機縁を大事にし 多くの人を救う
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文/カナダの大法弟子

  【明慧日本2020年6月3日】私たち大法弟子は衆生を救い、師が法を正すことを手伝う使命があります。真に、着実に修煉し、三つのことをしっかり行なう努力をしてこそ、法を正す時期の大法弟子と言えます。

 以下は、私の最近の修煉において体験して会得したことです。師父に報告させて頂くとともに、同修と交流したいと思います。不適切な所があれば、ご指摘のほどお願いいたします。

 一、機縁が過ぎ去ったら戻ってこない

 中共ウイルスの中国から世界への急激な蔓延により、都市や地区が封鎖され、一瞬にして世界は静まり返り、私たちが面と向かって大法の真相を伝えることに、不便をもたらしました。

 私はアメリカにいる間にこの蔓延のことを知り、すぐにこれは大淘汰が来たのだ、一刻も早く人を救わなければならないと思い、その晩に電話番号を覚えている親戚や友達に電話をしました。そして彼らに三退させ、心から「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じるように伝えました。ある友達は、自分の両親や弟など自分の家族にも三退させました。またある親戚は、誠心誠意に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じたために、師父が親戚に超常的な出来事を体験させて下さいました。私はアメリカにいる時、カナダ用のSIMカード(携帯に装着する通信に必要なカード)を抜いて、アメリカ用のSIMカードを使っていました。しかし親戚は、私にカナダ用の電話番号で連絡できたと言い、さらには、しばらく話をしたと言うので、私も不思議に思い、2人の同修に私のカナダ用の電話番号に電話を掛けてもらったところ、通じませんでした。私はこのとき、師父が神の奇跡を起こしてくださったのだと分かり、親戚にこのことを伝えると、とても喜び、もう一度試しにカナダ用の電話番号に電話を掛けたところ、繋がりました。親戚はこの件で信服し、毎日しっかりと心から「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じたそうです。カナダに戻ると、中共ウイルスの蔓延により、観光地の観光客はいなくなり、ガランとしていました。以前、同修たちと一緒に大法の真相を伝え、人を救っていた場面が現在も目の前に浮かびます。

 師父は「今、大陸からの観光ツアーはますます多くなり、これは人間が違う環境で真相を聞くように按排されたのです。実は真相を伝える拠点こそ最前線で、真相を伝える最前線なのです」[1] とおっしゃいました。偶然にもある青年の同修がこの観光地に来て、2013年から今まで毎日途切れることなく、大法の真相を伝えました。観光客は最初とても少なかったのですがますます多くなり、2019年の観光の最盛期で、人が多いときには2時間程で、20台くらいの観光バスが来ました。私と同修では真相を全ては伝えきれないので、どのバスの人々にも横断幕を見てもらうために、行ったり来たりすることしか出来ませんでした。人々に危難のときに「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じるように伝え、早く三退させることに力を尽くしました。

 2019年の冬が近づく頃、私はアメリカに行く前、最後もその観光地へ行きましたが、当時は現在のような状況になるとは思いませんでした。当時、個人観光客の人だかりが一団また一団と、どの方向から来るのか見る前に、なぜだかもう目の前に来ており、まるで平地であるかのようで、どうしてだろうと同修と話していました。また、三退する人も多かったのですが、今思えば、師父は全てご存知で、私たちが人を救う心があるのを見て、観光客を呼び寄せてくださったのだと分かりました。

 また、この観光地で不思議なことが起こりました。ある日、同修が何気なく写真を撮ったとき、写真の中に多くの花びらがありました。私も携帯で空の写真を撮ると、写真の空には9輪の大きいピンクの花がありました。後から計算したら、この観光地にいつも真相を伝えに来ている者は9人でした。また、私とある同修が病業の症状が現れたとき、いざこの観光地に行くと、痛みは消えました。毎日観光地に来つづけると、3、4日後には病業の症状が消失しました。この観光地の場が、とても慈悲に満ちているのを感じ取ることができ、心地よく感じました。そして、空には多くの佛、道、神が、近くには師父の法身がいらっしゃるのが分かりました。

 中共ウイルスの発生で、1分1秒がこれほど貴重であることに気づきました。過ぎ去った時間はもう戻って来ません。したがって、私たちは師父のお導きを尊守し、時間を大切にし、三つのことをしっかりと行ない、修煉の道に心残りがないようにしなければなりません。

 二、電話での大法の真相説明をしっかり行ない、人を多く救う

 同修との交流で、迫害の加害者に電話を掛け大法の真相を伝えることは、救う力がとても大きいと聞きました。ある北京の迫害の加害者に電話をかけた時に、天目が開いた同修が、北京の上空に多くの佛、道、神が、場を清浄してくださっているのを見たそうです。また、師父の法身が上空に座って見られていたと聞き、私は奮い立ち、必ず湖北省の迫害の加害者に、電話でうまく大法の真相を伝えたいと思いました。

 ある湖北省の公安系の男性高官に電話を掛けたときの話です。電話が通じ、私は「こんにちは」と言うと、この高官は「あんたは誰だ?」と威圧的に聞きました。私は「この武漢肺炎は私たちの生活に大きく影響しただけでなく、命にも危害を及ぼしました」と言うと、私を遮って「誰なのか言わないなら、聞くわけがないだろう」と言い、乱暴に電話を切られました。

 この電話の前に、女性高官に電話を掛けたのですが、同じように凶暴な態度で、私が誰なのかを聞かれ、ありのまま「海外から掛けています」と答えました。その女性高官は「あんたたち海外の人とは話さないわ」と言い、荒っぽく電話を切られました。もう一度電話を掛けると、同じように言われ、それ以降は繋がらなくなりました。今回のことで私は、他のことはガタガタ言わず、単刀直入に話さなければならないと思い、気を静めてこの男性高官に電話を掛けました。繋がると高官は「あんたの話を聞く義務はない」と怒鳴りました。私は声のトーンを少し上げて「落ち着いて下さい。人の平安は、職業や役職の高低、貧富とは全く関係ありません。善悪だけが関係しているのではないですか? この疫病はなぜ武漢から起こったのですか?」と一字一句をはっきりと話しました。高官は次第に静かになり、一言も話さなくなり、ただ私が話しているのを聞いていました。「法輪功は世界100カ国以上に伝わっている佛家修煉大法です。歴史は鏡です。当時ローマ帝国は、キリスト教徒を弾圧していましたが、この大国でさえもペストの大流行により滅びました。中共は自らの違憲や違法の行為を顧みず、法輪佛法を誹謗中傷し、中国の国民に佛法を敵視させ、迫害に加担させ、国家機関すべてを利用して20年以上にわたり法輪功を酷く迫害しています。法輪功学習者への酷刑や学習者から生きたまま臓器を摘出し、命を奪い、数えきれない家庭が崩壊させられました。それらの悪事は人道に反する罪、酷刑罪、ジェノサイド罪を犯しました。中共の法輪功への迫害は中華民族に大きな災難をもたらし、特に法曹機関の人々は直接に学習者への迫害に参与しているため、受けた害は最も深刻です。実は法難は人間の難です。社会と国を制約し平衡を保つのは政党ではなく、『天』が主導しており、その基準は不変であり、変化しているのは人の心です。特に中共政権はこの数十年の間、中国の伝統的な道徳や信仰を破壊しました。長期にわたる善悪の反転した洗脳や暴力による脅迫で、中国人の道徳は急速に低下しています。正義と良識を識別する能力や、堅持する能力を根本的に失いました。中国では昔から、『善には善の報いが、悪には悪の報いがあり、時が来れば必ずそれ相応の報いがくる』と言われています。2003年のSARSは警告と言え、今回の武漢肺炎はより深刻な警告です。犯罪行為を停止しないなら、今回は免れることができても、次回のより深刻な警告では逃れられないでしょう。私たちがいる時代は、世紀の新旧が交代する時代であり、新しい紀元が誕生します。法輪功は人の心を浄化します。あなたが真・善・忍を認めることで、未来に向かうことができ、中共に従えば歴史に淘汰され、極度の苦痛の中で中共の犯した罪を償わなければなりません。もしそうなれば、私は非常に胸が痛いです」

 「法輪功学習者はこのような厳しい迫害の状況下で、命の危険がありながらも、大いなる善と忍の精神に基づき、中国人に大法の真相を伝えたり、災難の中でどのように自分を守るのかを人々に教えるなど、これらは一般の人にできることではありません。私たちは多くの中国人が親切だと分かっているので、災難の中であなたたちの貴重な命が失われるのを見たくありません。また、中国と北朝鮮だけが世界でネット封鎖をしていますが、国にインチキなことがなければ、ネットなど封鎖しません(この部分はオブラートに包んで伝えた)。大法の真相を理解し、共産党の悪の本質を認識して脱退し、そして『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と覚えていれば、平安を守れます。あなたの平安と幸福を願っています」

 電話を切ろうとした時、この高官が小さい声で「本当なのか」と言いました。私は高官が話を受け入れたと思いました。明確な態度は出していませんが、考えようとしており、今後の決定に良い役割を果たすことができると思いました。

 他にも例があるのですが、時間の関係上言わないことにします。人を救う過程は止むことはありません。中共ウイルスの発生以来、師父が説かれた法のある一文がずっと私の頭の中にあります。「皆さんは残りのことにしっかり取り組み、悔いのない修煉過程をもって未来へ向かってください。皆さんが悟りと成果を得られるよう祈っています!」[2]

 法を正す過程は急速に進んでおり、私たちに残された時間はあまり残っていません。この時間は衆生を救うための時間、また、私たち自身が成就するための時間です。人心と様々な執着心を放下して法に同化できれば、多くの人を救うこと、または三つのことをしっかり行なうことができ、師父について真の家に帰ることができます。

 師父の慈悲なる済度に感謝いたします!

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『二〇一三年米国西部国際法会での説法』
 [2] 李洪志師父の経文:『カナダ法会へ』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/4/16/403692.html)
 
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