【明慧日本2020年5月4日】1万人に上る中国の法輪功学習者は1999年4月25日「真・善・忍」に対する信仰を守るため政府に平和的な陳情を行なった。その規模と平和的で理性のある陳情は世界を感銘させた。2020年4月25日、フィンランドの法輪功学習者は毎年、同様に、中国大使館の前で「4.25」を記念し、中国共産党の法輪功に対する迫害に抗議した。
法輪功学習者の心からの声「迫害は必ず停止しなければならない」
1995年に修煉を始めた董さんは「『4.25』は私とすべての学習者にとって特別な日になります。21年前の今日は、世界を感銘させた1万人の法輪功学習者の平和的で理性のある陳情、合法的な修煉の環境を求めただけだったのですが、意外なことに、中共の暴政の迫害の口実となってしまったのです。この狂った迫害はいまでも続いています。「真・善・忍」を学んで善い人を目指す1人の法輪功学習者として、心からの願いが一つあります。それは迫害を停止し、自由を中国人一人一人に返してほしいのです。これが今日ここに来た理由です」と話した。
イタリア国籍の法輪功学習者・ナザさん(男性)は、本日の「4.25」を記念する活動に参加し「私は全世界の学習者と同じように、中国大使館の前に座り平和的な抗議を行ない、中国の法輪功学習者に対する迫害を制止し、世界に中共の邪悪な行為と野蛮な人権侵害を非難するように促したい」と話した。
元中国広東省の法輪功学習者・朱洛新さん(女性)は、法輪功に対する信仰を放棄しないために、不当に懲役10年の実刑判決を下された。朱さんは拘禁された刑務所で、手かせや足かせを掛かられて独房に閉じ込められ、数年間にわたり単独で洗脳を受けさせられ、強制労働を強いられるなどの心身に対する迫害を受けたという。朱さんは「中共の隠蔽によって中共ウイルス(武漢肺炎・新型コロナウイルス)は世界に広がり、人々は中共政権が人類に危害を与える本質を見抜いて、早めに中共邪霊と一線を画し、素晴らしい未来を選択してほしいのです」、「近い将来人類は中共のこの邪悪な悪魔に対して審判が行なわれることを確信しています」と話した。
フィンランド市民「誰一人として中共を許すことはできない」
子犬を連れて散歩していた女性は、自宅はこの付近にあると言い、法輪功学習者の臓器が中共に収奪されていることは知っているという。交流の中で中共は法輪功とほかの宗教団体を迫害しているだけではなく、世界の人々をも迫害しているという話までに及び、現実に中共ウイルスが全世界に被害が及んだことは事実である。彼女は「私は確信していますが、全世界が協力して中共を起訴することになります。今回は誰1人として中共を許すはずがないでしょう」と話した。
ある男性が尋ねてきて、何をしているのだろうと思い見に来たという。彼は「独裁政権に反対しているのであれば、すべてを支持します。私は永遠にあなたたちの側に立ちます。
一組の夫妻は子供の荷物を運んでいた。法輪功学習者を見かけて不思議に思い、この人たちは何をしているのだろう? 活動の目的を知った夫妻は法輪功の事はよく知っているという。最近の感染症について奥さんは憤りをもって話した。「中共ウイルスが原因で私は仕事を失いました」と話し、中共のデーターは信じていないと話した。
もう一組の年配夫妻は、ニューヨークに住むフィンランド人である。(コロナウイルス感染症で)米国は欧州からの入国を禁止したため、帰国することができず、5月になって帰国できるのを待っている。夫妻は中国政府が公表したデーターは信じていないという。夫は「アメリカの感染者数は減少しています。トランプ大統領は企業をサプライチェーンアメリカに戻す言っていますが、これはいい事です」と言った。夫妻と交流する中で学習者が「新型コロナウイルス」という呼び名を「中共ウイルス」に改名すべきだというと、妻は「その通り、その通りです。中共ウイルスなのです」と言った。