法輪大法を学んだ鄭さん姉妹が不当に拘禁された
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 【明慧日本2020年8月30日】(明慧ネット通信員=広東報道)広州の法輪功学習者・鄭映英さん、鄭映㛇さん姉妹は、2020年3月31日に外出した時、白雲区金沙洲の駅で、金沙派出所の警官により不当に連行された。7月10日、彼女たちに罪を着せる公文書が荔湾(れいわん)区の検察庁に提出された。鄭映英さんはすでに荔湾区の裁判所に起訴され、姉妹は現在、白雲区の留置場に不当に拘禁されている。

 1952年2月生まれの鄭映英さん(68)は、広州珠江ビール工場の退職者で、海珠区に在住している。中共が法輪功を迫害している最中の2008年、鄭映英さんは法輪功の修煉を堅持したため不当に強制労働1年を科された。

 鄭映㛇さん(63)は、揭陽(けつよう)市掲西県に住んでおり、一時は広州にも在住していた。

 3月31日、姉妹は2人で一緒に外出し、買い物をした帰りに金沙洲の駅で車両を待っていると、金沙派出所の副所長・李金全と、警官・頼雯君、馬燦容、張兵斌、鄭毅らが来て、身分証明書をチェックした。

 警官は、鄭映英さん姉妹が迫害の真相が書かれた紙幣(以下・真相紙幣)を持っていたとして、彼女達を不当に連行し、さらに、彼女たちの家を家宅捜索し、姉妹が持っていた真相紙幣、数個のお守り、家で読んでいた数冊の法輪功の書籍を押収した。

 姉妹は広州市第二留置場まで強制連行された。

 4月30日、白雲区検察庁で姉妹の不当な逮捕状が発布された。7月10日、案件は荔湾区の検察庁へ送られ、7月下旬、鄭映英さんは荔湾区の裁判所で無実の罪をきせられた。鄭映㛇さんへの不当な公文書は荔湾区の検察庁にまだ残されている。姉妹は現在、不当に白雲区の留置場に拘禁されている。

 広州市白雲区の法輪功学習者が罪に陥れられ案件は、通常、荔湾区に移されて処理される。2019年、荔湾区検察庁は、4人の法輪功学習者を不当に連行し、7人の法輪功学習者を不当に起訴した。迫害に参与した検察官は李凡、張恵、鄭鍵婕、梁炯鋒らである。

 法律監督機関として、荔湾区検察庁は憲法や法律に基づくのではなく、政法委員会の政策を命令し執行している。

 2020年8月20日、荔湾区政法委員会の書記・黄紅闖らは荔湾区検察庁に、中国の憲法や法律に基づくのではなく、中共の政法、政策に従うよう要求した。

 近年、荔湾区裁判所は法輪功学習者・呉健明さん、閻栄傑さん、徐智銀さん、劉欣さん、潘書萍さん、王家芳さん、馮光雲さんなどに不当な判決を下した。この案件を処理した裁判官は蔡正尭である。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/8/26/410970.html)
 
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