅捜索   70
党炎文 甘粛省 白銀市   帰宅     70
达斯琪 貴州省 貴陽市   帰宅 家宅捜索   70
胡姨 黒竜江 ハルビン 香坊区 帰宅     70
王银珍 湖北省 孝感市   帰宅     70
老田太太 遼寧省 大連市 金州区 帰宅 家宅捜索   70
王金凤 遼寧省 大連市 金州区 帰宅 家宅捜索   70
老关太太 遼寧省 撫順市     家宅捜索 1000 70
贾瑞东 山東省 臨沂市 南山区   家宅捜索   70
老韩 山東省 日照市         70
李婆婆 四川省 眉山市   帰宅     70
王婆婆 四川省 眉山市   帰宅     70
李姓学员 四川省 遂寧市         70
谢明玉 四川省 遂寧市   帰宅   80 70
郑映英 広東省 広州市     家宅捜索 2500 69
杨中碧 四川省 遂寧市   帰宅     69
郑映庄 広東省 広州市     家宅捜索   67
张军 黒竜江 ハルビン 阿城区 帰宅     67
朱成霞 江蘇省 揚州市 儀征市   家宅捜索   67
朱大珍 重慶市   開州区       67
梁和平 北京市   懐柔区 帰宅 家宅捜索   66
李爱芳 山東省 東営市   帰宅 家宅捜索   66
赵春英 北京市   朝陽区 帰宅 家宅捜索   65
老朱太太 黒竜江 大慶市 肇州県 帰宅     65

王姓法輪功学習者

黒竜江 大慶市   帰宅     65

3人法輪功学習者

黒竜江 ハルビン         65
文文 黒竜江 ハルビン         65

1人法輪功学習者

湖北省 黄岡市 蕲春県 帰宅 家宅捜索   65

3人法輪功学習者

吉林省 長春市 農安県 帰宅     65

1人法輪功学習者

遼寧省 大連市 旅順口区       65
王燕 遼寧省 大連市         65

夫妻の

法輪功学習者

遼寧省 大連市   帰宅 家宅捜索 1000 65
金玉 遼寧省 錦州市   帰宅 家宅捜索   65
腾飞 遼寧省 瀋陽市   帰宅 家宅捜索   65
孙策贞 山東省 青島市 城陽区       65

1人法輪功学習者

四川省 成都市   帰宅     65
郑树德 四川省 遂寧市   帰宅     65

3人法輪功学習者

重慶市   開州区 帰宅     65
2020年4月、75人の法輪功学習者が不当に連行された

表6、2020年4月、65歳以上で、嫌がらせを受けた33人の法輪功学習者の一覧表

名   前  市  県区 家宅捜索  年齢  放浪生活
1人法輪功学習者 甘粛省 天水市 麦積区   89  
孙洁华 吉林省 長春市 德惠市   85  
郭老太太 吉林省 長春市 農安県 家宅捜索 85  
老郭太太 吉林省 長春市 農安県 家宅捜索 85  
熊文俊 四川省 成都市 大邑県   85  
王秀英 吉林省 長春市 楡樹市   83  
张声英 湖南省 懐化市     82  
郭爱香 陝西省 西安市     82  
于老太太 遼寧省 撫順市     81 放浪生活
张俊申 北京市   通州区 家宅捜索 80  
金运碧 貴州省 貴陽市     80  
谭凤群 四川省 成都市     80  
范慧娟 上海市   楊浦区   79  
舒裕芬 天津市   北辰区 家宅捜索 79  
李淑碧 重慶市       76  
刘运梅 重慶市   黔江区   75  
唐清英 湖南省 懐化市     73  
张俊英 吉林省 吉林市     71 放浪生活
李昌凤 四川省 德陽市     71  
2人法輪功学習者 貴州省 銅仁市     70  
郭仓 河北省 張家口市     70  
老朱太太 黒竜江 大慶市 肇州県   70  
龙德珍 湖北省 荆州市 公安県   70  
1人法輪功学習者 山西省 太原市 杏花嶺区   70  
邓少明 四川省 德陽市     70  
刘传凤 四川省 德陽市     70  
董姓同修 山東省 煙台市 莱州市   68  
吴姓同修 山東省 煙台市 莱州市   68  
许翠娥 湖北省 荆州市 公安県   65  
鄢道霞 湖北省 荆州市 公安県   65  
1人法輪功学習者 山東省 聊城市   家宅捜索 65  
1人法輪功学習者 山東省 聊城市 開発区 家宅捜索 65  

 迫害の実例

 ◇遼寧省瀋陽市83歳の学習者・張景双さんは連行され、住民が通報者を非難

 遼寧省瀋陽市83歳の法輪功学習者・張景双さんは、団長クラスの退役軍人で、瀋陽市砂山干休所に住んでいた。張さんは八一公園の付近で、不審者に通報されたため、2020年4月24日の午後に警官らに連行された。その後、住民たちは通報者を取り囲み、彼の行為を非難した。

 ◇遼寧省撫順市の81歳の学習者がやむを得ず、放浪生活に出る

 遼寧省撫順市の法輪功学習者の年配者(81歳)は、2020年4月2日の昼頃、撫順市順城区で災難時に身を守る方法を人々に伝えていた時、不審者に通報された。年配者はそこを離れて、雷峰体育場駅でバスを待っていた時に、パトカーに乗って来た警官と通報者に連行された。

 葛布派出所に着くと、年配者は拇印を強要された。午後3時過ぎ、警官は年配者の家に行き、家宅捜索を行ない、法輪功の書籍と法輪功の先生の写真、30個以上のお守りを押収した。年配者は再び派出所に引きずり込まれた後、夜10時過ぎに解放された。翌日の4月3日午後、警官はまた「派出所に出頭しなさい」と命じたが、年配者は行かなかった。このために現在、年配者は家を離れて、やむを得ず放浪生活を送っている。

 ◇上海84歳の法輪功学習者・許鳳卿さんは嫌がらせを受ける

 上海市楊浦区延吉街道控江路敦化小区の法輪功学習者・許鳳卿さん(84)は、法輪功を学んで20年になる。法輪功に出会って健康になった許さんは、毎日笑顔が絶えず、髪が銀色一色で顔色もよく、元気はつらつである。許さんがよく口にしている言葉に「法輪功に出会えなかったら、私はどうなっていたかは分かりません。大法はほんとうに素晴らしいです! 今まで国にどれだけの医療費を節約したでしょう! 子どもや孫に心配かけることはなくなりました」。しかし、この親切な年配者に対して、楊浦区公安局、国内安全保衛部門、610弁公室、延吉派出所などの関係部署は、「4.25」の敏感日を口実にして、許さんを監視させている。

 「4.25」を振り返ると、それは21年前に法輪功学習者と国家指導者が、平和的に問題を解決した日である。しかし、今ではいつの間にか「敏感日」と呼ばれるようになり、このような理不尽な取り締りは、法輪功の真相を伝えている善良な法輪功学習者たちにとって、大変深刻な問題となっている。

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(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/5/18/406330.html)
 
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