米国務長官 「中共は世界に甚大な被害をもたらした」
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 【明慧日本2020年6月25日】中共ウィルスは全世界で猛威を振るい、数百万人が疫病に感染し、数十万人が亡くなった。米国務長官のポンペオ氏は中国共産党(以下、中共)が、全世界に甚大な被害をもたらしたと厳しく非難した。

ポンぺオ氏「中国は残虐で、専制的な中共政権に統治されている」

 ポンぺオ氏は5月20日、国務院が開催した記者会見で、「メディアは現在の伝染病のもたらす危険に焦点を当てているが、私達はもっと大きな挑戦に直面しており、この課題は共産主義の中国から来ました。まず、基本的な事実は、1949年以来、中国はずっと残虐で独断的な中共政権に統治されました」と述べた。

 「数十年来、米国はずっと貿易、科学技術交流、外交活動を通し、WTOに加入し、この政権(中共)が私達のようになると思いましたが、結局は事の成り行きが希望とは逆になりました」

 「私達は中共がイデオロギーと政治上で自由国家に対して敵対している程度を大いに過小評価しました。全世界がすべてこの事実を意識しています」

 「ピューリサーチセンターが最近行なった世論調査によると、アメリカ人の66%が中国(中共)に対して否定的な見方をしています。これは中共政権の本質がもたらした結果ですが、中共の本質はいままでずっとこのようです」

 「中共の中共ウイルスに対する対応が、米国の共産主義中国に対する更に現実的な理解を加速しました。中共はウイルスの見本を破壊し、人々にウィルスを理解させず、米国に保管を依頼しませんでした」

 「中共の軍隊は南シナ海でベトナムの漁船にぶつかって沈め、マレーシアのエネルギーの探査を脅し、一方的に漁業の禁止を宣言しました。米国はこれらの違法行為を厳しく非難しました」

 ポンペオ氏は、中共がオーストラリアに対して経済的手段で報復したことを厳しく批判した。「オーストラリアが中共ウイルスの起源に対して単独で調査を行なうと要求したため、中共はオーストラリアに報復した。中共は間違っています」

 彼はオーストラリアの単独での調査の要求を支持し、「今すでに120余りの国家は米国に対して、中共ウイルスの起源を調査するように求めています。調査することで私達は問題がどこにあるかを理解し、生命を救うことができます」

 「中共は世界保健機関の事務局長・タンデサイ氏に圧力をかけて、台湾をジュネーブの世界保健総会から排除するよう求めました」、「タンデサイ氏と北京の異常に親密な関係はこの大きな伝染病が発生する前にすでに始まりました。これは恐怖を感じさせます」と述べた。

 習近平は「中共のすることなすことはオープンで、透明性があり、責任を負うのです」と公言した。ポンぺオ氏は「私はそのように望みます」と表した。「しかし、今日まで、中共は調査人員が関連している施設に入るための許可を引き続き拒絶しています。中共は今なお生体ウイルスのサンプルを保留しています。中共は国内の中共ウイルスに対する討論を引き続き検閲しており、もし中共が本当に開放と透明さを示すとしたら、とても容易に記者会見を開催し、今回の記者会見のように、そして記者が習近平にいかなる問題をも提出するのを許すはずです」

 「無能な中共政権のために、全世界は甚大な被害を被りました。中共ウイルスはすでに9万人余りのアメリカ人を死亡させ、3600万人のアメリカ人を失業させ、9兆ドルの経済的損失をもたらしました」 

 彼は台湾について「蔡総統の就任を祝賀します。台湾の民主的なプロセスはすでに熟しており、世界の手本になりました。外来からの巨大な圧力にもかかわらず、台湾はすでに人民に声と選択を与える知恵を示しました」と言及した。

 ポンぺオ氏は香港について「香港が中国に対して『高度な自治権』があるかどうかについての決定は、未だに未確定です。私達はそこで発生した事を注意深く見守っています」と言及した。

 またポンペオ氏は長期にわたり形成した事件や事柄が込み入っている米中の複雑な関係を、私達がどのように処理するか、どのように対応するかについて言及し「中共が世界にもたらしたこの災難にどのように対応するのか考え始めています」と語った。

 「私は大統領の前で現政権がこれに対してどのように対応するかについて議論したくありませんが、あなたはすでに概要が見え始めました。私は5G国家安全保障局とこの点について話しました。米国の優先権を確保し、この外交政策を調整し適切な方法で、中共が米国にもたらしたこれらのリスクに努力し対応するように努めてください」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/5/24/406766.html)
 
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