豪学習者、「4.25」精神を継承し真相を伝える
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 【明慧日本2020年6月7日】今年の4月25日は、「4.25平和陳情から21周年。21年前、法輪功学習者たちが陳情するに当たり、その理性的、平和的な姿は世界に広がり、「人類の道徳の記念碑」と呼ばれている。しかし、同年7月、中国の元国家主席・江沢民が権欲と嫉妬心からすべての国家機関、権力機構を利用して法輪功に残酷な迫害を開始した。これまでの21年間、法輪大法は全世界に広がり、法輪功学習者たちは理性的、善なる態度で真相を伝えている。学習者たちが平和的方法で迫害の停止を呼びかけるのは、法輪功の「真・善・忍」という基準を着実に実践しており、「4.25」の平和的な精神を継承しているからだ。


1999年4月25日、1万人以上の法輪功学習者が中国北京で平和陳情

 中共ウイルス(武漢肺炎)が発生し蔓延して以来、中国共産党(以下、中共)による法輪功学習者への迫害は凄惨を極めている。これに対して、海外の学習者たちは、様々な平和的かつ理性的な方法で中共の邪悪さを暴露し、世の人々に中共から離れるよう促し、真相を伝えている。

 法輪功の真相を理解し、中共を離脱することはウイルスの特効薬

 2020年3月中旬に中共ウイルスがオーストラリアで大流行して以来、豪全土のチャイナタウンや繁華街の観光客が激減している。学習者たちは真相を伝えるために、華人の商家に一軒ずつ資料と新聞を配り、ショッピングモールやコミュニティーで資料を大量に配布した。その時、学習者たちはある変化に気づいた。それは、ずっと真相の新聞を断り続けていた華人の商家が反対しなくなったことである

 さらに学習者は、各級すべての役人に英語版の「ウイルス真相 特別号」を配布し、またある学習者は地元の議員に連絡して法輪功の真相を伝えた。多くの学習者は各コミュニティーの住民一軒一軒に英語版の「ウイルス真相 特別号」を配布し、より多くの人々にこのウイルスの爆発的急増の原因は、中共が真相を隠したためだと伝えたのだ。

 中共ウイルスの影響で、観光地では観光客がいないため、一部の学習者たちはメールを送信したり、あるいは電話やソーシャルメディアなどを通じて、中国人に真相を伝えている。

 観光地で真相を伝え、三退を勧めている陳さんは、ソーシャルメディアを通して、中国人に中共の洗脳宣伝を識別できる方法を伝えた。陳さんは中共ウイルスが蔓延している期間、中国人は真相を理解し、その邪悪さを正視し、中共を離脱し、善を守ることが、中共ウイルスを防止する最良の方法、特効薬だという。

 1999年、「4.25の1万人陳情」は中国、海外ともに衝撃を与えた。中国の歴史上最大にして最も合理的で、最も円満な平和的陳情と言える。海外各国のメディアが「4.25」事件について報道し、世界中の多くの人々が法輪大法について初めて知ったのである。

 1998年、ブリスベンで法輪功を習得した学習者・羅さんは「『4.25』の事件後、地元の華人はそれについて議論しました。新聞記事を読んで、いったいどんな団体なのか皆が知りたかった。この報道により法輪功学習者だと分かり、本当に素晴らしいことだと思いました」と回想した。

 学習者・陳さんは華人コミュニティーの間でも、「『4.25』の平和陳情は1989年天安門事件の次に、大規模な陳情で、しかもその日に円満解決されました。また『4.25』の事件後、法輪功が人々の注目を集め、ブリスベンだけでも1箇所だった煉功点が20箇所以上になり、オーストラリア全土ではさらに増えました」

 メルボルンの学習者・樊さんは次のように話す。「1999年4月25日から既に21年経ちました。毎年、この日になると我々は様々な方式で祝っています。何年もずっと真相を伝えることによって、多くの人々が法輪功を理解し、中共が法輪功を弾圧する本当の理由がわかるようになりました。そして、真相を理解した市民は、迫害停止を支持するために署名をしてくれたのです。つまり、多くの人々はこの社会で、『真・善・忍』が必要としていることを示したのです。私たちにとって多くの人々が真相を理解することは、とても嬉しいことです」

 また樊さんは「この20年、中国の国内法輪功学習者にしても、海外の学習者にしても、すべて『4.25』という日の精神を守り、平和的、理性的及び寛容的態度で世の人々に真相を伝え、良知を呼び起こそうとしています。今、法輪功はさらに多くのオーストラリア国民、政治家から支持を受けています」

 樊さんはまた、「しかし、中共が法輪功に対する弾圧を止めたことはありません。中共ウイルスが大流行し、とても深刻な状況の現在でも、中共は依然として『真・善・忍』の教えを遵守している学習者たちを執拗に逮捕しています」

 さらに樊さんは、「今年、中共ウイルスの影響で政府が外出自粛禁止令を発令しました。私たちは万里の長城のイベントで真相活動を王子橋まで行って行なうのが難しいけれど、真相を伝えるのも停止していません。中国に電話で真相を伝える学習者がいれば、ソーシャルメディアで、手紙で、真相を伝える学習者もいます。いずれにせよ、中共が法輪功に対する迫害を止めていないのなら、私たちは真相を伝えるのも、停止してはいけないのです。中共が審判される日まで、伝え続けて行きます」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/4/30/404561.html)
 
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