フィンランド市民 法輪功への迫害停止を支持
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 【明慧日本2020年6月24日】5月23日、フィンランドの首都ヘルシンキはとても良い天気だった。太陽は輝き、ここ数カ月間に人々が中国共産党(以下、中共)ウイルスから感じてきたストレスは、幾分和らいだのかもしれない。大通りでは、人通りもこれまでより少し多めであった。10人以下であれば公に集まることが容認されており、法輪功学習者(以下、学習者)はカンピ(Kamppi)ショッピングセンター広場前でイベントを開催し、人々に功法を紹介するとともに、中共が法輪功に対して20年余りにわたって続けてきた残酷な迫害を訴えた。 

 大学生のルヒ(Louhi)さんは、テーブルの前にまっすぐやって来て、迫害停止を求める署名をした。そしてルヒさんは「私はずっと、あなた達を見ていました」と言った。学習者は、ルヒさんに繊細で手作りの蓮の花のペンダントを贈った。ルヒさんはそのペンダントの文字を見て、「真・善・忍はとても素晴らしい価値観です。私にとって特に『忍』がとても重要です」と語った。それから学習者は、中共がいかに法輪功を迫害してきたか、そして学習者に対する生体臓器狩りについて説明した。ルヒさんは「(法輪功への)迫害は、絶対に容認できない」と言った。

 YouTube番組を制作しているニコ(Nico)さんは、法輪功のために番組を制作して彼のSNSにアップしたいと考えていた。ニコさんは学習者に「一緒に法輪功の番組を制作しませんか? 私は数年前に法輪功への迫害を知りました。しかし、マスメディアは今もなお、あなた達に関するニュースをめったに報道しません。私は、もっと人々に関心を持ってもらいたいのです。もっと皆さんのことを考えてもらうにはどうしたらよいのかと思っていました」と語った。ニコさんは学習者と中共について活発に意見交換し、そして法輪功や迫害に関する資料をいくつか持ち帰って、ニコさんの制作チームと読みたいと語った。学習者はニコさんに『慈悲』(Compassion)という雑誌を渡した。そこには、中共からの迫害で、すっかり変わり果てた学習者の写真があった。それを見たニコさんはとても驚き、「(この迫害は)なんて酷いんだ」と言った。

'图1~4:路人纷纷表达对法轮功的支持,签名呼吁制止迫害'

法輪功への支持を表明し、迫害停止を求める署名を行う通行人

 ニナ(Nina)さんはフィンランドのスウェーデン人。ニナさんもまっすぐに署名しにやって来て、法輪功への迫害停止を支持した。ニナさんは「私の兄弟はずっとチリで人権活動に力を尽くし、当時の独裁政権(ピノチェト独裁政権)に反対しました。だから私は、あなた達の活動がとても重要だと知っています」と言った。彼女はまた「あなた達の幸運をお祈りします! 中共は隠ぺいばかり。世界は今、はっきりと目を覚ます時がきたのです。私達には、できることがたくさんあります」と語った。

 法輪功については、テントそのものの両側にも印刷されている。一方は、法輪大法が肉体的にも精神的にも人々に恩恵を与えるという内容で、もう一方は中共の生体臓器狩りを説明する内容である。キム(Kim)さんは、テントに印刷された内容をとても真剣に見ていた。キムさんは「毛沢東の時代、多勢の中国人の命が奪われた。長征も嘘だ」と言った。キムさんはまた、文化大革命に対する認識を学習者と分かち合い、中共の本質を明確に理解した。最後に、キムさんはとても喜んで迫害停止に署名した。

 タムザ(Tamza)さんは、フィンランドに移住したガンビア人。タムザさんは人権に関する署名活動を見てすぐにやって来て、署名したいと言った。学習者が「これがどういうことなのか、ご存知ですか?」と尋ねたところ、タムザさんは「何が起きているのか教えてください」と答えた。学習者は、法輪功が中国で迫害されていると説明した。タムザさんは「私は、あなた達の気持ちを心から理解します」と言った。最後にまた「どこであなた達にお会いできるでしょうか。私は、あなた達の活動に参加します」と話した。

 サナール(Sanar)さんは背の高いエストニア人である。サナールさんは「気功にとても興味があります。インターネットでいくつか学ぼうとしていました」と言った。学習者が現地の集団煉功の時間と場所をサナールさんに教えた。夏にフィンランドの学習者がヘルシンキ公園の屋外で集団煉功していると知ると、サナールさんは市の中心部で仕事しており、仕事が終わったら直接行くことができると話した。実はサナールさんはかつて、中国へ観光に行ったとき、詐欺師に多額のお金を騙し取られたことがあった。このことで中国にとても悪い印象があったのだが、学習者は「実は中共が中国を支配したことで、中国人の道徳がひどく悪化しました。あなたのような西洋人に対してだけでなく、中共は中国人に対してもひどく迫害しており、はなはだしきに至っては生体臓器狩りまで行っています。中国がよくないのではなく、中共がよくないのです」と説明した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/5/27/406929.html)
 
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